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襲大鳳(上) の商品レビュー

4.5

30件のお客様レビュー

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2024/05/05

まだレビュー書けてないのですが。 下巻読んだら、上巻の感想忘れちゃいそうなので。苦笑 いつもはPCで書きますが、今日はスマホで。 羽州ぼろ鳶組シリーズ、ずっと読んでました。 すごく面白いんです(←語彙) 時代小説なのに、 少年ジャンプ読んでる気分になります。 1〜9まで読んで...

まだレビュー書けてないのですが。 下巻読んだら、上巻の感想忘れちゃいそうなので。苦笑 いつもはPCで書きますが、今日はスマホで。 羽州ぼろ鳶組シリーズ、ずっと読んでました。 すごく面白いんです(←語彙) 時代小説なのに、 少年ジャンプ読んでる気分になります。 1〜9まで読んで、0を読んだのですが、 (スターウォーズみたい。笑) 主人公である松永源吾の父、 松永重内達の世代の話でした。 火消しの矜持や思いが次の世代に受け継がれていく。 シリーズ10作目、襲大鳳。 0から続く物語でした。 最初から火災が発生、 そこからそれぞれが動き出して 途中今までと重複することが重なり、 読むスピードが鈍り掛けました。 後半はその分を取り戻らすように畳み掛けられ、 一瞬で転換、一気読みでした。 誰一人、命を諦めないし 一人ひとりに正義と善悪があって。 これまでの作品も、 下手人が極悪人という訳ではなく 優しい人たちが堕ちていくというか。 だからって火をつけて良い訳もないし、 人の命を奪って良い訳ではないけど、 やむに止まれない背景があり、 いつも涙涙で読みながら号泣するのですが。苦笑 今作は、炎聖と呼ばれた伝説の火消しである 元尾張藩火消頭取 伊神甚兵衛の影が。 この人がスーパースターと火付下手人という、 正義と悪を両方背負う、 ほんとに漫画に出てきそうな方です。 私の中で伊神甚兵衛は、NARUTOとかに登場しそうなんですよね。イメージ。 強くて優しくて格好良くて、 だけど仲間のために復讐を果たそうとする。 悲しいのにとても良い男なんです。 その人が18年の時を経て現れる…? 源吾が憧れた火消しの伊神甚兵衛。 父が助けようとした下手人の伊神甚兵衛。 もう混乱と混乱で下巻に続きます。 GWに読み切りたいと思います…!

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2024/06/27

24/3/17〜3/18 命に対する思い 火消しとしての矜持 トロッコ問題みたいに考えずに、目の前のことをするだけなんだろうな トロッコ問題に持ち込まれたら負けというか

Posted byブクログ

2024/01/19

内容(ブックデータベースより) 侍火消の活躍を描く「羽州ぼろ鳶組」最新刊! あの大火から18年、再び尾張藩邸を火柱が襲う! 源吾の前に、炎の中から運命の男が姿を現わす。 大気を打ち震わす轟音が、徳川御三家尾張藩屋敷に響く。駆け付けた新人火消の慎太郎が見たのは、天を焼く火柱。家...

内容(ブックデータベースより) 侍火消の活躍を描く「羽州ぼろ鳶組」最新刊! あの大火から18年、再び尾張藩邸を火柱が襲う! 源吾の前に、炎の中から運命の男が姿を現わす。 大気を打ち震わす轟音が、徳川御三家尾張藩屋敷に響く。駆け付けた新人火消の慎太郎が見たのは、天を焼く火柱。家屋が爆ぜたと聞き、慎太郎は残された者を救わんと紅く舞い踊る炎に飛び込んだ――。新庄藩火消頭松永源吾は、尾張藩を襲った爆発を知り、父を喪った大火を思い出して屈託を抱く。その予感は的中。源吾の前に現われたのは、18年前の悪夢と炎の嵐だった。 令和6年1月14日~19日

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2023/11/15

11作目は初の上下巻の上巻。前作が源吾の父親の代の話だったが、その話から繋がってる。さて、真相はととても気になる。ただ、もはらぼろ鳶だけの動きでなく、江戸じゅうの火消しが絡んでくるので、登場人物がややこしくてしょうがない。しかたないとは思うけど・・・

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2023/11/04

ここに至る巻までに、いろいろな火消が登場しましたが、この巻では、彼らがいよいよ団結してことにあたります。ただ、その分ぼろ鳶の活躍は控えめで、そこが残念なところ。今回の火付けの方法、目的、そして犯人は?源吾の過去の因縁も絡まってどうなるのか、下巻が楽しみです。

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2023/09/06

町に突如発生する連続爆発! 書きたいこと伝えたいことがいっぱい伝わってくる。 最初からこのシリーズを読んでいる者にしてみたら、くどく感じる。

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2023/08/25

府下の火消しが集結するから、組や人の名前が踊り、これまでのぼろ鳶で得た知識の大集結だった。 尾張藩で起きた火災のなぞを追う源吾ら。 別行動をとる内記。 甚兵衛の亡霊を追いながら、謎に迫る。 いつもながらおもしろい。

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2023/06/15

黄金雛から18年を経て続く物語。 羽州ぼろ鳶組の集大成にして更に深い展開に。。。 すぐに下巻を読みたくなります。

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2023/04/15

源吾の父重内の死の真相が分かりそう、、、後編に続いてしまった。表紙のイラストが上巻下巻で繋がってる。

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2022/12/15

「羽州ぼろ鳶組」の11冊目。シリーズ初の上下巻での登場。 前作の大火の火元、林大学頭の屋敷の検分に、大音謙八に命じられたに組の卯之助が立ち会うところを前振りに、時は戻って、尾張藩上屋敷での不審な火事から話が始まる。 物語もいよいよ佳境に入るのか、序盤はこれまでの登場人物とこれま...

「羽州ぼろ鳶組」の11冊目。シリーズ初の上下巻での登場。 前作の大火の火元、林大学頭の屋敷の検分に、大音謙八に命じられたに組の卯之助が立ち会うところを前振りに、時は戻って、尾張藩上屋敷での不審な火事から話が始まる。 物語もいよいよ佳境に入るのか、序盤はこれまでの登場人物とこれまで起きてきた大火の因縁をおさらいしながらゆるゆると進むが、田沼意次と日名塚要人の会話には驚いた。 7冊目「狐花火」が蘇り、そこでは『なんとなく第一巻から続く話に一区切りついた感じ』と記していたが、とんでもない。10冊目「黄金雛」に描かれていた尾張藩火消の話がそこにつながっていたとは…。 その感想にも『ここまでシリーズを読み続けてきたご褒美といった感じの巻』と書いていたが、そんなサービスではなかった。この作者、どこまで先々を考えて物語を書いているんだ。 上屋敷の火事の不審を探る中、18年前と同じく江戸中の火消が結束し、田沼と日名塚の会話は知る由もない源吾らも、事の次第に気づきだす。 「炎聖」伊神甚兵衛と亡き父への思いが源吾の心を搔き乱す一方、筋に沿って描かれる、秋仁らの気骨、団扇番仙助の傑物振り、若鳶慎太郎の出自、嫌われキャラ内記の孤独な心の内など、それぞれの人物の描かれ方に都度都度心が動かされる。 そして今度は尾張藩中屋敷が爆ぜる。 怪奇な火付け、火消連合、新米鳶の現場への自粛と、前作18年前の大火をなぞるような展開に、燃え続ける屋敷、切り結ぶ新之助と要人、死んだはずの伝説の火消が下手人(?)として再来と、派手な場面が輪をかける。 源吾が聞いた「この火付けは俺が止める」との言葉の真の意味は…? 下巻へ急げ!(★も下巻にて)

Posted byブクログ