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国際人権入門 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2022/12/04

法務省:第74回人権週間 令和4年12月4日(日)~12月10日(土) https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html

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2021/08/26

最近話題になっている題材なので興味があった。 日本の行政、司法及び基本的人権に関する考え方の後進性を強く感じた。これで、世界3位の経済大国というのは恥ずかしい。

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2021/07/10

 勉強になった。国際条約について自分はほとんど何も知らなかった。  国内法の動向についてもきちんと整理しないと。  憲法・国際条約・法律の関係が少しわかった。

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2021/04/18

日本における、入管やジェンダー、教育(奨学金)問題といった人権侵害について詳細に知ることができた。 新書なので読みにくい部分もあったが、何が問題なのか理解することができて良かった

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2021/02/20

【要約】 日本では様々な人権問題があり、それを国際人権基準に照らして論じた本。 具体例として、入管収容施設の外国人、人種差別、女性差別、経済的に困窮する学生の学ぶ権利などについて語られている。 【感想】 聞いたことのあるものも、聞いたことのないものもあり、日本でこうした人権...

【要約】 日本では様々な人権問題があり、それを国際人権基準に照らして論じた本。 具体例として、入管収容施設の外国人、人種差別、女性差別、経済的に困窮する学生の学ぶ権利などについて語られている。 【感想】 聞いたことのあるものも、聞いたことのないものもあり、日本でこうした人権問題が今なおあるという事実に悲しい気持ちになった。 逆に、こうした人権問題の解決に抵抗する側はどういった論理に基づいて動いているのかは気になった。 問題解決に向けて行動するということは問題があることを認めることに繋がり、自らの非を認めることに繋がるからなのだろうか?それともその問題を放置することで何かしらの利益が発生するのだろうか?問題解決によるコストや新たなデメリット発生を懸念しているのだろうか? この本は一貫して人権問題の解決を訴えており、国など問題解決を行っていない相手に対しての批判的な口調が強い。正しいことを言っている(ように見える)からこそ、相手の立場も慮って冷静に議論を進めることが、問題解決を前に進めるために必要なのかなと感じた。

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2021/01/22

序章で記載されている、国連での人権規約、各人権条約、その履行を担保する仕組みが大変勉強になった。また、第一章以下、不法滞在の外国人や技能実習生、ヘイトスピーチ、女性や子供の人権、教育を受ける権利など、自分たちの身近なところで、国際水準から遅れている日本の現状が整理されており、問題...

序章で記載されている、国連での人権規約、各人権条約、その履行を担保する仕組みが大変勉強になった。また、第一章以下、不法滞在の外国人や技能実習生、ヘイトスピーチ、女性や子供の人権、教育を受ける権利など、自分たちの身近なところで、国際水準から遅れている日本の現状が整理されており、問題意識を持つに十分な内容だった。

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2020/12/16

様々な昨今重要となっている人権に関して分かりやすく書かれていて参考になりました。 難民の人権 教育を受ける権利 ヘイトスピーチなどなど

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2020/12/07

第二次大戦後、人権に関するさまざまな国際的な規約が誕生した。国連憲章のもと、国際社会で守られるべき人権をリストアップした国際人権章典を作ることになり、その最初の成果が世界人権宣言であった。これは条約ではなく国連総会決議であり、国連加盟国でなれば守るべき基準である。その後、国際人権...

第二次大戦後、人権に関するさまざまな国際的な規約が誕生した。国連憲章のもと、国際社会で守られるべき人権をリストアップした国際人権章典を作ることになり、その最初の成果が世界人権宣言であった。これは条約ではなく国連総会決議であり、国連加盟国でなれば守るべき基準である。その後、国際人権規約として、個別具体的なものへ条約化されていった。 翻って日本では、入管収容施設での処遇など不法滞在の外国人の人権や技能実習生の人権は保障されておらず、人種差別やヘイトスピーチに関しても他の先進国に遅れている。また、女性差別の撤廃や学ぶ権利実現のための国の施策も国際基準を満たしていない。「財源がないのではなく、人権の視点がない」という筆者の指摘が胸に刺さる。

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2020/09/24

日本が人権という視座を持たない国であることがよくわかる。 13人に1人が意に沿わない性交を強いられた経験があるとか多面的に論じられている。  さらに付言すれば予算がつかないのは、そうする国会議員を選ばない国民の怠慢も原因。 若者や女性が本当に選挙に行かないのも人権感覚を備え...

日本が人権という視座を持たない国であることがよくわかる。 13人に1人が意に沿わない性交を強いられた経験があるとか多面的に論じられている。  さらに付言すれば予算がつかないのは、そうする国会議員を選ばない国民の怠慢も原因。 若者や女性が本当に選挙に行かないのも人権感覚を備えようとしない議員の跋扈を許していることを考えないと、いくら理屈が正しくとも世の中は変わらない。残念だけど。

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2020/09/20

人権という言葉は誰もが知っている。そして「なんとなく」、不可侵で大切なものだと理解している。 人種、ジェンダー。難民問題。 しかしそれらが国際的にどう定義され、どう保護されるべきものなのかはよくわかっていなかった。 個人的に衝撃的だったのは教育に関するもの。 貸与を受け始めたと...

人権という言葉は誰もが知っている。そして「なんとなく」、不可侵で大切なものだと理解している。 人種、ジェンダー。難民問題。 しかしそれらが国際的にどう定義され、どう保護されるべきものなのかはよくわかっていなかった。 個人的に衝撃的だったのは教育に関するもの。 貸与を受け始めたときには日本育英会、返し始めるころに学生支援機構になっていた私にとって読みながらやるせない気持ちになった。 いま36歳、いまだ返済を続けている。いや、返済でき生活できているだけ恵まれているほうだ。 日々の「仕方ない」と諦めていること、「そういうもよだ」と受け入れていることには、実は人権問題が潜んでいる…そんなことに気付かされる一冊。

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