イルカと少年の歌 の商品レビュー
小さな港町で仲間外れにされている少年フィン、はじめの設定に無理があるようにおもいますが、少年が自分が本当は何かを知り、友達を得る事で自信を持ち、仲間を助けようと懸命になる。友達も、初めは謝罪の気持ちから、そして彼についてわかっていくことでチームとなり協力していく。 戦争など社会問...
小さな港町で仲間外れにされている少年フィン、はじめの設定に無理があるようにおもいますが、少年が自分が本当は何かを知り、友達を得る事で自信を持ち、仲間を助けようと懸命になる。友達も、初めは謝罪の気持ちから、そして彼についてわかっていくことでチームとなり協力していく。 戦争など社会問題をテーマにした作品で知られる著者の、環境問題をテーマとした物語。 日本では、人魚を連想してしまいますが、スコットランド地方にはセルキー伝説というアザラシのお話があるそう。 高学年から
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海辺の小さい村の誕生日パーティーに招待されなかった子どもの話から意外な展開に。 突拍子もない話かと思いきや、少年と父親、それぞれが変わっていく様子に無理は感じられず、環境問題にも自然に関心が持てるように思います。 高学年におすすめ。
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昔話のような都合のよい展開や人物造形、人物配置が続くけど、リアリティよりわかりやすさをかなり優先している感じなのかな。 ヤングアダルト小説というよりは児童文学。 映画の『フリー・ウィリー』や『フリッパー』的な明るさ、分かりやすい悲しみ、分かりやすい善悪、総合的な子供向け感を覚えま...
昔話のような都合のよい展開や人物造形、人物配置が続くけど、リアリティよりわかりやすさをかなり優先している感じなのかな。 ヤングアダルト小説というよりは児童文学。 映画の『フリー・ウィリー』や『フリッパー』的な明るさ、分かりやすい悲しみ、分かりやすい善悪、総合的な子供向け感を覚えました。 (これらの映画は好きです) 地の文も「(人名)は(人名)に(行動)した」というようなト書き的表現が目立つ印象。 カタカナ人名が次から次へと出てくるからそう感じるだけなのかなあ。 英米児童文学はどうも映画化狙いの意図がちらつく気がします。
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