ダ・ヴィンチ、501年目の旅 の商品レビュー
昨年ルーブル美術館のレオナルド展を訪れた時の感動が蘇ってくる。加えて、本書で述べられているレオナルド出生の地ヴィンチ村、最晩年を過ごしたクロ・リュセ城のコントラストというのは僕も行ったからこそ激しく同意。旅行記という形式で書かれているから生々しく追体験できる。 参考文献として扱...
昨年ルーブル美術館のレオナルド展を訪れた時の感動が蘇ってくる。加えて、本書で述べられているレオナルド出生の地ヴィンチ村、最晩年を過ごしたクロ・リュセ城のコントラストというのは僕も行ったからこそ激しく同意。旅行記という形式で書かれているから生々しく追体験できる。 参考文献として扱われてた論文と黄金比の本読みますかね (メモ)
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美術に詳しくなくとも、著者とともに旅行&鑑賞をしている気分で楽しく読むことができた。 ただ作品を見るだけでは、なんとなく好きか嫌いか、すごいかそうでないか、しかわからない。しかし、その背景、作者の生い立ちや、絵画に込められた想いやストーリー、技法を知ると、美術は科学的でもあり哲学...
美術に詳しくなくとも、著者とともに旅行&鑑賞をしている気分で楽しく読むことができた。 ただ作品を見るだけでは、なんとなく好きか嫌いか、すごいかそうでないか、しかわからない。しかし、その背景、作者の生い立ちや、絵画に込められた想いやストーリー、技法を知ると、美術は科学的でもあり哲学的でもあることがわかる。すると、鑑賞の価値は全く違ったものになる。 自身もそうだが、美術の良さがイマイチわからない人たちには、前提となる知識不足が原因だ。闇雲に作品をつくらせる、美術史を暗記させるだけの日本の学校教育を変え、アートを楽しむための素養を身につけさせる必要があると感じた。 ダ・ヴィンチの作品を楽しむための視点を与えてくれたことはもちろん、美術の楽しみ方を教えてくれる読みやすい一冊であった。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ没後501年目のロンドン、パリへのダ・ヴィンチ展を巡る旅をはじめ、これまでの筆者のダ・ヴィンチを求めた旅行記で、ダ・ヴィンチの作品・手稿を通して、その魅力、偉大さ、世界観、新たな発見等を分かりやすく解説している。
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