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果てまで走れ!157ヵ国、自転車で地球一周15万キロの旅 の商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2024/04/26

自転車で世界一周を果たした実話エッセイ。 著者の壮絶な体験談に驚嘆し、 世界での人のつながりに心暖まる感動本。

Posted byブクログ

2021/11/19

読み終えての印象は、内容が薄い。 旅の全てを細かく書くと膨大なページ数になるでしょうから仕方ないですが、文庫の厚さほどの旅の記憶が記録されてないように思いました。 もっと各地のことを詳しく書いてほしかったです。最後は作者がこれからどうしたいか、という目標や自己啓発のような話になっ...

読み終えての印象は、内容が薄い。 旅の全てを細かく書くと膨大なページ数になるでしょうから仕方ないですが、文庫の厚さほどの旅の記憶が記録されてないように思いました。 もっと各地のことを詳しく書いてほしかったです。最後は作者がこれからどうしたいか、という目標や自己啓発のような話になってしまっています。 旅を終えてどう思うかは大切なことです。価値ある体験だったと思えますからね。ですが旅エッセイだと思って読むと結論が違うかなと思いました。

Posted byブクログ

2020/11/25

率直に思ったのは一部危険で無謀で引くレベル。 でも実際現地へ行ってみれば、そこに人が生活を営んでいる訳だし紙面から伝わってくるほど緊迫した状態じゃないのかもしれない。 それとページの都合上、仕方ないのかも知れないけど各国あまりにもはしおり過ぎて内容がかなり薄っぺらになってしまいか...

率直に思ったのは一部危険で無謀で引くレベル。 でも実際現地へ行ってみれば、そこに人が生活を営んでいる訳だし紙面から伝わってくるほど緊迫した状態じゃないのかもしれない。 それとページの都合上、仕方ないのかも知れないけど各国あまりにもはしおり過ぎて内容がかなり薄っぺらになってしまいかなり残念。 あとがきで著者の今後の夢とやらを読んだけどその地に足を付けていないっぷりには正直驚愕。 もう少し具体的なテーマや目的を持つべきなのじゃないのかな。

Posted byブクログ

2020/08/18

長いサブタイトル「157か国、自転車で地球一周15万キロの旅」が本書の内容とセールスポイントをそのまま表しており、2007年3月9日の日本一周に始まり2016年9月25日のニューヨークでのゴールに至るまで、トラブルによる休止期間なども挟みながらの約8年半の旅は、刊行時点で自転車で...

長いサブタイトル「157か国、自転車で地球一周15万キロの旅」が本書の内容とセールスポイントをそのまま表しており、2007年3月9日の日本一周に始まり2016年9月25日のニューヨークでのゴールに至るまで、トラブルによる休止期間なども挟みながらの約8年半の旅は、刊行時点で自転車で訪れた国の数と走破距離で日本記録となるそうです。 通読してまず感じたのは内容そのものではなく、上記のような稀有な体験と長期間にわたる旅の記録とは裏腹な内容の薄さです。その大きな理由のひとつとして考えられるのは単純に、長大な旅程とは対照的な本書に与えられたページ数の少なさです。全篇で約220というページ数はそれだけでも多いとは言えない分量のうえ、全5章のうち海外編は2~4章の約140ページ弱に過ぎません。1か国あたり1ページにも満たず、当然これでは掘り下げは難しいため国名が登場するだけで旅の内容には一切触れられない国も相当数にのぼります。それでも内容としてはかなり駆け足となっており、著者にとって思い入れのあるらしい旅の途中で出会った人々の名前もこちらの印象には残らないまま一瞬で過ぎ去り、さながら世界を股にかけたスタンプラリーといった様相を呈しています。 ページ数と旅のアンバランスさをひとまず置くとしても、本書で触れられる旅立ちまでの経緯と決意、旅の厳しさや旅先での人々の優しさ、経験から得た教訓はもちろん体験者にとっては貴重なものと推察できますが、この手の若者のハードな旅を扱った書籍に散見される知見を出ないものであり、過去にいくつか読んだ同等の書籍のなかで突出する独自性は見出せませんでした。ここに至ると、仮に十分な紙幅が与えられていても印象的な紀行文が残せていたか疑問にも感じ、走破距離や通過国数を前面に押し出しているのも、むしろ内容的に密度の高い書籍にすることが困難だったことから、このような構成に落ち着いたのではないかなどと意地悪な考えも浮かびます。 とはいえ、チベットの青の絵の具をこぼしたような青空、タジキスタンの清冽な空気に見た黄泉の国さながらの星空が織りなす景色や、ユーコンでの身体に響くような静寂と悠久な自然に浄化された思考の心地よさなど、世界を股にかけた旅行記ならではの、自分でも体験してみたいと感じるようなシーンはいくつかありました。可能であれば全旅程にこだわらず、著者にとっての感興の深さに沿った旅の回顧録であれば改めて読んでみたいとも思います。 以降は参考までに各章ごとの簡単なメモ書きです。 ---------- 第1章 地球一周旅への助走 ・卒業前のチベット旅行と地球一周への夢 ・会社員時代と旅行資金のための節約生活 ・前哨戦としての日本一周と台湾滞在 第2章 アジア・オセアニア編 ・世界一の急坂 ・地元TVの密着取材 ・48時間タイムトライアル ・度重なる交通事故 ・ラマダンによる無補給 第3章 ヨーロッパ・アフリカ編 ・寒波と過酷な旅 ・子供たちの笑顔 ・インジェラとヤギ肉 ・凶悪都市の親切な人々 ・「人の歩幅に合わせるより…」 第4章 南北アメリカ編 ・クマとの遭遇にも笑顔 ・銃を向けられ弄ばれた恐怖と悔しさ ・スマホの電源をオフにすることが増えたメキシコ ・宝石の道/アウストラル街道 ・悪政に苦しむなか、人びとが最も親切だった国 第5章 夢の持つ魔法の力 ・旅の総括 ・「人と比べない生き方」 ・おすすめの国は? ・必要なのは三つの言葉 ・今後の夢 ※あとがきのほか、文庫版あとがきもあり

Posted byブクログ