哀しみがあるから人生は面白い の商品レビュー
【哀しみがあるから人生は面白い】 課長島耕作シリーズなど数々の作品を楽しませていただいた弘兼憲史さんと、私は初めて知ることになった下重暁子さんの対談形式の著書です。 正直、最初の方を読んでいて下重さんはなんか面倒臭い女性だなぁと思いましたが、これまでの人生の軌跡を知ると、下重暁...
【哀しみがあるから人生は面白い】 課長島耕作シリーズなど数々の作品を楽しませていただいた弘兼憲史さんと、私は初めて知ることになった下重暁子さんの対談形式の著書です。 正直、最初の方を読んでいて下重さんはなんか面倒臭い女性だなぁと思いましたが、これまでの人生の軌跡を知ると、下重暁子という存在が大きく思えてきました。 特に下重さん、83歳なのに心が若くて驚かされました。年齢なんて関係ない、それを改めて教えていただくことが出来ました。 弘兼憲史さんとの掛け合いが素晴らしい著書です。 私が最も心を動かされたのは、下重暁子さんの以下の言葉。少し長くなりますが…。 『そもそも哀しみのない人生なんてない。同じように、挫折しない人もいないと思う。挫折あってこその人生です。哀しみや挫折は、決してきれいな色だけではないけれども、一種の彩りになるのです。暗くて深みのある色のない、明るい極彩色だけの人生も、それはそれでいいかもしれない。でも、やはりたくさんの色合いで織られた人生の方が、より豊かなのではないかしら。』 この挫折をどう乗り越えるかでその人生は始まる。 こんな前向きな発言、久しぶりに読みました。 悲しみではなく、哀しみ、これを乗り越えれば楽しいことが待っている。 二人の大先輩から力をいただきました!
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私の中で、いい本と言うのは、はじめにや後書きとに書かれている言葉からまず引き寄せられる。 この本も、まず初めにの言葉がよかった。 以下引用 対談は難しい。しかも1冊の本になるためには、相手の話を聞きながらそれに対する自分の考えを引き出し、次の話題へとつないでいかなければならない。対談相手は全く意見の違う人ではしゃもの喧嘩になってしまうし、あまりに考えが似すぎてしまうと話が飛躍しない。 とにかく2人の相性が良いのであろう。 目次を見てもワクワクした。 図書館で借りたが、借りるためには数ヶ月を要した。(予約必須)読むのがとても、楽しみだった。 思ったこと 私は一生自分で食べていくと小学生の頃に決めていました。 下重さんすごい 好きなことをして生きていく覚悟と自分1人食べさせるだけの自信はありました nhkを辞める時 これもすごい 大人の恋愛について色々記載されていた。 人間の奥深さよ…
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