死亡通知書 暗黒者 の商品レビュー
「この人怪しいなぁー」って思っていた人物がやっぱり怪しい人物だったけど、まさかあの人だったとは! 楽しませていただきました。
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最高に面白かった。十八年前の事件と今まさに起こっている事件の関係が少しずつ明らかになるにつれて、登場人物の隠された過去が明らかになる。二段組なので内容も濃く読み応えもあり、読んでいる途中で「これは面白いわ」と思わず独り言を言ってしまうほどだった。こんなに面白い作品が実は2008年...
最高に面白かった。十八年前の事件と今まさに起こっている事件の関係が少しずつ明らかになるにつれて、登場人物の隠された過去が明らかになる。二段組なので内容も濃く読み応えもあり、読んでいる途中で「これは面白いわ」と思わず独り言を言ってしまうほどだった。こんなに面白い作品が実は2008年に発表されていたというのにも驚き。これからもっともっと華文ミステリーを読んでみたい。
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初めて読む中国ミステリー(華文ミステリー)。英語圏とは違う愛称や敬称はあるけれど、個人的には英語圏の翻訳ミステリーよりかは読みやすかったです。ただ視点が良く変わるので慣れが必要でした。あと後半につれて慕剣雲が優秀に思えなかったです。 それでも構成が好みだったので、続きがある終わり...
初めて読む中国ミステリー(華文ミステリー)。英語圏とは違う愛称や敬称はあるけれど、個人的には英語圏の翻訳ミステリーよりかは読みやすかったです。ただ視点が良く変わるので慣れが必要でした。あと後半につれて慕剣雲が優秀に思えなかったです。 それでも構成が好みだったので、続きがある終わり方でしたので続刊も楽しみにしたいと思います。あともっと華文ミステリーを読んでみたいな、と思いました。
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前日譚となる「邪悪催眠師」が面白かったので、当然こちらも興味を惹かれますよね。サイコキラー+警察小説+本格ミステリーという正にてんこ盛りの内容。凝り過ぎて荒っぽさも目立つ作品だが、力技で押し通すこの感じが何故か嫌いになれない。羅刑事が主役の前日譚とは異なり、今作は群像劇となってい...
前日譚となる「邪悪催眠師」が面白かったので、当然こちらも興味を惹かれますよね。サイコキラー+警察小説+本格ミステリーという正にてんこ盛りの内容。凝り過ぎて荒っぽさも目立つ作品だが、力技で押し通すこの感じが何故か嫌いになれない。羅刑事が主役の前日譚とは異なり、今作は群像劇となっているが、神視点で物語を推し進める著者のスタイルにはこの方が適しているのでは。処刑人<エウメニデス>誕生の経緯と彼が引き起こす事件の凄惨さとの間に大きな隔たり(飛躍)があり、動機と行為のバランスが悪過ぎるのはどうしても気になるけれど。
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2022.8 中華小説は行間を読ませるとかなく、これでもかこれでもかと事象を投げつけてくる。 翻訳家にもよるんだろうけれど三体でも感じた緊迫感がある小説でした。ラストはえ〜続くの…というのが実感。早く続編が読みたい。中国小説は曹操も待っているんだよね…
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18年の時を経て動き出したエウメニデスと羅飛を中心とした警察との攻防を描いた作品。 なかなか面白かったが、三部作とは、、、。 まだ2作目の翻訳もなく、気が長い話になりそう。 早期の翻訳を期待。
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「仕掛けの凝ったミステリー」ドラマで、あまり難しいことを考えずに没入して楽しむことができた。 警察官の死亡事件を解決すべく作られた個性的な専従班メンバーが、過去の事件から引きずられた謎と、次々と発生する予告殺人事件に翻弄されながら、革新へ近づいていく。 決して「仲間同士の団結...
「仕掛けの凝ったミステリー」ドラマで、あまり難しいことを考えずに没入して楽しむことができた。 警察官の死亡事件を解決すべく作られた個性的な専従班メンバーが、過去の事件から引きずられた謎と、次々と発生する予告殺人事件に翻弄されながら、革新へ近づいていく。 決して「仲間同士の団結が解決につれ高まる」ような感動ドラマではなく、どちらかというと「硬派」な感じのメンバー個々の思惑が交錯し、疑心暗鬼を生み出すというドラマ。 時より、メンバーの心理・行動解説を想像してくれる犯罪心理学専門メンバーの慕剣雲や、情報を整理してくれるIT関連エキスパートの曾日華がいてくれて、とても助かった。 わざとじゃないかと疑うほどの主要人物の名前の覚え難さ(もうすべてカタカナでもいいかも)を乗り越えると一気に物語が動き始めるので、あきらめないで読んでよかった。 続編があるようで、邦訳が待ち遠しいこと……
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2021年度海外編このミス4位の作品。中国警察vs法で裁けない悪を裁く死刑執行人<エウメニデス>を描いたサスペンス色の強い華文ミステリー。警察や人物の描写がリアルで、警察の網の穴を突き想像の上を行く殺人鬼の狡猾さも読んでいて楽しかった。また、最後までスリルがある展開で飽きさせず一...
2021年度海外編このミス4位の作品。中国警察vs法で裁けない悪を裁く死刑執行人<エウメニデス>を描いたサスペンス色の強い華文ミステリー。警察や人物の描写がリアルで、警察の網の穴を突き想像の上を行く殺人鬼の狡猾さも読んでいて楽しかった。また、最後までスリルがある展開で飽きさせず一気に読まさせてくれた。続編はまだ邦訳で出ていないがあるみたいなので、訳されてほしい。
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初めての華文ミステリ。彼の国の警察システム「専従班」など、独自の背景が面白い。重厚な警察小説かと思っていたら、登場人物が全員怪しくミステリ要素も満載。三部作でドラマ化もされているとのこと。サイコパス系はあんまり好きではないし、彼らのバックボーンがほとんど語られないので、感情移入し...
初めての華文ミステリ。彼の国の警察システム「専従班」など、独自の背景が面白い。重厚な警察小説かと思っていたら、登場人物が全員怪しくミステリ要素も満載。三部作でドラマ化もされているとのこと。サイコパス系はあんまり好きではないし、彼らのバックボーンがほとんど語られないので、感情移入しにくい面もある。でもあっという間に読み切ってしまった。次回作も読んでしまいそう。 それにしても同じアジア人なのに、日本人よりはるかにしぶとくガッツがある。なんだか完敗。
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様々な「死亡通知」(殺害予告)を執行していく犯罪者の巧みな仕掛け、IT・メカにも相当な知識を持った知能犯、は犯罪者の証拠が残らない意外性を持たせた企みは凄い。犯罪者の痕跡を完璧に消し、姿を変え、関係者を事件に絡ませ、メカ機器を応用し、警察を如何に欺くか推理は果てしない。読んでいて...
様々な「死亡通知」(殺害予告)を執行していく犯罪者の巧みな仕掛け、IT・メカにも相当な知識を持った知能犯、は犯罪者の証拠が残らない意外性を持たせた企みは凄い。犯罪者の痕跡を完璧に消し、姿を変え、関係者を事件に絡ませ、メカ機器を応用し、警察を如何に欺くか推理は果てしない。読んでいても次の仕掛けはどんな展開になるのか一気に読まないではいられない。 法の限界は仕方ないが、やはり権力を持ち罪に問われない違法者、犯罪者は許せない。
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