教育と学習の原理 の商品レビュー
看護には、一昔前、なんなら現在でも経験則で動くことができてしまう側面がある。それで"良い"実践ができていると"感じる"ことがあったのではないか。それは看護教育でも同じで、特に教育や学習の原理を系統的に学ぶことがなくても"教える&q...
看護には、一昔前、なんなら現在でも経験則で動くことができてしまう側面がある。それで"良い"実践ができていると"感じる"ことがあったのではないか。それは看護教育でも同じで、特に教育や学習の原理を系統的に学ぶことがなくても"教える"をできてしまう。 本書に記載されている教育や学習の原理は基本的なことだと見受けられるが、自身や現在自分が触れている教育を客観的かつ批判的に考えるヒントを与えてもらったように思った。 そこから内省すると、今自分の置かれている環境、状況に関連した本がないかを"探す""調べる"行為の必要性、そして、"基礎的な知識を獲得する"重要性を再確認した。これは学習レディネスを高める必要があるということかしら。何事もそうであるが、ネットで簡単に細切れの情報を手に入れやすくなったイマ、本を読むメリットってそこなのかもしれないなぁと、ふと思いを巡らせていた。
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