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ある晴れた日に、墓じまい の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2024/12/25

医師である父の突然の死に、降りかかる遺産相続。 そして、我が身も、乳ガンに! 兄夫婦は、会社経営困難に! 墓じまいも、考慮し無ければいけないと、思う主人公の正美。 皆、少子化時代、子供がいても、結婚願望もない、結婚しても、ディンクスで、子供を授からないと決めている夫婦が、増え...

医師である父の突然の死に、降りかかる遺産相続。 そして、我が身も、乳ガンに! 兄夫婦は、会社経営困難に! 墓じまいも、考慮し無ければいけないと、思う主人公の正美。 皆、少子化時代、子供がいても、結婚願望もない、結婚しても、ディンクスで、子供を授からないと決めている夫婦が、増えて来た。 そうなると、誰が、墓守を???と言う問題が起こる。 今、この本を読んで、いつ、決断をしないといけないのか? 兄弟の賛否も必要になる……なんて、思う。 作者 堀川アサコ氏、ちょっと垣谷美雨氏のような作風で、現代の問題点をついている。 そして、垣谷美雨氏の作品「夫の墓には入りません」を思い出した。 そう結婚しても、苗字の別称も今 話題になっているが、墓に「⚪⚪家」と書けなくなって来ている。 でも、主人公の正美は、独身だが、周りを見渡すと、昴君や友人達が、良き繋がりを持たせている。 兄も、破産宣告をして、借金無しで、上手く行くような気がする。 正美の元夫も、そんなに悪い人でなくて、良かったと、思いながら、この本は、提起している問題は、これから考えなければいけない時代だと、思った。

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2024/01/19

親に墓じまいを頼まれたので読んでみた。 いつかくるその時を考えると先祖に申し訳なく思っていたが、ただの故人の引越しだとこの本が考えを変えてくれた。

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2023/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

44歳。バツイチ。職業古書店経営。乳癌を患い実家の墓じまいを思い立つ。人生の残り時間を考えるとき人は何を思うのか。自分のために、家族のために、残された誰かのために。

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2023/10/04

墓じまいを考えないといけないのかなぁ。めんどくささを感じるけれど、一時の感情で決めて良いものだろうか。めんどくさい人たちの中で、それを前向きに捉えようとして好感が持てる。

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2023/08/27

主人公正美は、がん治療中、親は毒親、兄夫婦もやばい、姉には障がいがあり、元夫も酷い、、、これ、小説だからいいけど、実際自分が正美の立場だったら、心を病みそうな環境。 本の世界へ現実逃避しがちなのは私も一緒なのでそこはかなり共感した。 正美の逞しさと、前に向かっていく姿は見習いたい...

主人公正美は、がん治療中、親は毒親、兄夫婦もやばい、姉には障がいがあり、元夫も酷い、、、これ、小説だからいいけど、実際自分が正美の立場だったら、心を病みそうな環境。 本の世界へ現実逃避しがちなのは私も一緒なのでそこはかなり共感した。 正美の逞しさと、前に向かっていく姿は見習いたい。

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2023/06/06

堀川アサコ作品は初めて。 読みやすい文体と小気味良いテンポが心地よい。 他作品も続けて読みたくなりました。

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2022/12/07

墓じまいって全然無縁な出来事じゃないなあ。ウチもなにかあったら墓を守る人が私らの代でいなくなるもの。現代の墓じまい、色々お勉強になりました。

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2022/11/04

この本を勧めてくれた母の気持ちは?と質問をされた時はドキッとしました。 改めてみんなの前で自分の気持ちを表現することで慎重に、丁寧に自分の気持ちや母の気持ちを扱うことが出来ました。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://...

この本を勧めてくれた母の気持ちは?と質問をされた時はドキッとしました。 改めてみんなの前で自分の気持ちを表現することで慎重に、丁寧に自分の気持ちや母の気持ちを扱うことが出来ました。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )

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2022/10/30

最初は面白かったんだけど、中ごろから不幸というか偶然性というか、ご都合主義というか、重なってちょっと残念。

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2022/07/09

なんとなく群さんに似てるなぁ〜群さんの小説を読んでるみたいだ…てのが第一印象。 乳癌に始まりそこからバタバタといろんな事が起きる。 明るい出来事はなく憂鬱になってしまいそうな事ばかり…でもこれらの事がのしかかって来るのが人生後半なんだよね(ーー;) ただ正美さんの人柄なのか作者の...

なんとなく群さんに似てるなぁ〜群さんの小説を読んでるみたいだ…てのが第一印象。 乳癌に始まりそこからバタバタといろんな事が起きる。 明るい出来事はなく憂鬱になってしまいそうな事ばかり…でもこれらの事がのしかかって来るのが人生後半なんだよね(ーー;) ただ正美さんの人柄なのか作者の文体なのか…起きる事柄は悲惨なのにどこか冷静に受け止めている感じが嫌な暗さを引っ張ってこない。 淡々としている。 なのでこちらも淡々と読破。 実際大きな病気に罹ったらこうはいかないんだろうなぁ 「家族にもいろいろある。幸せになるには距離感が必要。親子でも別の人間。水臭いくらいがちょうどいい」 親も子も歳と共に環境が変わる。環境が変われば考え方も変わる。 良くも悪くもいつまでも昔のままの関係性ではいられない。 だから距離感!親子でもこれ大事! 水臭いくらいがちょうどいい…だよなぁ〜

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