ハジメテヒラク の商品レビュー
娘のために借りて先に読みました。 リマトゥジュも面白かったけど、本作もとても読みやすくて、数時間で読めます。 華道部に入ることになった主人公がまわりの人との関わりを通して成長していくお話。 子どもにもたくさん失敗して、たくさん人と出会って、悩んで、楽しんで、成長して欲しい。
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ハジメテヒラク、タイトルのつけかたがとても素敵。 あみの悩みは中学生らしいなと思った。応援したい気持ちはあっても、応援する方法を間違えちゃうと大変だから。余計なことはしゃべらないように、深く関わらないようにする気持ちはすごくわかる。 生け花部のみんなに会えて、実況が好きなことも言...
ハジメテヒラク、タイトルのつけかたがとても素敵。 あみの悩みは中学生らしいなと思った。応援したい気持ちはあっても、応援する方法を間違えちゃうと大変だから。余計なことはしゃべらないように、深く関わらないようにする気持ちはすごくわかる。 生け花部のみんなに会えて、実況が好きなことも言えるようになってよかった。最後の文化祭での実況は読んでてうるっとした。バラバラ・バランス、それも悪くないのかもしれない。
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大人しそうで何かと勢いで突っ走り気味の「あみ」。小学校5年生の時には友だちの恋を応援するつもりで好きな男子をばらしてしまい仲間外れに。落ち込むあみを励ましてくれたのは、競馬の実況アナウンサーを目指す従姉の早月だった。彼女が教えてくれたのは、いろいろなしがらみからちょっと離れて「実...
大人しそうで何かと勢いで突っ走り気味の「あみ」。小学校5年生の時には友だちの恋を応援するつもりで好きな男子をばらしてしまい仲間外れに。落ち込むあみを励ましてくれたのは、競馬の実況アナウンサーを目指す従姉の早月だった。彼女が教えてくれたのは、いろいろなしがらみからちょっと離れて「実況者」になること。こうして、あみは学校での出来事を何でも脳内実況しはじめるが、「実況」するためには対象者から離れると同時に実は対象者についてよく知らなければならないことに気が付く。中学校では勢いで廃部寸前の生け花部に入部するが、そこには少人数ながら個性ありすぎの部員たちが。彼らとの交流の中で試行錯誤しながら、「実況者」としてのあみは今度こそ彼らを本当の意味で応援することができるだろうか。あみの手に汗握る実況が読者をテンポよくラストまで誘ってくれる。『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』に続く著者第2作。
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