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コンピュータの数学 第2版 の商品レビュー

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2024/05/27

原題は「Concrete Mathematics: A Foundation for Computer Science」コンピュータサイエンスのための数学であることは間違いないが、必ずしもイコール「コンピュータの内部にある数学」ではないことに注意したいところだ。大雑把に広く言えば...

原題は「Concrete Mathematics: A Foundation for Computer Science」コンピュータサイエンスのための数学であることは間違いないが、必ずしもイコール「コンピュータの内部にある数学」ではないことに注意したいところだ。大雑把に広く言えば「離散数学」の範疇だ。どちらにせよコンピュータサイエンスまたはそれに近しい分野を大学で専門に学べば必ず出会う分野と心得る。 漸化式、和の公式∑、整数論に二項係数、離散系の確率やオーダ記法…。 元々は1980年代に出た古い本で、日本でも90年代前半には日本語訳が流通していた。私個人も高校時代に大型書店には巨大で真っ黒で存在感のある本書を見かけて、「いつかこの本を理解できるようになりたい…」と羨望の眼差しで見ていた記憶だ。 大人になって理解ができるようなった、という点では胸を張りたい。 とは言え、受験数学をしっかりこなし、理工系大学に進む資格を持った人なら十分高校レベルでも理解できる内容になっている。 雑談によくそれるのもクヌース先生らしい特徴。数学も理解した上で、コンピュータサイエンスを深めていきたいものだ。

Posted byブクログ

2021/01/21

扱っている話題:漸化式,Σ計算,ガウス記号をはじめとした整数関数,mod,素数,二項係数,特別な数,母関数,離散的確率,漸近近似 コンピュータ分野によく出る離散数学についての分厚い教科書。表紙にあるΣは,その肝となる概念で,事前に高校数学レベルの知識は欲しい。 完璧に読むのは...

扱っている話題:漸化式,Σ計算,ガウス記号をはじめとした整数関数,mod,素数,二項係数,特別な数,母関数,離散的確率,漸近近似 コンピュータ分野によく出る離散数学についての分厚い教科書。表紙にあるΣは,その肝となる概念で,事前に高校数学レベルの知識は欲しい。 完璧に読むのは難しいので,必要なトピックをつまみながらゆっくり埋めていく感じで読む予定である。

Posted byブクログ

2020/11/03

https://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320124646 https://www.pearson.com/us/higher-education/program/Graham-Concrete-Mathematics-A-Fo...

https://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320124646 https://www.pearson.com/us/higher-education/program/Graham-Concrete-Mathematics-A-Foundation-for-Computer-Science-2nd-Edition/PGM55614.html

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