1,800円以上の注文で送料無料

ルポ車上生活 の商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/05/25

読みやすくはあるけど引き込まれることがないというか…元々の物書きではないから取材力はあっても文章力はないのかも。

Posted byブクログ

2023/06/08

クローズアップ現代やNHKスペシャルの活字版。 取材したディレクターの人達が書いている。読みやすく解りやすいが、もともと物書きの人達に筆力ではかなわないと感じる。 内容は社会問題をいかにして画像として切り取っていくかという試行錯誤が描かれていて面白かった。 特筆すべきはエピ...

クローズアップ現代やNHKスペシャルの活字版。 取材したディレクターの人達が書いている。読みやすく解りやすいが、もともと物書きの人達に筆力ではかなわないと感じる。 内容は社会問題をいかにして画像として切り取っていくかという試行錯誤が描かれていて面白かった。 特筆すべきはエピローグ。編集担当のディレクターが番組を編集して仕上げていくところが描かれているが、そこでこのシーンをカットしたらつたわる印象がまったく変わってしまう、とかまさに最近の報道番組が意図的にやらかしていることを、そうでなく真実をどう伝えるか(ただし視聴者を脱落させずに)真剣に悩んでいる。 ある意味この本で一番印象深いのはエピローグであると言える。

Posted byブクログ

2022/12/12

取材対象は興味ぶかく、誰でもなりうる存在ということで読み終えてよかったと思う。 ただ、ルポというジャンルゆえの不可分なのかもしれないけれど、著者の声が大きすぎて読み進みにくかった。

Posted byブクログ

2022/11/13

車上生活は動くひきこりだとわたしは理解している。引きこもりに精神疾患の人とそうでない人がいるように、車上生活者も同様。百人百様であり、簡単に定義付けなどできない。

Posted byブクログ

2022/08/02

貧困、孤独、虐待、老い…人間同士の繋がりを絶ち、車で生活する人たち=可哀想な人たち?中には好きで車上生活をする人もいた。幸せって一体なんだろう?車上生活から抜け出してもまた車上生活に戻った親子連れ、人間関係に行き詰まり夫婦で車上生活を送っていた元看護師の話が印象的だった。特に幼い...

貧困、孤独、虐待、老い…人間同士の繋がりを絶ち、車で生活する人たち=可哀想な人たち?中には好きで車上生活をする人もいた。幸せって一体なんだろう?車上生活から抜け出してもまた車上生活に戻った親子連れ、人間関係に行き詰まり夫婦で車上生活を送っていた元看護師の話が印象的だった。特に幼い子どもまで巻き込んでの車上生活ってなんだろう?そこにいるのに気づかれない人たち。ある意味怖い本だった。誰もが陥る可能性があるのだから。

Posted byブクログ

2022/03/17

「路上生活」に続きタイトルやテーマも似ているであろう本書を矢継ぎ読了。前者が一人での体験ルポであって、ある意味お気楽な筆致であったのに対して、本書はさすが天下のNHKだ。掘り下げる時間も人数も予算も桁が三つは違う。 じれのバリエーションが携わったディレクター、記者、カメラマンに至...

「路上生活」に続きタイトルやテーマも似ているであろう本書を矢継ぎ読了。前者が一人での体験ルポであって、ある意味お気楽な筆致であったのに対して、本書はさすが天下のNHKだ。掘り下げる時間も人数も予算も桁が三つは違う。 じれのバリエーションが携わったディレクター、記者、カメラマンに至るまで幅広い視点で語られる。 そもそも善悪や、一つの結論が設定しやすいテーマではないため、このエピソードを多くの視点、価値、問題意識で羅列することによって、この車上での生活というイシューがはらむ多層性が見える。 この編集により、ルポの事象そのものへの関心も大いに喚起されるのだが、それ以上にドキュメンタリー制作の困難と葛藤がまざまざと浮かび上がり、一級のメディア論として完成されている。なかなかどうして巧みな技であった。さすがです。

Posted byブクログ

2022/03/11

路上、車上、ネットカフェ、家ではなくいろいろな場所で住む人がいる。 これは、どこかの駐車場の片隅で車上生活をしている人々をルポした記録である。 この取材の発端は、群馬の「車上生活の末に高齢の母親が亡くなった」ニュースである。 車上生活に至るまでの人生に問題があるのでは…。 社...

路上、車上、ネットカフェ、家ではなくいろいろな場所で住む人がいる。 これは、どこかの駐車場の片隅で車上生活をしている人々をルポした記録である。 この取材の発端は、群馬の「車上生活の末に高齢の母親が亡くなった」ニュースである。 車上生活に至るまでの人生に問題があるのでは…。 社会との繋がりを断とうと車で生活をしている者。 自然災害でという異常事態で、住む家をなくしやむなく。 家はあるが、仕事柄移動するので。 家庭環境が複雑で。 家で、ひとりになると鬱になる。 さまざまな理由があって、車上生活をしている人がいる。 それが、社会問題なのか、それとも社会現象なのか、どちらとも言えないように思える。 そして、支援すべき人なのか、支援を必要としない人なのか、これもそれぞれなんだと思えた。 ただ、この本を読むまで、こんなにも車上生活をしている人が多いとは思わなかった。 道の駅に多く駐車していることも…。

Posted byブクログ

2021/12/31

タイトルを読んで あれ?? 自分の事?(笑) って 思いましたけど・・・・ 実際に 道の駅にお世話になると 軽ワゴンとかで 暮らしているような人を見かけます。 洗面所で 野菜を洗っていたり 顔を洗っていたり 髭剃りなどや 充電までしている人も見ます。 そういう方がいると 他の...

タイトルを読んで あれ?? 自分の事?(笑) って 思いましたけど・・・・ 実際に 道の駅にお世話になると 軽ワゴンとかで 暮らしているような人を見かけます。 洗面所で 野菜を洗っていたり 顔を洗っていたり 髭剃りなどや 充電までしている人も見ます。 そういう方がいると 他のお客様からのクレームとかで 道の駅使えなくなったらどうしようって 思っていましたが。。。 この本を読むと 車での生活しか 選択になかった方がいました。 勿論 住める家があるけど 車生活を選んでいる人もいました。 テレビでやったようですが 見損なっていたようです。 NHKのホームページに 結構しっかり載っていますね~~ 生保は車持ってると 受けられないし でも 寝るための場所が必要だし 助かる方法って ないのかと思ったら 生保まで ハードル高くなくって 生活困窮者自立支援制度 というものが あるようです。 それにしても そういう制度がある事を知らない人が多いのも(私も知らなかったし) 事実ですので  こういう 援助の方法が色々あるという事が 周知されると 良いですね。 そして 命がつながるといいですね。

Posted byブクログ

2021/09/02

テレビは切り取られた一部分しか見られない。こういう表に出るまでの過程をじっくり読めると、価値観がさらに広がる気がする。

Posted byブクログ

2021/08/30

ドリンクバーのコカコーラゼロみたいな1冊。1に0.7が2回掛かると核を失った味がする。 仕方ないんだけど真実に「番組化」と「書籍化」という変数が掛かるのだから、そんなもん真実なんてフレーバー程度を感じれるのならそれで御の字ぐらいに思ってないといけない。とはいえ歪んだ使命感持って...

ドリンクバーのコカコーラゼロみたいな1冊。1に0.7が2回掛かると核を失った味がする。 仕方ないんだけど真実に「番組化」と「書籍化」という変数が掛かるのだから、そんなもん真実なんてフレーバー程度を感じれるのならそれで御の字ぐらいに思ってないといけない。とはいえ歪んだ使命感持って自我をバタバタさせて人工甘味料にありつこうとする記者集団の報道姿勢がどうも読んでてダメだった。 訳ありの人を取材するのはいい、だけど成果を持ち帰りたいがために余裕を失った人間が生み出そうとするものに、社会に問題提起できるほどの質的な余裕なんかあるはずがない。ドキュメンタリー基本は大好きだけど、あくまでエンターテイメントだと割り切って付き合わなきゃなって思いました。 でもさ、離婚って酷いね。こどもから何もかもを奪ってしまうのね。不都合な真実かもしれないけど「離婚歴」はあらゆる社会的リスクと相関があるんだろうな、ぐらいの感想は持ちました。

Posted byブクログ