若い読者のための科学史 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
■評価 ★★★☆☆ ■感想 ◯40人ほどの科学者を、列伝的に紹介する本 ◯名前の聞いたことのある科学者がたくさん出てくるが、逆にかけているところもあったので、補間することができた ◯興味の対象が、地学(星)→錬金術→解剖学→物理学→化学→生物学→理論物理→生命学→コンピュータ、と大きく移り変わっていくさまが面白い。科学技術の進歩で歴史が作られていく、変わっているので歴史を知るには科学は必要だと思った。 ◯細分化された知識から統合的に俯瞰してみることで、アナロジー思考を深められるなと思った。 ◯全く知らない状態から読むと固有名詞の多さに辟易してしまうけど、高校までの一般教養とyoutubeゆっくり解説などでよく出てくるぁという人は、出てくるとすぐ覚えられるし、つながりが分かる。断片を覚えた後に有機的に繋いでいくことが、大人の記憶方法として優れているのかなと感じた。
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音楽と同じで、歳をとればとるほど素晴らしい書籍と出会う頻度があがっていると、改めて実感できる素晴らしい読書体験でした。
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若くはないのだが、気になったので読んでみた。 40の項目に分かれており、大きくは時代の流れに沿って書かれているため読みやすい。 登場人物が多いのと内容が多岐に渡るので個別の項目の詳細は何度か読み返す必要があるが、概観として科学史を掴むのには良書だなと思う。 それにしても、宗教...
若くはないのだが、気になったので読んでみた。 40の項目に分かれており、大きくは時代の流れに沿って書かれているため読みやすい。 登場人物が多いのと内容が多岐に渡るので個別の項目の詳細は何度か読み返す必要があるが、概観として科学史を掴むのには良書だなと思う。 それにしても、宗教というのは良くも悪くも人間の歴史に影響を与えるのだなとつくづく思う。
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医学史についての記述が新鮮。科学は一括りにするのが難しいほど分野が多岐にわたっている。それぞれのつながりに関する記述と構成が緊密とは言い難かった。 2013年出版の『歴史でわかる科学入門』の改版。
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