仕事の哲学 の商品レビュー
最初の方は自慢話とノスタルジーに溢れてたけど、言ってる事はわからないでもない気もするので、さすが20年来社長をやってるだけしますね。
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「仕事の哲学」を踏まえない、小手先だけの働き方改革では、ビジネスパーソンも企業も不幸になってしまう。キヤノン電子社長が、長年の経験で培った仕事への姿勢を説いた書籍。 働き方改革の取り組みの1つに「長時間労働の是正」がある。 だが、長時間残業や休日出勤を罪悪視しすぎると、「全力で...
「仕事の哲学」を踏まえない、小手先だけの働き方改革では、ビジネスパーソンも企業も不幸になってしまう。キヤノン電子社長が、長年の経験で培った仕事への姿勢を説いた書籍。 働き方改革の取り組みの1つに「長時間労働の是正」がある。 だが、長時間残業や休日出勤を罪悪視しすぎると、「全力で働こう」という意欲が薄れ、楽をしようと考える社員が増える。 働き方改革にともない、「テレワーク」も推奨されている。 だが、これはオフィスと違い、判断に迷った時、近くにいる人にすぐ相談できない。よって、すべて自分1人で判断できるぐらいの知識がないと、テレワークでは生産性が落ちてしまう。 今の日本では、集中して働くことで生産性が高まるという考え方が主流で、勤務時間が終わると仕事から離れる。 しかし、開発や設計、研究など、閃ひらめきを必要とする仕事では、1日中仕事のことを頭の中心に置くことで、よい考えが浮かぶ。 ベテランになると、若手の頃に比べ経験は増えるが、柔軟な発想が失われる。発想で若者に敵かなわないベテランは、20代の頃よりも何倍も勉強し、足りない能力を補う必要がある。 社員が「この会社で働きたい」と思うには、その会社への信頼が重要である。社員の信頼を得るためには、経営陣は「社員は自分たちが守る」という覚悟を持つ必要がある。 キヤノン電子では、自分で考え、動く習慣をつける目的で「ピカイチ運動」を行っている。4~5人のチームが各々テーマを決め、実現方法を考えるというものだ。例えば、ある工場のチームが「世界で一番よい挨拶」をテーマとし、毎朝の挨拶を始めたところ、他の人たちも真似て、全体が挨拶するようになった。すると、仲間意識が生まれ、製品の不良も減った。
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キャノン社長の自伝的な書物 いわゆる昭和的な働き方、考え方が書いてあるとマイナスに捉えがちな本にはなるが、 自分は努力してる、がんばってるんだというのがいかに社会的実績を積み上げた人に比べて甘いものかを考えさせられる。 先人たちの経験や考え方を参考にできる本。 ただし何かを伝え...
キャノン社長の自伝的な書物 いわゆる昭和的な働き方、考え方が書いてあるとマイナスに捉えがちな本にはなるが、 自分は努力してる、がんばってるんだというのがいかに社会的実績を積み上げた人に比べて甘いものかを考えさせられる。 先人たちの経験や考え方を参考にできる本。 ただし何かを伝えるというよりかは自伝として読む、柔和に受け止める必要性はありそうに個人的に感じる。
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著者の「日本人の働き方」や「働き方改革」への疑問は共感できる。ただ、解決法としては、具体性に 欠けると感じた。表題の「仕事の哲学」も、哲学というほど考えが昇華されておらず、少し物足りない。
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