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紙の心 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/02/06
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書簡小説でボーイミーツガールもので表紙がカシワイと来たら好きやろ~! 内容はあっさりしてるけど、続きが気になって一気に読めました。

Posted byブクログ

2022/07/04
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スタンプブックスはやや重いけど、充実した内容が多くて気に入っているのですが、これは私には面白さがあまりわからず、、、。 まあ、ただ自分と合わなかっただけですが。 思春期の少年少女の淡い恋愛、手紙交換、顔のわからない恋、そしてディストピア研究所の秘密…期待できる要素がいっぱいあったのですが、特にどんでん返しもなく、あっさり、そのまま終わるのでビックリ。 私、ユーナの正体はアラミスだと思ってた(爆)。 あらー普通に終わるんだねえ、と驚いた。 もう10代の恋愛に興味もないし笑、なかなか話が進まずにイライラしてしまった。 とくに、ユーナの煮え切らなさはなんなんだ。 理由があって、毎回逃げ回っているのかなと思ったけど、ただのビビりなだけだった。 ダンのほうが好感が持てるんだけど、なんだかしつこいタイプにも見える。 全体に、私と訳が合わない気がした。 この口調の、思春期男女の優柔不断恋愛を読み続けるのはストレスだったなあ。 あと、いろんな意味で、ひとごとではないな、と思えた要素があり、その面でも胸糞悪い読後感になってしまった。 あ、感想は、アラミス以上にポルトスがかっこよかったと思いますよ。

Posted byブクログ

2020/11/09
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ダンとユーナの往復書簡にて物語が進んでいく。 図書館の本の中にはしのばせて…という、ロマンティックなやりとり。 そのうちに2人が住んでいる場所やルームメイト、食事内容等に謎めいたものを感じ、そして2人の日常やそこに至る目的を想像しながら読み進めた。 ちょっと中だるみ感はあるものの、後半からはページをめくる手が止まらなかった。 確かに皆さんが感想で述べれられていたように、『わたしを離さないで』が頭にちらつく。 『わたしを離さないで』よりは、ずーと軽い感じで読めるけれども。YAだからかな。そしてYAらしい終わり方。 このような未来が来たらこわい…と思いつつ、今後起こらないとは言えないと、近い未来を想像してゾクっとした。

Posted byブクログ

2020/11/03

本に手紙をはさんで文通ということで、以前に原書で読んだWords in Deep Blue(未訳)というYAを思いだしたけど、それよりもずっと、そういう形でしか手紙をやりとりできないという状況に真実味があってよかった。環境の異常さがちらちらと顔をのぞかせる前半は、文通のなかの「恋...

本に手紙をはさんで文通ということで、以前に原書で読んだWords in Deep Blue(未訳)というYAを思いだしたけど、それよりもずっと、そういう形でしか手紙をやりとりできないという状況に真実味があってよかった。環境の異常さがちらちらと顔をのぞかせる前半は、文通のなかの「恋のかけひき」みたいな部分がわたしのテイストからすると少し過剰で、気持ちがそがれるところもあったが、さまざまなことが明らかになっていく後半は一気読み。 『わたしを離さないで』を思いだした人も多いようで、それも納得だけれど、比べてどうこうということではなく、これはこれとして面白かった。ネタは案外古風で、むしろ『カッコーの巣の上で』を想起させる? でもYAらしい明るい結末に救いがあってよかった。 それにしてもなあ……親……。こわい。

Posted byブクログ

2020/10/19

ダンとユーナの往復書簡は、10代の真っ直ぐな感じが好感。ルームメートも魅力的で良い。『わたしを離さないで』とか『約束のネバーランド』とかの感じかな。

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2020/09/07

図書館の本に挟んだ手紙だけで、会うことのないふたりが強く惹かれあっていく。若いふたりの言葉は微笑ましく瑞々しい。それだけなら爽やかなラブストーリーなのに。 読者も手紙を読みながら、状況を少しずつ知っていく。ふたりが暮らす「研究所」とは?過去に何があったのか? 穏やかそうに見える暮...

図書館の本に挟んだ手紙だけで、会うことのないふたりが強く惹かれあっていく。若いふたりの言葉は微笑ましく瑞々しい。それだけなら爽やかなラブストーリーなのに。 読者も手紙を読みながら、状況を少しずつ知っていく。ふたりが暮らす「研究所」とは?過去に何があったのか? 穏やかそうに見える暮らしの中の違和感。不安が募り、知りたいけどおそろしい事を知ってしまいそうで怖い。 後半、謎が明らかになる。 願望が叶えられる、その突き進む先にあるものに戦慄する。

Posted byブクログ

2020/09/03

森の中の研究所に暮らす少年少女たち。それぞれの治療のために研究所で暮らしている。あんまり利用されていない図書室の本を通して文通を始めたダンとユーナ。お互いの研究所での暮らしや、家族のことなど交わしているうちに、研究所の秘密と向き合うごとになる。 本の紹介を読んで「わたしを離さな...

森の中の研究所に暮らす少年少女たち。それぞれの治療のために研究所で暮らしている。あんまり利用されていない図書室の本を通して文通を始めたダンとユーナ。お互いの研究所での暮らしや、家族のことなど交わしているうちに、研究所の秘密と向き合うごとになる。 本の紹介を読んで「わたしを離さないで」を思い浮かべたのだが、ちょっと期待はずれだった。ダンとユーナの交わす書簡体で書かれているのだが、あまり成功しているとは思えなかった。

Posted byブクログ