満月の泥枕 の商品レビュー
んなアホな、という展開が続く、ドタバタ人情劇...かな?(^ ^; 酔っ払いが殺人事件を目撃する、という 出だしはかなりインパクトある。 が、その後の展開が割とぐずぐずな感じ(^ ^; 登場人物がみな、キャラがぶれぶれな感じで、 どういう気持ちで読んだらいいのか、よく分からん...
んなアホな、という展開が続く、ドタバタ人情劇...かな?(^ ^; 酔っ払いが殺人事件を目撃する、という 出だしはかなりインパクトある。 が、その後の展開が割とぐずぐずな感じ(^ ^; 登場人物がみな、キャラがぶれぶれな感じで、 どういう気持ちで読んだらいいのか、よく分からん(^ ^; かと言って、面白くないかと言えば、そうではない(^ ^ あははばかそんなはずが、とか思いながら、 結構楽しく読めた(^ ^ が、いかんせん何もかもが「マンガっぽい」印象で... 言葉は悪いが「アホなエンタメ」と割り切って読めば 楽しく読める感じかな(^ ^ インディアナ・ジョーンズ + じゃりン子チエ + うる星やつら って感じの印象(^ ^;
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あらすじ 東京浅草に近い下町アパート。36歳二美男は姪の汐子と暮らす。二美男はかつて塗装業を営み、妻子がいたが、開けたままのペンキ巻が原因で子どもを窒息死させた過去があった。それ以来、自堕落な生活を送っている。三国祭の夜、殺人現場に遭遇してしまった(と思い込んだ)ところから、汐子の同級生、その家族で剣道師範一家、アパートの住人を巻き込んでの騒動となる。 面白かったー。サスペンスやミステリものではないと思う。ほっこりほんわかミステリー風味かな。道尾作品読むのは数年ぶりかな。殺人と思われたのは、小学生並の意地っ張りな気持ちだったり、二美男の過去を汐子がアパートの住人にばらしてしまったり。登場人物のほとんどが世間的に見たら負け組。でも力を合わせて三国祭りをかき回したり、岐阜県まで乗り込んでいったり、楽しい作品だった。
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道尾作品でたまに見かける、顔見知りが集まって大それた計画を実行するやつ。しかもあまり頭脳明晰とは言えない人が大半を占めるから、とってもドタバタ(笑)。 飲酒しながら読んだ私が悪いんですが、酔っぱらいの頭には、表紙そのままのお祭りや坑道での彼らの動きが複雑すぎて、イメージするのに難儀しました。でも、「そんなものを紙袋に入れてカジュアルに持ち歩く」姿は想像できて笑ってしまう。 「後悔なんてものはみんな、言い訳」という言葉も心に沁みて、なんだかんだで笑った後は切なさが胸に迫る道尾さんなのでした。ま、だいぶ分厚いけど。
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ハートウォーミングな話にするのかミステリーにするのか、中途半端な気がしました。 もっと、良い話しにしちゃえば良いのに。。
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道尾秀介さんの「満月の泥枕」、面白かった。道尾秀介さんの作品は好きで何冊か持ってる。本作も道尾ワールドが満載。何度も繰り返されるどんでん返しのミステリーあり、ジェットコースター感あり、人間模様あり、最後は家族愛にホロりとさせられる。主人公がけっこう若かったのが途中でわかり(私より...
道尾秀介さんの「満月の泥枕」、面白かった。道尾秀介さんの作品は好きで何冊か持ってる。本作も道尾ワールドが満載。何度も繰り返されるどんでん返しのミステリーあり、ジェットコースター感あり、人間模様あり、最後は家族愛にホロりとさせられる。主人公がけっこう若かったのが途中でわかり(私より下)、急に親近感がわいた。主人公と同居している姪っ子が10 歳くらいなのだが、これがまた、ウチの次女に似たキャラクター、いわゆるしっかり者な性格、大人びた考えを持ってる。これまた近親感が湧く。 また、道尾作品を読みたくなりました。
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冗長気味。 主人公含め登場人物の魅力不足により、そこまで続きを読みたいと思えず、読了までに相当時間かかった。 伏線の回収もイマイチすっきりしない。 汐子も大人びすぎてるし字面で見るとやっぱり関西弁はちょっときついな、、、
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良い読後感を得ることができた。心に傷を抱えた主人公の最後の心の動きと、姪とのやりとりが嵌まるところに嵌まってくれる感じ。
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正直期待外れ。 設定も強引だし伏線の回収も良く解らないし兎に角ストーリーに不自然な点が多く惹き込まれない。 道尾作品はやっぱり絶望感の中にかすかに希望を感じるような作品の方が面白いのかな。 僕の好みではないほうの道尾作品。
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始めはさほど期待した?わけではないが、ちょっとしたミステリにどんでん返し。インディジョーンズばりの活劇にペーソス。さすが道尾秀介と感嘆
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登場人物それぞれが抱える悩み。 それを隠すためについたウソ。 それらが重なり合ってある事件へ。 真相解明に向けて動いていく過程で、そのウソや悩みが明らかになっていくというスピード感ある作品で、とても読みやすくおもしろかったです。
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