杉本博司が案内する おさらい日本の名建築 完全版 の商品レビュー
表紙と冒頭で取り上げられている江之浦測候所は、現代美術作家・杉本博司氏の手によるもの。こんなところがあるなんて知りませんでした。ぜひ行ってみたいです。江之浦測候所についての詳細は後半にも載っている。 この方は私は知りませんでしたが、杉本博司氏は建築家ではなく美術作家であり、建築物...
表紙と冒頭で取り上げられている江之浦測候所は、現代美術作家・杉本博司氏の手によるもの。こんなところがあるなんて知りませんでした。ぜひ行ってみたいです。江之浦測候所についての詳細は後半にも載っている。 この方は私は知りませんでしたが、杉本博司氏は建築家ではなく美術作家であり、建築物は他の若手建築家と組んでお仕事をなさっている方とのことです。 この本は、杉本氏が選んだ日本国内の名建築についての解説本で、古墳から現代までを幅広く対象としています。ご本人が手掛けたものがいくつか載っている一方、この方と同世代の建築家による作品はほんの少ししか載っていません。美術作家ですから建築物への視点や評価は少し違うかもしれませんが、この本の半分ぐらいは自画自賛のように感じられました。ただ、芸術家というのはそういうものだとは思います。
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江之浦測候所は、山田五郎のぶらぶら美術・博物館で紹介されたことがあったと記憶している。 著者は、写真家でもある様で、岡倉天心を装ってみたり、仏像を装ってみたりと色んなシーンに登場するなど色々遊んでいる様に思える。 それはそれで面白いと思う。 書名におさらいと書かれているので...
江之浦測候所は、山田五郎のぶらぶら美術・博物館で紹介されたことがあったと記憶している。 著者は、写真家でもある様で、岡倉天心を装ってみたり、仏像を装ってみたりと色んなシーンに登場するなど色々遊んでいる様に思える。 それはそれで面白いと思う。 書名におさらいと書かれているので、 知っている人は、知っているものも少なからずあるのだろう。 21世紀美術館に築地本願寺に限らず行ったことがあるところも紹介されている。 文章も沢山あるのだが、今回は写真集として読んでみた。
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