1,800円以上の注文で送料無料

鬼灯の冷徹(三一) の商品レビュー

4.5

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2020/09/28

鬼灯の冷徹これにて完結の31巻。 表紙の鬼灯の表情がなんとも言えない感じですが、これは多分、深淵を覗く時、深淵もこちらを覗いているのだ、ということなんだろうな。 こわいよ。 最終巻ということを踏まえて読むと、スカーレットの回や檎の回は趣が変わってくるような気がします。 最終話の...

鬼灯の冷徹これにて完結の31巻。 表紙の鬼灯の表情がなんとも言えない感じですが、これは多分、深淵を覗く時、深淵もこちらを覗いているのだ、ということなんだろうな。 こわいよ。 最終巻ということを踏まえて読むと、スカーレットの回や檎の回は趣が変わってくるような気がします。 最終話の人材育成についてのセリフ。鬼灯が管理職であること、お話の主人公であったために目立った活躍をしているような描かれ方ですが、本来の業務は縁の下の力持ち的なことなんですよ、という意味合いを込めてなのかなぁ、と思いました。 このセリフというかナレーションなのかな。振り返ると鬼灯もさることながら、寺子屋で面倒みた麻殻先生の有能さに脱帽です。 お話はここで終わりですが、地獄の面々は何ら変わりなく日々を送っていくのでしょう。朝起きて出社して定時に帰ってきて、余暇を楽しみ眠りにつく。 メンツが個性的ですが、そこにあるのは現世の自分たちと変わりのない日常。 日本の地獄は自慢の地獄。 罪に合わせておもてなし。 手遅れかもしれませんが、少しでも量刑の軽い判決受けれるように、地獄のおもてなしを受けないように用心したいと思います。

Posted byブクログ

2020/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに終わってしまったか。 全部で272話、地獄と同じ数の話数が偶然の産物とは、最後まで伝説を作ってくれるなあ。 最終巻らしく、サザエさん的時間軸の流れから(いやまあ多少の時間の流れはあったけど、ものすごく緩やか)一気に加速した感じ。 禊萩さんの結婚話は本気でびっくりした。 いや、まさかあなたが結婚か! 漢さんじゃないけど、お祭りだったよ。 まあただの結婚式ではなくなったけどね。 補佐官さんたち総動員のアクションシーンは見物でした。 269話は扉絵の鬼灯さまもかっこよくてだねえ…… 桃太郎も自分のお店に向けて新たな一歩を踏み出せたし、お供トリオに至っては、最終話でまさかの人事異動。 成長したなあ。 最終巻でもスカーレット嬢のエピソードが入ってくるのは個人的には意外だった。 いい話だったけども。 ごんちゃんとミキちゃんの話もよかった。 この二人の幼馴染みのような、兄妹のような関係性、いいなあ。 という訳で、意外なキャラの意外な一面が見られる話もありつつ、全体的には最終巻らしく時間的移動が見られた(キャラの成長が見られた)いい最終巻でした。 これで終わりかと思うと本当に寂しいけれど、無事最後まで駆け抜けられたことをまずは祝福したい。 江口先生、本当にお疲れさまでした!! あと、参考文献、非常にありがたいです。 気になったの読もうと思います。 (以前挙げられていた本は取り寄せて読みました。良書だった……)

Posted byブクログ

2020/09/25

終わってしまったー。おもしろかった! 描き込みようがすごくて、たっっっくさんのキャラが出てきて、画面の密度はめちゃくちゃ高いのに、お話はカラっとしているのが良かったな。 思い返してみて、覚えてないキャラもたくさんいるんだけど、好きなのは唐瓜&茄子のコンビや、リリス、マキミキ、樒さ...

終わってしまったー。おもしろかった! 描き込みようがすごくて、たっっっくさんのキャラが出てきて、画面の密度はめちゃくちゃ高いのに、お話はカラっとしているのが良かったな。 思い返してみて、覚えてないキャラもたくさんいるんだけど、好きなのは唐瓜&茄子のコンビや、リリス、マキミキ、樒さんとかかなー。閻魔大王ももっと喋ってるところが見たかったかも。 行方が気になるカップルは春一&アメノ(笑)あとミキちゃんと檎って、そう・・・なの・・・?

Posted byブクログ

2020/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに最終巻。思えば一巻が出た頃に、新聞の書評欄マンガコーナーで読んだのがきっかけで購入したのだった。まさか31巻も出るとは思わずに(笑)。 登場人物の会話のテンポの良さ、ツッコミの的確さ、毒もあり笑いもたっぷり、時々考えさせられてホロリともする。そんな今までになかった地獄の描写に引き込まれて楽しませてもらった。 最も気に入っているのは冒頭に書かれた注意書き。「この漫画はフィクションですが、地獄はあるかもしれません。現世での行いには十分ご注意ください。」かな。(内容じゃないんかい!) 少なくともこの漫画を読めば地獄が怖くない。とはいえ、地獄に行ったときには亡者として伺うことになるのでやっぱり怖いよなあ。できれば獄卒として再就職したいのだが、そのためにはどういうルートで地獄に行けばいいのか。誰か教えて下さい。

Posted byブクログ