報道写真集 祈り 忘れるな拉致 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2020年6月5日に北朝鮮に拉致されて連れ去られためぐみさんを取り戻せないまま、無念と失意と悲しみの思いのままでご逝去された横田滋さん。 1977年11月15日に新潟寄居中に通う中学1年生の女子生徒「横田めぐみ」ちゃんが、バトミントン部のクラブ活動を終えて下校途中に、北朝鮮と在日・日本の協力者に目をつけられて、狙われていためぐみちゃんは、計画的に「誘拐」「拉致」「強制連行」されて、暗く、冷たい船室に監禁されて北朝鮮に連れ去られました。 そして「強制労働」をさせられ「奴隷」にさせられ続けてしまってきています。 この本は横田滋さんのご逝去なされた直後に、拉致現場のあった新潟の新潟日報社さんから緊急出版されました。 たくさんのめぐみちゃんの幼いころからの写真と新聞記事が掲載されています。 拉致された日本人達の境遇を少しでも想像すると、P.25の曽我ひとみさんの「悔しい、悲しい、心が痛む」程度では済まされませんし、済ましておいてはいけないでしょう。 少なくともこれほどのことを日本人に対して行ってきて、いまだなおめぐみちゃんを始めとして、いったい何人が拉致被害者なのか(疑いのある行方不明者の人数は膨大です)達のことを、日本に送り返さずに、謝罪も賠償もせず、日本が悪かったばかりを口実にして、少しでも日本からお金を踏んだくり、日本人を食い物にしていくこだけを自分たちの正義・人道にしている北朝鮮を始めとした連中共たちとは、今後一切、人間として永遠にこの地球上で共生していく必要も、人間として分かり合おうとしていく必要も一切必要がないでしょう。 北朝鮮による日本人拉致を許し続けてきて、いまだに拉致・誘拐・強制連行・強制労働・奴隷にされ続けられてきてしまっている数多くの日本人達のことを取り戻せなくて、北朝鮮に謝罪も賠償もさせられないことに関しては、とても重苦しい状態になってしまった日本社会にもたくさんの理由があることは間違いがありません。 なぜならば、拉致被害者の会社や親しくしていた交流関係者の中で、疑わしい人物(特に在日)を特定して、捜査をしていくことなどは素人のわたしでも簡単に想像できるほど、とてもたやすいことのはずです。 特に拉致被害者が若い女性たちの場合などには、被害者女性が親しくしていた女性たちの中に在日女性などの協力者がいたことは絶対に間違いがありません。 その協力者に騙されて、おびき出されて、襲われて拉致されたわけですから。 しかしながら疑わしい人物がわかっていながらも、そういった協力者が逮捕されて処罰され、刑罰を受けたり、日本社会のなかで犯罪者としてさらし者にされているわけでもなく、あろうことかいまだに日本国内で日本人を食い物にし続けていきながら、のうのうと太々しく厚かましくも、日本に住み続けさせてしまっています。 もうすっかりと日本は、日本人同士でお互いに日本人のために生きていけない異常な社会、国になってしまいました。 いったいどうしていけば日本人を取り戻し、賠償させることができるのでしょうか。 諦めないで、すべての日本人が少しでも拉致問題に関心を持ち、自分なりに行動し活動をしていくしかないんでしょう。 わたしは特定失踪者調査会販売のマスクを4枚、携帯ストラップを購入して着用していますが、この拉致問題に関することを本などで知れば知るほど、無念で屈辱的で重苦しい思いになってしまいます。
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