志村けん160の言葉 の商品レビュー

志村けん(著者)

2024/04/10

志村さんが生涯に渡って大切にされてこられた「笑い」は、血の滲むほどの努力と人間性によって作られてきたのだと思いました。
私はこの本を読んで3のことを感じました。
1つ目は、1つの道を極めると言うことが、どれほど美しく、はたまた難しいかと言うこと。志村さんであれば、お笑いという道にこだわり抜き、人々を笑わせるということを生涯に渡って突き詰め、そして職人と言えるほどに極められた。しかし、その道は険しく、人一倍苦労されてきた。自分が目指す理想の自分になれるよう、私も人一倍努力したいも思いました。
2つ目は、「笑顔」の偉大さです。どんなに辛いことや悲しいことがあっても、笑顔になれば少し楽な感情になるし、どうでもよくなったりします。志村さんは、その笑顔を作るために、日々研究して、稽古して、実践して、客である私たちに笑顔を作ってくれている。芸人というお仕事に改めてリスペクトの気持ちが生まれてました。
最後に3つ目は、1度きりの人生、自分のやりたいことをとことんやり切りたいと感じました。志村さんであれば、人に笑ってもらうこと、私も人生をかけてやりたいことを見つけ、とことんやり込みたいと思いました。

私は、20代でバカ殿様や天才！志村動物園を見て育ちました。そのテレビやSNSで志村さんという人物に魅力を感じ、この本を購入しました。購読後、大きな尊敬の気持ちと、志村さんの魅力を感じました。それと同時に自分の人生について、考える良いきっかけになりました。

志村さんが、テレビで人々に笑いを届ける姿をもう見れなくなったのは残念ですが、私を含め、人々の心の中にはずっと志村さんが生き続けていると思います。
生前多忙を極め、体もくたくただったと思います。どうか安らかにお眠りください。ありがとうございました。

2023/08/27

コロナ逝去後の追悼本
過去の自著やテレビ・雑誌のインタビューの言葉を集めた名言集
幼少期から死の直前まで
喜劇王のエッセンス・矜持が詰まった一冊

2023/04/25

志村けんのお笑いに対する熱意がすごく伝わってきて、時間を睡眠よりもコントを考える時間に費やすという所が凄いなと思った。

2022/07/24

志村さんのインタビューや番組での言葉をまとめたもの。
志村さんの仕事に対する考え方や向き合い方、お笑いに対する想い、お酒や女性にまつわる話しなど、様々な角度から触れられており、志村けんの人間性を知る事が出来てとても面白い作品だった。
そこらへんの自己啓発本より、とても参考になる。
やはり志村さんほどの人でも、常にお笑いの事を考え、アイデアに悩み、ストレスで身体を壊すこともあったんだな、、いやあそこまで到達した人だからこそか。
好きな事を見つける事が大切だし、それが1つでも見つかればとても幸せな事だという言葉が、とても説得力のある言葉だった。あと、お酒を飲み交わす事が大事という事も。
読んだ後自分も頑張ろうと思える本だった。

2022/05/28

日本を代表する喜劇王、志村けんの言葉をまとめた本。

幼稚園に入る前からドリフを見ていた世代だった自分が、無くなったときの特集や裏話などを見つつ、当時を振り返ると、当時志村けんは20代それも中盤だったのだろう。

東村山音頭はあまりリアルタイムで見た記憶は無いが、ひげダンスなどは自分もマネしたなぁ・・・

そして無くなった年齢を見て自分との年齢差が思ったよりも少なかったのは驚いた。

2022/03/27

稀代のコメディアンは、走り抜けるように時代を全うしてしまった。その160の言葉。と言いましても、各種既刊の書籍やインタビューやらからのエピソード。年代などを並べずにあるところは良いと思いました。その時代時代の流れがある中でのブレない芯というものがはっきり見えている中で、人言味のある年令による揺れというものも感じられます。これらの言葉が形成する人物は、自身でも言っているように一生バカやっていった。それが改めて沁みいる一冊でした。

2022/02/23

志村さんが亡くなられてもうすぐ２年。

その後たびたび放送される志村さんやドリフの番組を

二女あ～さんは欠かさず録画し、何度も見返して笑っています。

あの頃、僕が夢中で笑っていたあのコント、世代を超えて愛されているということを

実感します。

１つのことを極めた人の言葉はやっぱり刺さる。金言ばかりでした。