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隈研吾作品集 2013-2020 の商品レビュー

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2024/06/22

隈研吾さんの2013から2020年までの作品を紹介している 国立競技場もあるが、2006から2012年の作品と比べて外観は木ではないものが多いと感じた。 またテントの様な外観の作品も多い気がした。

Posted byブクログ

2020/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本は自分にとって衝撃的過ぎた。 自分はこのままではいけないと思った。 自分は学生時代の2010年に均質環境制御の考え方でつくられることが多い現代の建築を超える方法を考えていた時に、①トポロジーという新しい幾何学と②福岡伸一さんの動的平衡という概念、③空気の流れを調整するCFD解析の技術に出会った。 水平・垂直に切断され、自然を排他することが多い建築に対して地形的で、空気が流れやすく、自然と一体化した山のように流動的な建築が、現代の建築を超えたものになるのではないかと卒業設計をつくった。当時は流れを意識しすぎた為に形態操作に終始していたのが反省点なのは今だから言えることだ。 この本でもトポロジーに言及されており、更に実現しているのだから敵わない。 しかし、現実に打ちのめされている内にこんなに素晴らしい作品を実現されていた。 デジタルファブリケーション。 自分は居心地に着目している。 コロナ後、歩くことで更に新しい視点を見つけたようでこれからも楽しみな建築家である。

Posted byブクログ