九天に鹿を殺す の商品レビュー
読了。購入時は30ページほどで入り込めず積読していたがタイミングなのかスルッと世界観に入り込めた。漢字の多さ、旧字、特殊な読みは苦笑したが、作者の好きを詰め込んだ様が好まれる。いくらでも冊数を重ねられる内容なだけに、上手く一冊に纏まっている。ただシリーズ化は読者が付いてこられれば...
読了。購入時は30ページほどで入り込めず積読していたがタイミングなのかスルッと世界観に入り込めた。漢字の多さ、旧字、特殊な読みは苦笑したが、作者の好きを詰め込んだ様が好まれる。いくらでも冊数を重ねられる内容なだけに、上手く一冊に纏まっている。ただシリーズ化は読者が付いてこられれば有りかも…というくらいひたすら必死だった。笑
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面白かった。一気に読んだ。 けど、用語が難しすぎて(笑)、もうちょっとフリガナ振ってくれてもいいのよ……と思ったなど。中華系のお話だと、普段縁のない漢字も多くて、別に読めてなくても話の意味は通るのだけど、頭の中でうまく変換できないから目での朗読が途切れる感じがあるんだけど……???(これは私だけの感覚なのかもしれない) 漢字は読めないけど意味はわかる(これまでにも出てきているから)→でも、咄嗟になんて読むんだっけ? となる→集中力が途切れる という流れになるから、フリガナは大事。特にこのお話のように登場人物も多く、舞台設定となる国の成り立ちや、彼らが置かれる状況が特殊だと、集中力が途切れるだけで意味がわからなくなって放り投げる人も多そう。もう少しフリガナは多くてもよかったんじゃないかなー。要所で入れてくれているけども。
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先帝の崩御に伴い皇帝の座を巡り8人の皇子が蠱鬼を狩りその数を競う。 最後のひとりになるまでだましだまされ命を懸けた戦いとなる。 ラストシーンこそ爽やかに締めくくったが、内容的によくこのレーベルで出されたなと感心してしまった。 凄惨な戦いの連続で甘さのかけらもないので、気分が荒ぶっている時に読むとより一層楽しめるだろう。
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8人の皇子が選ばれて、生き残った者が王になる蠱毒形式の陰謀話。不正はできないようシステムされていて、騙し合い殺し合いが面白かった。 ただ、その選定システムが結構ルールが多くて「こういう陰謀だった」「こういう抜け道がある」という陰謀が陰謀ぽくなかった。私はルールを理解しきれていな...
8人の皇子が選ばれて、生き残った者が王になる蠱毒形式の陰謀話。不正はできないようシステムされていて、騙し合い殺し合いが面白かった。 ただ、その選定システムが結構ルールが多くて「こういう陰謀だった」「こういう抜け道がある」という陰謀が陰謀ぽくなかった。私はルールを理解しきれていないから、あ、そうなのね。とまるきり受け止めるしかなかった。絶対こうだろ、という想像を裏切られるのが楽しいので、難しかったかな。。。
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皇帝の崩御とともに8人の皇子による次期皇帝を決める「九天逐鹿」という名の生き残りをかけたバトルが始まる。審判は期限付きで玉座の空白を埋める女帝。 登場人物も多く、言葉もちょっと難しかったので、入り込むまでに少し時間がかかったけど、最後まで誰が残るか解らない騙し合いの展開は楽しか...
皇帝の崩御とともに8人の皇子による次期皇帝を決める「九天逐鹿」という名の生き残りをかけたバトルが始まる。審判は期限付きで玉座の空白を埋める女帝。 登場人物も多く、言葉もちょっと難しかったので、入り込むまでに少し時間がかかったけど、最後まで誰が残るか解らない騙し合いの展開は楽しかったです。 決まってみると、結局は帝位に相応しい資質を持つ皇子だったのか… とても作者の熱量を感じました。
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皇帝が崩御した時に、一年という歳月をかけて選ばれた八人の王子が争う。 面白かったです(^^) 知力、体力、陰謀。己の持つ全てを使い、皇位をかけて争う。 本人たちも大変だけど、その一年の間に政を行い、皇帝が決まったら、禅譲させられる女帝も(^◇^;) 血腥い物語ではありましたが、中華系だしありだなぁと。 次の作品が楽しみかも(^.^)
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