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地域の未来・自伐林業で定住化を図る の商品レビュー

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2021/01/21

〇林業に飛び込む若者でも、できないことはなさそう!を感じる事例集 本誌は、雑誌「現代林業」に掲載されていた「自伐林業」探求の旅シリーズを書籍化したもののようです。 全40回17自治体の事例を連載にしたものをまとめた本ですから、なかなかに分厚い!さながら事例集。 ・・・いえ、事例...

〇林業に飛び込む若者でも、できないことはなさそう!を感じる事例集 本誌は、雑誌「現代林業」に掲載されていた「自伐林業」探求の旅シリーズを書籍化したもののようです。 全40回17自治体の事例を連載にしたものをまとめた本ですから、なかなかに分厚い!さながら事例集。 ・・・いえ、事例集です。タイトルの通り、「自伐林業」を「持続可能な」生業にしながら、さらに後進に引き継げるようにするためにはどうするべきなのか、をそれぞれ一生懸命考えておられる様子が書かれている。 自伐林業が成り立つためにはいろいろな形態があり、企業としてその取り組みを行っている場合もあれば、行政が支援しているところもある。 また、移住した人が支える場合もあれば、現地にいる人が後進を育成しようとしている取り組みもある。 そして、企業や公共だけでなく、市民セクターも大きな役割をどうやら果たしていそうだ。地域づくり協力隊や林業会社だけではきっと日本の林業は立ち行かない。 全部が全部この本の内容をわたしが掌握できたわけではないが、少なくとも、この本で林業に関わる人はみな本気で森林の再興と林業の未来を祈って真正面から行動しているように見えた。

Posted byブクログ