ニホンブンレツ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中盤がおもしろかった。ラストはこんなもんか…って感じだった。 ラストに近づくにつれツッコミどころが多くなっていって気になった。(関西弁の同僚は罪に問われないのか?実験エリアは水が出ないのに生きていけるのか?電気もなさそうなのに携帯の充電は大丈夫なのか?携帯の電波で見つからないのか?父親の秘書だったなら総統に目をつけられてもおかしくないのに小田原さんはなぜ無事なのか?父親はラストで突然喋りすぎでは?)いろいろときれいに片付けるには仕方なかったんだろうけど… テーマについては考えさせられた。国によって環境がすごく違うこと、戦争は最悪だってこと。国が突然2つに分かれたら、大切な人が敵チームになってしまうんだな…望んでない戦いをさせられるんだ、とか、子どもに嘘の歴史を教えないといけない、とか…平和が一番ですね。 この作者の文章はくせがなく読みやすい。普段文庫本はお気に入りの作家の本でも2〜30分で30〜40ページずつ読んでいますが、この本は一番スピードが出てた時は30分で100ページ近く読めた。 15年ぐらい前に「スイッチを押す時」や「リアル鬼ごっこ」を読んだがその時もどんどん読めたなあと思い出した。 話的にはスイッチを押す時のほうが好きかも。
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最後が、うーんというか まあそうなるんだけど、っていう感じで 途中から想像できるところはあるけど サクサク読める話しでした 色々ありえないけど、 会いたい人に会えるって本当幸せなことですね
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博文が結局何もできないところがリアル、結局恵実にあいたかっただけで東条家がいなかったら死んでた、本郷、小田原もそう。んで残したのは子供のみ、結局恵実に会うことで何かを求めてたけど犠牲にするものの方が多かった。愛が空回りしてしまった印象。子供は残せて国も少しずつ変わっていけてハッピ...
博文が結局何もできないところがリアル、結局恵実にあいたかっただけで東条家がいなかったら死んでた、本郷、小田原もそう。んで残したのは子供のみ、結局恵実に会うことで何かを求めてたけど犠牲にするものの方が多かった。愛が空回りしてしまった印象。子供は残せて国も少しずつ変わっていけてハッピーエンドぽいけどなんか、リアルで良い意味で気持ち悪い!
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近未来、東西に分裂した日本。生き別れとなった博文と恵実は無事に再会を果たし幸せになれるのか? 鬼才が放つパニック小説の傑作が前日譚と後日譚を加えた完全版でリリース!(e-honより)
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最初の設定はとても面白くて、西に潜入した直後まではワクワクしたけど、、殴られるシーン、虐められるシーンは細かく何度も書くのに、肝心の展開がご都合主義で、周りの善意にホイホイ助けられていく主人公。博文と恵実の、同じようなやりとりにも飽きてくる。 伏線あるのかな?と思いきや何にもない...
最初の設定はとても面白くて、西に潜入した直後まではワクワクしたけど、、殴られるシーン、虐められるシーンは細かく何度も書くのに、肝心の展開がご都合主義で、周りの善意にホイホイ助けられていく主人公。博文と恵実の、同じようなやりとりにも飽きてくる。 伏線あるのかな?と思いきや何にもない。 読んだ時間の無駄だった。
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日本が分裂してから博文が西に渡るところは発想が素晴らしいと思った。西に渡ってからは少しありがちなストーリーと恋愛が中心でワクワク感は少なかったが、描写がシンプルで読みやすく、想像がしやすかった。最後はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか微妙なところだが、少し感動的に終われたので...
日本が分裂してから博文が西に渡るところは発想が素晴らしいと思った。西に渡ってからは少しありがちなストーリーと恋愛が中心でワクワク感は少なかったが、描写がシンプルで読みやすく、想像がしやすかった。最後はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか微妙なところだが、少し感動的に終われたので読み切った後は清々しさがあった。実際に起こり得そうなフィクション小説としてはもっと展開が欲しかったと感じた。
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エンディングはまあまあだったけど、途中はハラハラしてどんどん読み進められた。 世界観が面白い。 登場人物が緻密に描かれてるというよりは、物語展開が面白い。山田悠介さんの小説は、そういう切り口?っていうところから物語が紡がれていて、良いなあと思う。
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読書の習慣を再開させたくて、中学時代にハマっていた山田悠介からチョイス 面白かったが、終わり方が期待していた程の感動を得られず 設定も ん?となる所が多かった ただ、同じ設定でさらに先の時間軸の物語が出るのなら読みたい
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小説は学生以来、久しぶりに読む。 まずはタイトルに引き寄せられ、 2020年末から地道に読んで、完読。 タイトルと同じくらいストーリーにも 引き込まれて夢中になって読んだ。 もし主人公の立場なら、もし日本が分裂して 愛しい家族や友人、大切な人達と引き裂かれたら、、、。 状況は違...
小説は学生以来、久しぶりに読む。 まずはタイトルに引き寄せられ、 2020年末から地道に読んで、完読。 タイトルと同じくらいストーリーにも 引き込まれて夢中になって読んだ。 もし主人公の立場なら、もし日本が分裂して 愛しい家族や友人、大切な人達と引き裂かれたら、、、。 状況は違えども安易に人と会えないコロナ時代に共通する点があると思った。 主人公と同じ立場だったら、 きっと必死になって行動していると思う。 西の人間である、本郷という登場人物は 私のお気に入りになった。 妹と会えない悩みを抱えながらも、 常に明るく主人公の博文と恵美を側で リードして笑わせてくれる存在。 同じ状況になっても悲観的に落ち込む 東の主人公とは正反対に描かれている。 人生困難が多い中、 本郷から学ぶ事が多かった。 今の自分自身に足りない要素だし、 補填していきたい部分でもある。 家族愛はやはり最強! いい話であった。 2021/01/15 16:15完読
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あー。そうだ。こういうタイプの著者だった。と読み始めてから思い出した。スイッチを押すときもAコースもベイビーメールもあそこの席も親指さがしもぜんぶや。もや。でも止められず。読了。
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