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「宗教」で読み解く世界史 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/12/23

筆者の思想、特に韓国や中国へのヘイトが端々に滲み出ている。 フラットな視点と敬意に欠けていて、あまりいい本だとは思えなかった。

Posted byブクログ

2021/04/29

先に読んだ『「民族」で読み解く世界史』と比べて、具体的な出来事の記述が多いため、いきなりこの本から読み始めるとハードルが高いかも。 『民族』→『世界史概要』→『宗教』の順で、何度か繰り返して読むと理解が深まりそう。本書、他の世界史概要本を読んだ後に再読することに決定!

Posted byブクログ

2021/03/11

p15 ゾロアスター教(ササン朝ペルシャの国教)はイラン人を有意とする選民主義思想がをもっていたため、中東の多くの部族を統合できず そこでイスラム教 p77 ウイグル人は宗教や文化の上で、同じトルコ系の中央アジア5カ国と密接な関係を歴史的に持つ(カザフスタン、ウズベキスタン、キ...

p15 ゾロアスター教(ササン朝ペルシャの国教)はイラン人を有意とする選民主義思想がをもっていたため、中東の多くの部族を統合できず そこでイスラム教 p77 ウイグル人は宗教や文化の上で、同じトルコ系の中央アジア5カ国と密接な関係を歴史的に持つ(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン) p89 陰陽太極図 道教(台湾)は自然神信仰の多神教 様々な神の中には三国志の英雄 関羽もある p99 カーストというのはポルトガル語のカスタ、家柄という意味 カスタは英語のclass p110仏教におっける各部区分 如来 釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来、薬師如来 菩薩 弥勒菩薩、観音菩薩、千手観音 明王 不動明王、金剛夜叉明王 天部 梵天、弁天座位、毘沙門天 菩提 仏の悟り 薩埵 修行者 明王 ブッダが姿を変え、人々を救うため、人々を悪から守るために、憤怒の形相で奮闘している姿 天部 バラモン教などの古代インドの神々 p120 上座仏教 自分自身での修行を通じてのみ悟りを開ける 厳しい戒律を守る タイ人の男性の大半は一定期間出家し修行をつむ 日本の仏教大乗仏教 p129 アンコールワット あんこーるとは都という意味でアンコール・ワットとは都の寺という意味 p179 ゴシックとはゴート族のという意味 ゴート族とはゲルマン人にこと イタリア人らが中世の初期に古代ローマ風のロマネスク様式の建築スタイルを展開したのに対し、中世の後期に、ドイツやフランスなどにおいて、ゲルマン文化を移したゴシック様式が展開された p215 オランダの新教徒はゴイセン(物乞い)とよばれたスペイン側が物乞いのようなやすらと侮蔑した 貧しかったわけでなく、むしろビジネスで成功した富裕層 p220 ブラディメアリー カトリックを復活させる p250 東側のエルサレム、アレクサンドリア、アンテイオキア、コンスタンティノープルの4総主教は対等な立場だったが、コンスタンティノープルが事実上やや優位 p270 アメリカ プロテスタントは共和党支持が多く、カトリックは共和党支持と民主党支持が半々 p313 イスラム世界全体において スンナ派が多数、シーア派は10% イランに限ればシーア派が90%

Posted byブクログ

2021/02/25

本書は単なる宗教的世界史解説、というレベルに留まらない。「宗教地政学」という位置から、各地域の宗教の成り立ちから今日に至るまで、そして宗教を巧みに利用してきた支配者たち、そしてそれらによって翻弄され続けてきた民族の流れまでをわかり易くまとめてある良書。 宗教史の初学者にも取っ掛か...

本書は単なる宗教的世界史解説、というレベルに留まらない。「宗教地政学」という位置から、各地域の宗教の成り立ちから今日に至るまで、そして宗教を巧みに利用してきた支配者たち、そしてそれらによって翻弄され続けてきた民族の流れまでをわかり易くまとめてある良書。 宗教史の初学者にも取っ掛かりとして入りやすいのでは。全体としても各章ともコンパクトで、これをサイドリーダーにして教科書とか他に興味の出た分野の本をもっと読み進めることで、より理解が深まりそう。

Posted byブクログ

2021/02/07

世界史と各国の関係性を宗教という視点から説明しており、文章も分かりやすくて理解の助けになる。ただし、歴史の流れを宗教面からだけで読み解くのは少々無理があり、内容としては物足りない部分もある。 どうも著者は中国に対し嫌悪感があるようで、論調に偏りを感じる。その他についても同様に、こ...

世界史と各国の関係性を宗教という視点から説明しており、文章も分かりやすくて理解の助けになる。ただし、歴史の流れを宗教面からだけで読み解くのは少々無理があり、内容としては物足りない部分もある。 どうも著者は中国に対し嫌悪感があるようで、論調に偏りを感じる。その他についても同様に、これはちょっと…と思うところもちらほら。 学校等で習う世界史では、なぜその出来事が発生したのかは分かりにくいことが多いので、一連の歴史の流れをある程度理解した上で、それを補完する形で読むと理解しやすくなると思う。

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2020/11/29

タイトル通り宗教という切り口から世界史を解説した本 単なる宗教解説本ではなく宗教に地政学的な要素も絡めながら世界史を紐解いていくスタイルだったのでとても面白かった 特に1ページ目の「宗教は他者を自己に従属させる機能を内在させる精神侵食のツールです」という一文は考えさせられるものが...

タイトル通り宗教という切り口から世界史を解説した本 単なる宗教解説本ではなく宗教に地政学的な要素も絡めながら世界史を紐解いていくスタイルだったのでとても面白かった 特に1ページ目の「宗教は他者を自己に従属させる機能を内在させる精神侵食のツールです」という一文は考えさせられるものがあると感じた 筆者の解釈がだいぶ入っている感じはするのでそこだけは注意

Posted byブクログ