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かならず先に好きになるどうぶつ。 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/12/23

糸井さんの本は4冊ほど読ませていただいていますがその中でも特に良かった印象があります。ブイヨンを通して教えてくれる糸井さんなりの死生観。とても好きでした。 以下は自分へのメモです。 見たくない人にはごめんなさい。 ・すべては未完である、むりに直そうとしたりしなくていい ・何事...

糸井さんの本は4冊ほど読ませていただいていますがその中でも特に良かった印象があります。ブイヨンを通して教えてくれる糸井さんなりの死生観。とても好きでした。 以下は自分へのメモです。 見たくない人にはごめんなさい。 ・すべては未完である、むりに直そうとしたりしなくていい ・何事も"過ぎない"ことが大切、恋し過ぎない、悲し過ぎない ・好奇心はわたしを変えてもいいという覚悟 ・「たいしたことない」でさばさばしていられるように ・冷たい人と思われてしまおうと勇気を出して決めてしまう、誰かがその役を引き受けないとみんなが不幸になってしまうから、こうしたらどうだろう?の提案をするために何かを決定することの大切さとその練習 ・『ほんとにやろうとしている人』になること ・得でないことを当たり前のようにできること ・ちゃんと"真剣"になるということ ・いつかやろうと思うことの"いつか"は"もう、いま"じゃないのかい ・なにをどれくらいできるのか、なにをどれくらいできないのかを知る ・趣味は明日も生きようと思わせてくれるもの、それは仕事であるかもしれない ・読まない自由がある相手に書いている ・この世にいないのにちゃんと話し相手になってくれる、ソファでもお墓でも、話そうと願えばかならずやってきてくれる、報告やむだなことも ・かわいそうと思うのをやめる、かわいそうと自分が思われたくないから、続けていくしかないからかわいそうでは止まれない ・かわいさには加速がついたようにかわいくなるから、最初はもはやかわいくないくらい ・あっちの世界はどうなのかな ・無口な人はたくさん考えている、だから彼女に、思いを馳せてみる ・らくじゃないことをへっちゃらでやる教育

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2023/04/29

子ども達が地団駄をふむように 泣き喚くように わたしが心の底から欲しいものはなんだ⁇ そういう、欲しがる強い気持ち。みたいなのを、大人になると弱くなるな…って思って言葉にしてたところに、 犬がオヤツを隠す気持ち 子どもが枕元のおもちゃを眺めていたような胸の鼓動 という一文を目にし...

子ども達が地団駄をふむように 泣き喚くように わたしが心の底から欲しいものはなんだ⁇ そういう、欲しがる強い気持ち。みたいなのを、大人になると弱くなるな…って思って言葉にしてたところに、 犬がオヤツを隠す気持ち 子どもが枕元のおもちゃを眺めていたような胸の鼓動 という一文を目にして。なんかとても共感、あーそれそれ!その感じ!!

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2022/05/21

半年ほど前に旅立ったペットへのおもいと重なりました。気付いたら涙を流しながら読んでいました。 その他にも心がじーんとあたたかくなる言葉たちがたくさん。 また読み返そうと思います。

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2022/02/12

ふと手にとったが、出会えて良かった一冊。 糸井さんのことばにはとても温度がある。気落ちしている時に読んだので、うんうんと、優しく寄り添ってくれる、背中をぽんと押してくれている、倒れないように支えてくれるような感覚になりながら読み進めた。

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2022/01/21

この本に出逢ったのは 愛犬が亡くなったタイミングでした。 糸井さんのブイヨンを亡くした時の心の痛み、寂しさや虚無感、手に取るように伝わってきて、気づいたら泣きながら読んでいました。 愛犬は「犬のカタチをした愛」 ほんとうにそう思います。

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2021/11/01

このシリーズが好きで初めて購入した。 人間って不思議などうぶつだなと感じながら読み終えた。何度も読み返したくなることばだらけです。

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2020/11/15

気負うことなく読めて、「ああ、そうか。私もそんな風にしよう。なりたいなあ」と思ってしまう。糸井さんの綴る日記の言葉が優しくて、すんなり言葉が入ってきます。

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2020/10/06

 ショーン・タンの作品をカバーに使っていて、ついつい手に取ってしまった。 「ほぼ日」からのシリーズものだ。  今さら、糸井重里の一言一句に、感動したりもしないが(まったくないわけではないけど)、言葉でいかに人の心を掴むかを生業にしてきた著者なだけに、言葉の提示の仕方、見せ方、そ...

 ショーン・タンの作品をカバーに使っていて、ついつい手に取ってしまった。 「ほぼ日」からのシリーズものだ。  今さら、糸井重里の一言一句に、感動したりもしないが(まったくないわけではないけど)、言葉でいかに人の心を掴むかを生業にしてきた著者なだけに、言葉の提示の仕方、見せ方、その戦略が気になる。  冒頭3つめのことばに、こうある。 「謙虚は倫理だけじゃなくて、 美意識でもあり戦略でもある。」  この意は、「ここで謙虚にしておくのが得策だろう」といった「謙虚さ」を使いこなせということだろう。  彼の紡ぎ出す言葉も、ストレートに言えば伝わるのか、あるいは逆張りして、世間の裏を突いたほうが、人の心に響くのかを、絶えず考えて提示しているのだろう。いや、もはや、自然とそういう表現のやりかたが板についているに違いない。  これなんかは、素直な気づき、Know-Howを語ったものだろう。 “「宿題にしましょう」と持ち帰った問題は、 はじめようとしないことが多い。 ほんとうは、難しそうな問題は、宿題にする前に、 糸口だけでも探しておくほうがいい。“  一方、これは、逆を突いてきてる気がする。 “「かっこいいなんてことは、考えもしない」  という考えがあってもいいのだけれど  けっこうたくさんの人が、実は「かっこいい」を  大事にしているということを無視しないほうがいい。“  これなんかは、あえて「逆を言う」と書いてある(笑) “好奇心は、「わたしを変えてもいい」という 覚悟(あるいは無意識の衝動)があるってことなんだ。 「変わるが、生きるだから」と言い放つよ。 わかりづらければ、逆を言う「止まるが、死ぬだから」。“  読みながら、こころに止った文章に付箋紙をつけていくのがいつものクセだが、この本は、2色用意して、「これはストレートに」、「これは逆を言ってるな」と色分けして付箋をつけながら読んだ(笑)   ことば巧みに、いかに読者に、視聴者、閲覧者に、その意が届くかの粋が集まった一冊。  コロナ前の1年間の言葉集だ。  つぎの1年(2020年度)が、面白いかもしれない。

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2020/09/11

この「小さいことば」シリーズは、すっかり毎年恒例のお楽しみになっています。 毎年恒例で、しかも書かれているテーマも食べ物、野球、愛犬、仕事などと結構同じだったりするのですが、毎回受け取る印象が違います。同じようで同じでない。 今年の一冊である本書の山場は、愛犬ブイヨンとのお別れ...

この「小さいことば」シリーズは、すっかり毎年恒例のお楽しみになっています。 毎年恒例で、しかも書かれているテーマも食べ物、野球、愛犬、仕事などと結構同じだったりするのですが、毎回受け取る印象が違います。同じようで同じでない。 今年の一冊である本書の山場は、愛犬ブイヨンとのお別れのあたりだと思いますが、このシリーズの特徴としてテーマごとの切れ目がはっきりしておらず、「何となく似たようなテーマの話がしばらく続いてだんだん別のテーマに変わって行く」というところは、天気の移り変わりみたいで好きなところです。

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