トッカン 徴収ロワイヤル の商品レビュー
「幻の国産コーヒー」 「人生オークション」 「五年目の鮭」 「対馬ロワイヤル」 「徴収官のシャランラ」 「招かれざる客と書いて本屋敷真事と読む」 短編集なのでコンパクトにまとまっていていつもより読みやすかった。「五年目の鮭」、「対馬ロワイヤル」ではぐー子の成長も見られてよかった...
「幻の国産コーヒー」 「人生オークション」 「五年目の鮭」 「対馬ロワイヤル」 「徴収官のシャランラ」 「招かれざる客と書いて本屋敷真事と読む」 短編集なのでコンパクトにまとまっていていつもより読みやすかった。「五年目の鮭」、「対馬ロワイヤル」ではぐー子の成長も見られてよかった。物語の中である程度の年数が経過したのでそろそろ鏡かぐー子を異動させないといけないだろうが、まだ続くんだろうか?
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ついに4作目。あーこれで区切りかと思うと寂しくもある。思いの外トッカンシリーズにはハマってしまった。 金の隠し場所を探り当てるという脳トレは、実は孤独に戦わねばならない無理ゲーだった。金のために死ぬ人間がいるこの世の中で、金をむしり取ることのおぞましさを垣間見る。それも、私たち...
ついに4作目。あーこれで区切りかと思うと寂しくもある。思いの外トッカンシリーズにはハマってしまった。 金の隠し場所を探り当てるという脳トレは、実は孤独に戦わねばならない無理ゲーだった。金のために死ぬ人間がいるこの世の中で、金をむしり取ることのおぞましさを垣間見る。それも、私たち善良な納税者のために。この倒錯が病みつきになる。 数えきれない修羅場をくぐり抜けてきたであろう鉄面皮上司の鏡(←苗字)にも、思わずおっさんずラブしてしまった。萌えるとかってもう死語?ただの無双への憧れか、と自分の経験値の低さに笑ってしまう所もある。 さて本作は短編仕立てながらゆるくつながっていて、どれも読み応えがあるので楽しい。中でもトッカンの中堅社員教育の世界がまた別次元で、サラリーマン感覚とかけ離れていて刺激的だった。金をむしり取る教育、それも公務員が。この世は知らないことが多すぎる。 Audibleナレーターの方があとがきを寄せているのも楽しく拝聴した。きっと5巻は出る!そう念じて著者の他作品も読んでみよう。
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シリーズ第四弾にして、初めての短編集。手軽に読めて面白かった。ぐー子さん、気付けば同期よりも仕事ができる徴収官になってる。口では鏡特官にも負けなくなってきてる。
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楽しく読めました!またあの2人に会いたいなぁ。税務署の仕事、大変だな。人間対人間のお仕事は大変だ。 あー楽しかった!
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前作からだいぶ間が空いてから読みましたが、イッキにトッカンの世界観に引き戻されました。主人公の成長が嬉しく感じられるぐらい、このシリーズは親しみを持って読んでます。またドラマやらんかなぁ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トッカン第四巻。 短編集だけど、超短いやつと中編くらいのやつと両方あるかな。 対馬の回、美味しそう。トッカンは食べ物を美味しそうに紹介するなぁ。ゴールデンフィンガーより、のとぐろとイカ刺しが食べたくなる。 5年目の鮭たち、たしかに年次研修って婚活的な?そういう面があったかも。まったく参加しなかったよ。むだにしたなぁ。 しかし、ぐー子がトッカンとした滞納者との攻防の話をしたら、相手が離れてしまったのは、あるあるだよねぇ。でも、そういう人はきっとこの先も仕事のキャリアとか内容とかで比べっこしてはひいていくひとなのかもしれない。むしろ、その人でなかったのがよかったのかもね。
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トッカンシリーズは正直面白過ぎです。 audibleで聞きましたが、ナレーター上手すぎて拍手を送りたいぐらいでした。
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'22年10月13日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ四作目。高殿円さんも、四作目です。 今回はシリーズ初の短編集…とはいえ、以前の三作と同様、楽しめました。あまり長編、短編の差は、感じなかったです。 audibleで聴くと、ラストにナレータ...
'22年10月13日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ四作目。高殿円さんも、四作目です。 今回はシリーズ初の短編集…とはいえ、以前の三作と同様、楽しめました。あまり長編、短編の差は、感じなかったです。 audibleで聴くと、ラストにナレーター(女性の方)の解説が収録されていて…ちょっとハッピー。 以降、「聴く読書」についての、本シリーズの感想です。 聴きながら、やはり感じたことは…かなりナレーター(或いは、演出家?ディレクター?という仕事の方々がいるのかな?)の「解釈」が、分厚く入っている、という事です。 いわゆる「純文学」ではないので、その点はこのシリーズではあまり嫌には感じません、というか、それも同時に楽しみました。「お二人共、凄いなぁ…上手いなァ…」と、素直に感じました。 「紙の本では、おそらくは、このセリフを、僕ならこういう感じには読んでない、感じてない」と思うところ、多々ありました。今迄、他の作品を聴いている時は、そこがネックでしたが…本シリーズでは、まさにそこが、その「自分との差異」が、凄く楽しかった!特に、主人公のグー子のそれが! 二人の声優さん(なのかな?)、Amazon audible、そして勿論、作家の高殿円さんに…感謝(θ‿θ)
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『トッカン』シリーズ初の短篇集。税金の徴収だけでなく、税大での研修など、これまでと違った切り口からのストーリーもある。これまでシリーズを読んできた読者であれば興味深いのは間違いない。
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