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妻たちのプロレス の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2020/12/04

ターザン山本の劣化具合が酷い。いくら馬場夫妻が亡くなっているからといって、夢で馬場さんに会ってきた話を書くとは…

Posted byブクログ

2020/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりのプロレス本だが、 最初は購入を躊躇した。何故ならば、著者の一人が元 週プロ編集長・ターザン山本だから(^^;)。若い頃は ともかくとして、年齢を重ねるとただただ鼻につくタ ーザンの文章。コレにカネを払うのはどうかと思った のだけど、結局購入したのはもう一人の著者が「さよ ならムーンサルトプレス」を書いた福留崇広だったか ら。 プロレスラー5人の「妻」を主役の据えたノンフィク ション集。登場するのは、力道山・高山善廣・剛竜馬 ・葛西純・藤波辰爾、そしてジャイアント馬場の5名 の奥様方。うち4名は僕の中で「超一流」の評価が付 いているのだが、残り1名は残念ながらそうではない (^^;)。まぁ全員、プロレス史に残る人たちなのは確 かなのだが。 とにかく興味深く読んだのは、藤波夫人の伽織さんと 高山夫人の奈津子さんのエピソード。現在も闘病を続 ける高山さんの奥様の力強さに感動したし、長州に踏 み台にされかけた時代の藤波さんの様子を語る夫人に 強烈なシンパシーを感じた。 コレは完全に目の付け所、つまりは企画の勝利。 プロレスラーの妻、という切り口はわりとありそうだ が、人選を工夫し、複数を組み合わせることで味が出 る、という相乗効果はすばらしいと思う。 ・・・ただ、福留氏だけで良かった気がするなぁ、著者 は(^^;)。馬場夫人を描いたターザン山本の文章は、 気持ち悪いを通り越してかなりバカっぽい。中学生の ポエムでももう少し良い気がするんだけど(^^;)。 ちなみにファンなら一目瞭然だが、超一流でない選手 の名前は敢えて書かないことにしようかと。さすがに ちょっと気の毒なので。

Posted byブクログ