ハダカデバネズミのひみつ の商品レビュー

岡ノ谷一夫(監修)

2021/06/06

ハダカデバネズミは、老化しにくく、ガンにかかりにくい動物という。
そのキモ可愛さと、女王蜂ならぬ女王ハダカデバネズミがいるコロニーを形成する生態など、不思議な生き物だ。

2021/02/06

ハダカデバネズミ！
名前もルックスも実に個性的ですが、がん化耐性や老化しないこと、無酸素耐性など、哺乳類として注目される特徴など、実に興味深い。
読みやすく構成されていて、飽きずに読めました。

2020/11/26

『ハダカデバネズミ-女王・兵隊・ふとん係』以来の待ちに待ったハダカデバネズミ本。

ハダカデバネズミのにっこり写真がいっぱい！

お腹丸出しデバネズミ。野生の子なのに。

●ハダカデバネズミはどんなネズミか？
哺乳類なのにアリやハチのような｢真社会性｣を持つ。
裸で出歯で鼠。
兵隊は戦士ではなく特攻隊。
おふとん係になりたいわあ。
疲れるとすきっ歯になる。

●特殊な生態
女王を、頂点としたピラミッド社会。
巣がなんかめちゃくちゃ考えられている。無駄が無い。お芋は全部食べ尽くさずに、また太るのを待つ。

●ハダカデバネズミの研究
鳴き声が17種類発見されている。
→弱チュー鳴きとか、名前がかわいい。
長寿のひみつ
←老化耐性と、がん化耐性
デバネズミのiPS 細胞
無酸素環境下では好気呼吸をやめ、別のメカニズムでエネルギーをうみだす唯一の哺乳類！

●ハダカデバネズミを研究する人々

●ハダカデバネズミと出合える日本の施設
→関西にはあらへんやん⤵

ますますハダカデバネズミが大好きになりました。

2020/10/23

３０年と普通のねずみの三倍の寿命がありガンにはならないが、温度管理など結構厳しい条件は要求される飼育。真社会性を持つ数少ない哺乳類だが、女王の座は妊娠中などに狙われることもある。

2020/10/17

やっぱり、おもろいハダカデバネズミ。
低酸素、高二酸化炭素の耐性、癌化耐性、マウスの十倍の寿命。不思議過ぎる。

2020/09/30

ハダカデバネズミの生態と体質がわかる本。真社会性を持つことや鳴き声の話は『つながりの進化生物学』で読んだので知っていたけれど、ガンになりにくい、嫌気呼吸ができるなど、体質も特異なのだな、と勉強になった。
これからも研究に期待。

2020/08/31

前の本では言語の研究（言語の起源研究）で重用されていたハダカデバネズミが、現在ではガン研究（罹患率が低い、iPS細胞のに耐腫瘍化の性質がある）、低酸素での活動（フルクトース活用）、長寿命など他分野でも注目されているとのこと