一生モノの教養が身につく世界の古典必読の名作・傑作200冊 の商品レビュー
外務省のラスプーチンと呼ばれ、逮捕失職も経験している佐藤氏監修の古典リスト。 哲学のみならず歴史や漫画などにも広がっており、俯瞰的に古典を眺め、知らない本を読書リストに追加する使い方がおすすめ。 願わくばもう少し書評を拡充してほしかったが、冊数の関係で仕方がないか。
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200冊の内、近代ヨーロッパ哲学と国内哲学本が多数を占める極めて偏った「古典」紹介本。 特に明治維新から大東亜戦争敗戦までの、国家主義者、極右の著作をこれほど多数紹介しているのは稀少といえる。読書家として索引用に置いておくべき一冊。
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監修は佐藤優氏です。 佐藤氏が推薦文を書いているわけではなさそう ですが、選定は佐藤氏のようです。 序文にて佐藤氏は、この200冊の中から4〜5冊 だけでも「読んでみよう」と思ってもらえたら 幸い、と書いています。 その言葉に少し心が軽くなります。なぜなら全 く知らない古典...
監修は佐藤優氏です。 佐藤氏が推薦文を書いているわけではなさそう ですが、選定は佐藤氏のようです。 序文にて佐藤氏は、この200冊の中から4〜5冊 だけでも「読んでみよう」と思ってもらえたら 幸い、と書いています。 その言葉に少し心が軽くなります。なぜなら全 く知らない古典なども紹介されているからです。 「教養を身につけるために読まなくては」と構 えることではなく、「ふーん、こういう本もあ るのか」という程度に、新しい知識を得られた と、前向きにとらえるべき一冊です。
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腰巻に佐藤の近影があるが「監修」で、選書と執筆者20名/彼はリストに入ってない坂口弘死刑囚の『浅間山荘1972』に読書論のうちに言及し、「最初の同志殺害で印旛沼に埋めた実行犯4名はアジトに戻ってきたとき異様な屍臭がした。坂口は彼らを喫茶店に連れて行き大変な誤りだったと謝ろうとした...
腰巻に佐藤の近影があるが「監修」で、選書と執筆者20名/彼はリストに入ってない坂口弘死刑囚の『浅間山荘1972』に読書論のうちに言及し、「最初の同志殺害で印旛沼に埋めた実行犯4名はアジトに戻ってきたとき異様な屍臭がした。坂口は彼らを喫茶店に連れて行き大変な誤りだったと謝ろうとしたが言葉が出なかった。ここが連合赤軍事件のひとつの分節点だった」すぐれた古典には人を立ち止まらせる力がある/高橋義孝「教養とは泣き面である」わからないものを必死に努力すること。『資本論』はわざと難解に書かれているが完読の満足度大きい
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政治色強めに感じました。 普段手に取らないような政治や戦争、思想の本を 見開き1ページで紹介しているので、今後の本選びの参考になりました。
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