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父のおともで文楽へ の商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2025/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シングルマザーの主人公が父親に誘われ文楽を観に行き、そこで展開される物語と自分の来し方を引き比べ、煩悶したり切り替えたりするお話。 自己肯定感の低い主人公の心情に付き合うのは正直面倒だが、この面倒くささが下世話な事件をネタにした文楽という芸能にフィットしていて巧みな人物造形だと思う。

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2025/07/25

「一度落ちこぼれたら終わりなのか」 うじうじと悩みながら目の前のことはきちんとこなす感じ、よく分かる 真面目な優等生タイプの人が、周囲に劣等感を抱きがちな感じも、よく分かる なので、まるくおさまる感じは鼻白らんだけど

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2023/06/29

かわいい表紙なのに、内容はドキッとする。 親の老いは切実な問題。 いくつになっても父の娘への愛は変わらないのが ありがたくて切ない。

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2023/02/04

面白かった。主人公の設定が自分と同世代で、自分と境遇は違うが、分かる分かるこの感じ…と、つい感情移入できるほど描写が丁寧。割と身近にこういう人いそうだな、と思う。この主人公の世代ならではの、家族との関わり方、家族への思い、みたいなものも、分かるなあ、、と頷いてしまう。文楽には全く...

面白かった。主人公の設定が自分と同世代で、自分と境遇は違うが、分かる分かるこの感じ…と、つい感情移入できるほど描写が丁寧。割と身近にこういう人いそうだな、と思う。この主人公の世代ならではの、家族との関わり方、家族への思い、みたいなものも、分かるなあ、、と頷いてしまう。文楽には全く興味がなかったけれど、この本を読んで、いつか機会があれば行ってみたいなと思った。 自分の両親は幸いにして健在だけれど、いつかは皆いなくなってしまう、 その時に後悔しないように、元気なうちにもっとたくさん話をしておかないと、と思った。

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2021/02/07

文楽を観た後に喫茶店で食べるスイーツがめちゃくちゃおいしそう。 文楽の登場人物が嫌いになりつつ、でもだからこそ自分のことを見つめることにもなるんだろうなぁと思った。 人形だからこそ、なんだか元気じゃない時でも気張らずに見に行けるのかもしれない。 お父さんの「世の中は立派な者ばかり...

文楽を観た後に喫茶店で食べるスイーツがめちゃくちゃおいしそう。 文楽の登場人物が嫌いになりつつ、でもだからこそ自分のことを見つめることにもなるんだろうなぁと思った。 人形だからこそ、なんだか元気じゃない時でも気張らずに見に行けるのかもしれない。 お父さんの「世の中は立派な者ばかりじゃない。むしろ馬鹿者揃いと思っておけ」(p300)という言葉が印象に残った。 わかりやすくて読みやすかった。

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2020/11/03

例えばこの小説の文楽のように、何かを介せば父親とうまく話ができたのかもしれない。それから、日常の座標から外れて物語に没頭することの楽しみを再認識。はやく文楽観に行きたいな。そしてその感想を誰かと分かち合いたいな。

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2020/09/12

初読み作家さん なんとなく惹かれて購入したのだけど、予想以上に良かった。 じわりと誰にでも訪れるであろう不幸が佐和子に忍び寄ってくるのだけど、それがリアルで身がすくむ。明日は我が身的な感覚だ。 それでも文楽に癒され、前向きに少しずつ好転していく様はとても気持ちがよく、ラストも必ず...

初読み作家さん なんとなく惹かれて購入したのだけど、予想以上に良かった。 じわりと誰にでも訪れるであろう不幸が佐和子に忍び寄ってくるのだけど、それがリアルで身がすくむ。明日は我が身的な感覚だ。 それでも文楽に癒され、前向きに少しずつ好転していく様はとても気持ちがよく、ラストも必ずしもハッピーエンドではないのかもだけど、地に足ついたラストでよかった。 なんか前向きになれた本だった。

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