未来からの脱出 の商品レビュー
SF設定は面白い。小説としては面白くない。理屈っぽいを通り越してまどろっこしいばかりの冗長な会話、いまいちパッとしないアクション、起伏もなく長ったらしく地の文で語られる舞台設定……、と調子悪い時の小林泰三が前面に出ている。エピローグを読む感じ提示していない設定も色々あるようだけど...
SF設定は面白い。小説としては面白くない。理屈っぽいを通り越してまどろっこしいばかりの冗長な会話、いまいちパッとしないアクション、起伏もなく長ったらしく地の文で語られる舞台設定……、と調子悪い時の小林泰三が前面に出ている。エピローグを読む感じ提示していない設定も色々あるようだけど、正直ここまでひどいと妄想する気にもなれなかった。
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最後まで一気に読みました。ご高齢の方が主人公って珍しいと思ったら、そこにもきちんと意味があって。面白かった〜。
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2024年3月18日読了。奇妙な隔離施設で集団生活する老人たち、自身のあいまいな記憶と「協力者」からのメッセージに気づいたサブロウは脱出を計画するが…。『約束のネバーランド』のような舞台設定で始まる話だが、「記憶を失い施設に戻る」という状況が「どうループを抜け出すか?」という要素...
2024年3月18日読了。奇妙な隔離施設で集団生活する老人たち、自身のあいまいな記憶と「協力者」からのメッセージに気づいたサブロウは脱出を計画するが…。『約束のネバーランド』のような舞台設定で始まる話だが、「記憶を失い施設に戻る」という状況が「どうループを抜け出すか?」という要素も生み出していて興味深い。「百歳を超える老人」と記述されてはいるが、人物たちの描写・行動・発言に老人感がないためちょっと咀嚼しにくい、が、途中明かされる世界の真実と、さらにその裏を行くいくつかのツイストがあり、「そのまま絶望トゥルーエンドに突入するのか」と思いきや、これ以上ないすがすがしいラストにつながっていくことに驚いた。面白かった。著者のこういう小説をもっと読みたかったものだ。
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高齢者施設にいる主人公がなにかおかしいことに気付いてからのミステリでありSFです。 メッセージを見つけたり、仲間を見つけたり、思ってた以上に読みやすくて面白かったです。 ただいきなり主人公が100歳くらいっていうのには驚きましたが。 車いす使ってるし、記憶が曖昧だし。 仲間とのや...
高齢者施設にいる主人公がなにかおかしいことに気付いてからのミステリでありSFです。 メッセージを見つけたり、仲間を見つけたり、思ってた以上に読みやすくて面白かったです。 ただいきなり主人公が100歳くらいっていうのには驚きましたが。 車いす使ってるし、記憶が曖昧だし。 仲間とのやりとりも面白かったです。 以下はネタバレは避けてますが、内容についてです。 最初に思ったのは未来の話として書かれているとはいえ、そこまで変異させることがあるのか?ってことです。なんのために? 協力者については最後のページに書いてある方で思ってました。 最後の三行が気になったのですが、どういうことなんでしょう? もしかしてあれは?え、そうなの?って思いましたがどうなんだろう? あと、サブロウが戻った理由は同じなのかなぁ?
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とある高齢者施設で、自らの境遇に違和感を持った主人公が仲間を集めて脱出を試みようとする話。前もってあらすじを調べず読んだんだけどがっつりSFでした! 技術の進歩とは……人間とは……という気持ちになったし、人間って何だか愛おしい生き物だなあとも思った。
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帯に「脱獄SFミステリ」とあった。この作者が書くのであれば、一捻り二捻りあるのだろうと思って読みましたが、期待通りというか、頼んで読むことが出来ました。 舞台設定を飲み込むのに戸惑ったことはあります。いきなりでっかい蝿!?とか、なんで主人公が老人なのだろう、とか。特に老人が主人公格として動くことになるが、そんなに動けるのか!?といろんな疑問は最初一杯です。 そのところを一旦飲み込んで読んでいくと、そういう設定も必要で描いていたのだろうとわかってきます。 最後の「協力者」の件は、予想通りというか、個人的には””それしかない”と思ってしまったので、あたかも衝撃の事実のような描き方になったので、少し驚きました。 このままバッドエンドだったらいやだなぁと思いましたが、最後は希望の見える終わり方でホッとしています。
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ロボット三原則があるからAIは人間を攻撃出来ない。人間の定義とは? 果たして人類はどこまで行けるのか?といった内容でした。最後の方がトップスピードでしたので続編が欲しいですが……もう想像するしか無いんですね……( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
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謎の高齢者施設からの脱出を試みるべく、平均年齢(たぶん)100歳のハンドレッズ結成。 そうくるか〜!と声が出る。とてもエンタメな読書体験でした。
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全体的にはとても面白くどんどん読み進められる。 軽快で時々笑えるような前半、そして後半は、もしかしたら近い未来AIによりこのようなことが実際に起こるのかも、怖く、気持ちが重くなる。 しかしながら人と人との思いやりや気持ちが分かりやすく描かれていてとても良かった。始めの印象より大き...
全体的にはとても面白くどんどん読み進められる。 軽快で時々笑えるような前半、そして後半は、もしかしたら近い未来AIによりこのようなことが実際に起こるのかも、怖く、気持ちが重くなる。 しかしながら人と人との思いやりや気持ちが分かりやすく描かれていてとても良かった。始めの印象より大きいスケールの話。
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『記憶破断者』のようなものかな?映画の「メメント」かな?という印象だったけど、構造は似てるが、メンバーは増えるし、外の事実は予想と違って面白かった。 職員はアンドロイドでは?と思ってたけど。人間じゃないから宇宙人?とか。 ロボット三原則を絡めた殺人も面白いしすぐ真相に行き着くので、そのスピード感が良い。 AI達が細胞のように行動してたけど、あれは地球環境をよくしてたのかな。 変異人類達は人間というより動物になってしまったのかなと思った。 ディストピア社会のなれはて感が良い。そこまで身体を弄りたがる人ばかりはいないと思うけどなあ。戦争やって、そのオリジナル人類は主人公達のみを残して絶滅してしまったのかな。
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