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やっぱり、このゴミは収集できません の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2021/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学校の教科書か夏休みの課題図書にして、子供の時から多くの人が読んだ方がいいと思う!!! ほんとごみ収集者の皆様毎日お疲れ様です。 マシンガンズ滝沢秀一、さすが芸人といったところか。文章が面白い! ゴミについて興味関心がない人にも、読み勧めてもらうために面白おかしく書いているのだろう。 笑わせつつも、本当に日本はこのままでいいのか?いやだめでしょ、と思う日本のゴミ収集現場の現状が書かれていた。 日本に住む全員の必読書です。 ぜひ皆さん読んでください!! なるほど!と思ったこと。 挨拶最強説。 理不尽極まりないクレームがくることが日常茶飯事だが、クレームを未然に防ぐ方法として、挨拶やちょっとした会話を心掛けているらしい。なるほど!!!と思った。ごみ収集者の方に会ったとき、すごい礼儀正しくてびっくりしたことがある。 それにはこういう訳があったのか。 滝沢が、理不尽極まりないクレームをしている人を地獄でベロを抜かれ焼かれるだろうと予想していた。悪いけど私もどうかそうなって欲しいと思う。 人にも伝えたいことが沢山書かれていたけど、自分の生活も変えないと! ときめき続けられない物・捨てる物を買わない、手にしない。 ■メモ: ・ゴミは今現在や少し前の流行を反映する。 ・ゴミは生活の縮図。 ・ゴミだけは裏切らない。 ・ゴミにはストーリーがある。 ・古紙には人々がどういう幸せを求めているかがうかがえる。 ・金持ちの人は自己投資に、そうじゃない地域の人たちは他人にお金を使っている。一般庶民は小さな消費が大きな消費に繋がっている。 ・金持ちはゴミが少ない。 ・米兵は階級でゴミが変わる。 ・違反ゴミを出す会社は六年以内になくなる。 ・ゴミはその人、団体の顔。

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2021/07/14

「分別しない会社は6年以内につぶれる」「超お金持ちほど、ゴミが極端に少ない」に惹かれて読んだ。 なるほど〜。 物を大切にして、他者の存在を常に想像することが大切。 もう少し丁寧に日々を過ごしたい。 3R リユース リデュース リサイクル + リスペクト

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2021/06/27

タイトルを見て、借りて読んでみました。 読んでいる途中で、この本は第2弾であり、第1弾もあることを知りましたが、第2弾のこの本だけを読んでも、内容的にはとくに問題ない印象です。 この本は、芸人でもある著者が、ゴミの清掃員(ゴミを回収する仕事)をしていて、その過程で経験したことが...

タイトルを見て、借りて読んでみました。 読んでいる途中で、この本は第2弾であり、第1弾もあることを知りましたが、第2弾のこの本だけを読んでも、内容的にはとくに問題ない印象です。 この本は、芸人でもある著者が、ゴミの清掃員(ゴミを回収する仕事)をしていて、その過程で経験したことが書かれたものです。 ゴミを通して、社会や人間が見える様子を、面白おかしく書いていますが、「言われてみればそうだろうなあ」と思うことが多々ある一方で、「そんなことがあるんだ」という驚きの内容もいろいろと含まれていました。 個人的には、「断捨離の本が断捨離されていた」がツボでした。 断捨離の本に触れているところでは、「そもそも断捨離は、「断」から始まる」、つまりは、入ってくるものを「断つ」ことから始まることも説明されています。 普段から、「すべてのものは、最後はゴミ」と考えるようにしていまして、それゆえ、購入時にはそのことを意識するようにしているのですが、断捨離の件は、その考え方の正しさを再確認できた箇所でもありました。 この本、いろんな人に読んでもらいたいのですが、著者も述べているように、本当に読んでもらいたい人(ゴミの捨て方がダメな人)には、あまり読まれないんだろうな、と思います。 伝えたい人に伝えたいことを伝えるのは、結構難しいですね。

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2021/06/20

日本人は全員読んで欲しいね。私も夏場に夕飯作って、残った分を冷蔵庫に夫が入れておいてくれずに翌朝生ゴミとして処分しなきゃならないときには本当に嫌な気持ちになる。そうだよ、ちゃんと夫が食べ終わるまで起きてて残り物はきちんとしまえばよかったんだよ。でもこっちも正社員で育児もして疲れて...

日本人は全員読んで欲しいね。私も夏場に夕飯作って、残った分を冷蔵庫に夫が入れておいてくれずに翌朝生ゴミとして処分しなきゃならないときには本当に嫌な気持ちになる。そうだよ、ちゃんと夫が食べ終わるまで起きてて残り物はきちんとしまえばよかったんだよ。でもこっちも正社員で育児もして疲れてて、そこまで頑張れなかったから仕方ないよ。あと、さっさとサラダにでもすりゃよかったのに、って思う生野菜が冷蔵庫でどろどろになってたりするよ。 もう本当に安いからとかじゃなくて使う分だけ買って、ちゃんと無駄なごみを減らそう、って改めて思いました。 マシンガンズだからこそ、伝えられることもっといっぱいあるはず。応援してます。芸人としても、清掃員としてもこれからも頑張ってください!

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2021/05/16

面白く書かれているが、前著よりも真面目な話が多め。 考えさせられる事も多いが、お笑い要素も多く、とても読みやすい1冊。

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2021/04/03

笑いごとじゃない、一人一人がちょっとずつゴミと向き合うって本当に大事なことだと、こんなさらさら読めるエッセイから嫌というほど伝わります。今回はコロナ禍でのゴミや、エコバッグが本当にエコか、日持ちする食品ロス等についても触れられていて、全日本人がこれを読んだほうがいいんじゃないかと...

笑いごとじゃない、一人一人がちょっとずつゴミと向き合うって本当に大事なことだと、こんなさらさら読めるエッセイから嫌というほど伝わります。今回はコロナ禍でのゴミや、エコバッグが本当にエコか、日持ちする食品ロス等についても触れられていて、全日本人がこれを読んだほうがいいんじゃないかと思ったほどでした。断捨離ってものを捨てることじゃない。あらためてそう思ったのが一番の収穫だったかも。簡単に捨てられないようなものは買うとき考えるけど、逆に簡単に捨てられるようなものは買っちゃダメなんだよね。本気でゴミを減らします。

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2021/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作に続きあっという間に読み終わりました。笑ってはいけない話だけど笑えることばかり。先日のNHKでも見ましたが、この仕事は「ゴミ屋」じゃないです。「廃棄物収集作業員」です。こういう人たちがいるから生活ができているということを実感しなくてはいけません。ごみから社会が見えてきます。小中学生にも読んで欲しい本です。コロナ禍の話、食ロスの話、ためになることばかりです。

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2021/01/17

今回も身につまされた(汗) 清掃員さんの苦労たるものや…本書では面白ろおかしく書かれているが、本当に頭が下がる。 特に後半のコロナ禍からの食品ロス問題。 本当にごめんなさいって(涙) 生ゴミまとめる時、水分はキッチリ絞ってから捨てましょう!

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2021/05/05
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ゴミから見えるこの素晴らしき世界。 ゴミ清掃員のことを考えたことがなかったということに気付いた。見たことがないわけではない。でも考えたことはなかった。 臭いものに蓋ではないが、普段、目をそらしているものがある。でもそこにきっと人の本質が現れる。ゴミの出し方を考えること。自分の代わりにゴミを片付けてくれる人がいると思うこと。自分が出したゴミがどこにいくか考えること。これからの地球のことを思うこと。 この本を読まない人に、自分の考えをどう伝えるか、という著者の言葉にハッとした。この本を手に取った自分は、変わらざるを得ない。もうこの本を読む前の自分とは違った自分になっている。どうしたら伝わるか、はどの分野の人にも共通する悩み。読んだ自分は、伝える側になりたい。どうかこの本を一人でも多くの人が手に取って、ゴミのことを考えてくれるように。

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2021/05/05

本当にごめんなさい。 緊急事態宣言の時、家を片付け、その時は、というか今の今まで清掃員さんの苦労など考えもしませんでした。洋服はじめ沢山のものを割と纏めて出しました。いやぁ、緊急事態宣言のおかげでいつかしようと思っていた断捨離ができたわー、となんなら晴れ晴れとした気持ちでいたので...

本当にごめんなさい。 緊急事態宣言の時、家を片付け、その時は、というか今の今まで清掃員さんの苦労など考えもしませんでした。洋服はじめ沢山のものを割と纏めて出しました。いやぁ、緊急事態宣言のおかげでいつかしようと思っていた断捨離ができたわー、となんなら晴れ晴れとした気持ちでいたのです。 …前作「このゴミは収集できません」未読ですが、全く問題なく読めました。 とにかく筆力が圧倒的で面白く一気に読めます。 清掃員さん、一般の人、様々なエピソードに読み応えがあり面白かった。 お金持ちになるほどゴミが少ない、という話も興味深く、信じられないゴミの話には目がとび出そうでした。 後半になるにつれて非常に深刻な話になっていくのですが、文章にユーモアが溢れているので身につまされながらもなんとか読み終えることが出来ました。 まあショックな事だらけなのですが、なんといっても1番は日本の、まだ食べられるのに捨てられているゴミが世界の食べ物に困ってるい人のためにかき集められた食べ物の量の1.6倍ということでした。 初めにも書きましたが、知らなかったとはいえ、正しくないゴミの出し方をしていました。 もっと言えば、ゴミそのものを減らす、即ち本当に必要なものだけを買い、それを命尽きるまで大切に使う、そういうスタンスにシフトしなければいけないと思いました。 賞味期限の切れたもの…捨てていました。 それは、地球とか環境とか最終ゴミ処分場がもうあと数十年でいっぱいとか清掃員さんのご苦労とか、そういうことへの想像力はもちろんだけど、そんな意識をすることで自分自身の生き方とか、スタイルとか、ひょっとしたら貯金とかそういうことが今と全く別のものになるんじゃないかって本気でそう思えました。 そして何より、著者が幾度となく語っているように、1番届いて欲しい1番この本を読まなさそうな人達に何かしらのムーブメントでこのことが伝わって欲しいしきっと伝わると信じたい、ってちょっと熱くなっちゃうくらいいい本でした。

Posted byブクログ