将棋の渡辺くん(5) の商品レビュー
ひゃくせつふとう百折不撓 解説で宗像大社(福岡県)に行った時から 対局は研究の発表の場だね 研究第一_健康は二の次_対局は無計画に指しても意味がない
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将棋の渡辺くんの第7巻が出たので即購入したのだが、あれ?第6巻買ったかな?読んだかな?と思って蔵書リストを確認したら、やはり購入していなかった。しかも、本書である第5巻は購入したものも途中で読むのを止めていることが判明した。この事についてはかなり反省した。手の平返しと言われてもし...
将棋の渡辺くんの第7巻が出たので即購入したのだが、あれ?第6巻買ったかな?読んだかな?と思って蔵書リストを確認したら、やはり購入していなかった。しかも、本書である第5巻は購入したものも途中で読むのを止めていることが判明した。この事についてはかなり反省した。手の平返しと言われてもしょうがない状況だ。 このシリーズを読み始めた当初、渡辺九段は名人だったのだが、それ以降は藤井八冠に次々に冠を明け渡してきた。そして、永世称号の資格はあるものの現在は無冠、九段となっている。しかも最近ではAbemaTVに生出演をすることもめっきり減ってしまっている。とどめとして、藤井八冠誕生の際の特番では、藤井八冠との対戦も多いと言う観点からNHKのクロ現でも取材を受けたのだが、義理ではあるが小澤征爾を父に持つ桑子真帆アナに完全に面子を潰されてしまうなど弱り目に祟り目の状態となっている。まさに勝負の世界は厳しい。本書の中では研究に関する紹介内容は限定的だが、人知れず復権に向けて闘志を燃やしていることは間違いないだろう。 藤井八冠との初対戦で負けた内容が書かれていたが、多分この頃から何か得体の知れない重圧を感じ始めていただろう。それに対して、研究、研究、AI研究だけでは精神面では持たない。何か気分転換をしないということで、多趣味に走り、その都度家庭内取材を受けている。なので、作者はネタが尽きない様に新しい趣味を見て見ぬふり、突っ込みは弱めにしているきらいも見受けられる。また、木村一基九段が2019年9月に王位を奪取した内容も書かれていた。46歳で初タイトル獲得が史上最年長なのだが、翌年あっさりと藤井八冠に4連敗してタイトルを奪われてしまった。この頃から、私は将棋に嵌って行ったのが今思えば懐かしい。さあ、近いうちに第6, 7巻を一気に読もうか!
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第五巻は、『渡辺くん』のおとぼけぶりが全開に表現されていて、相変わらず面白い。しかし、棋士・渡辺明は実は凄い人物。そのギャップの大きさに、改めて驚いている。
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人間将棋は知っているが、一般の人達が応募で駒になっていることは知らなかった。 だから駒になった人に動いてもらうために、勝ち負けよりも全部の駒を動かすという使命が優先される。 特に右の香車になった人。1回も動かなかったり、動く前に取られたりしたら悲しいですもんね。 対局で着る和服...
人間将棋は知っているが、一般の人達が応募で駒になっていることは知らなかった。 だから駒になった人に動いてもらうために、勝ち負けよりも全部の駒を動かすという使命が優先される。 特に右の香車になった人。1回も動かなかったり、動く前に取られたりしたら悲しいですもんね。 対局で着る和服を買いに呉服屋に行く話なんかは、このような本でないとなかなか知ることのできない貴重な話かもしれません。 他には、かつて丸坊主にしたのは自分で散髪しようとしてバリカン失敗し、仕方なく全部刈ることになったとか、 カステラの紙は食べるもんだと信じていて(文明堂のは硬くて不味いと思いながらも)食べていたとか、マンガにピッタリのネタが面白い。 このマンガはノンフィクションで、棋士が主役と言っても将棋の対局はほとんど描いていないのでネタ切れを心配していたがそのとおりになってきた。 そこで、ネタのためにお化け屋敷に行ったり、バンジージャンプをしたり、次は大蛇を首に巻かせるか、と作戦をねったりしている。 そんな時に不要不急の自粛指令でネタ作りに待ったがかかる。 困ったあげくフィクションマンガを1本描いているが、これはツマラナイ(と本人も自覚している)。 さーて、次の第6巻はコロナ禍の時期にモロに重なるが、どんな話題をひねり出して来るか楽しみでもある。
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