その仕事、部下に任せなさい。 の商品レビュー

高野俊一(著者)

2021/08/18

マネージャーとしてあるべき姿実現のための具体的なノウハウ満載の内容。

具体的かつ実践的で、非常に多くの知見と気づきを得ることができたといのが第一印象。
既に自覚していた課題もあれば、新たに課題と気づいた点もあったが、
全て日々の業務に生かしていきたい。

最も強く印象に残ったのは、部下に仕事を任せないことの弊害の多さ。
任せない理由は部下に任せられないのではなく、その理由は全て上司に起因しているという点。
本書内でも「I（私）」発想で物事を考える必要があるとあったが、正にこの点も大きく感じた。
口では言わないまでも、他責にしていたのだと思う。

・未来志向でのワクワク感の醸成、
・責任感の量は一定であるという真理、
・やらないのではなく、やれない理由があると考える、
・部下への期待値を下げることの効用の大きさを認識する
・ポジティブ質問・具体的質問の必要性、
・ほめる目的は良い行動の習慣化である、
など、実に多くの示唆が得られた。ひとつひとつ再度自分なりに理解・消化していく。

また、情報格差についても今後は気を付けていく。もちろん情報管理と両立はしていく。

2020/10/24

部下に仕事が任せられない人が読むべき本。部下が上司を選べないのと同じく、上司も部下を選べない。その中で如何にして上手く仕事を振っていくか、かなり実践的な方法が書かれており非常に参考になった。また部下に仕事を振って自分の時間ができる事で、将来を見据えたビジョンを作る事の大切さもしっかりと述べられている。部下を一人でも持つ人は是非読んでおくべき本だと思います。

2020/10/07

■読んだ目的
相手に上手に意味を伝えつつ、自分の成果を広げるために「任せる」ためのスキルを見直したい

■所感
・基本的に精神論部分は無く、ロジカルで参考になる
・腹落ちして仕事を回してもらうためにどうするか、という視点が大変参考になった

2020/10/01

ドンピシャ。ここまで欲しい内容がドンピシャな本に出会ったことなかった。
私は、後輩に仕事を振るのが本当に苦手。その苦手な理由すらドンピシャ。そうそう！！と激しく同意しながら読んだ。
そしてアドバイスの的確なこと。具体的なこと。
これは良本。仕事をたくさん抱えてしまってる人に、後輩が増えてきた次世代リーダーに、ぜひ読んで欲しい一冊です。