鏡館の殺人 の商品レビュー
鏡だらけの変わった館が舞台と、シチュエーションは最高。 映像には絶対できないような仕掛けは小説ならではでよかったが、初めからその可能性が浮かんでしまったので、サプライズはなく、暗号?のほうもヒントが露骨すぎたのですぐにわかり、淡々と読み進めてしまった。 このシリーズは、相変わらず...
鏡だらけの変わった館が舞台と、シチュエーションは最高。 映像には絶対できないような仕掛けは小説ならではでよかったが、初めからその可能性が浮かんでしまったので、サプライズはなく、暗号?のほうもヒントが露骨すぎたのですぐにわかり、淡々と読み進めてしまった。 このシリーズは、相変わらず、ちょっと強引なところも多いのが気になる(2番目の事件など)。
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不遇な美少女達の集まる館、幾重にも鏡が置かれ、シンメトリーで幻想的な雰囲気は良かった。血の繋がらない姉妹たちの絆、もしくは溝が何とも不穏。 『ころす』という舞台装置はとても効果的だし驚いたけども、隠し通路なんかは少しありたいていだったかな。 この小説の鍵となる桐花についての描写があまりにも曖昧で希薄すぎて、納得はできるけどもやっとしてしまった。 シャム双生児は扱いが難しい。 『嫌われ者の誇りなんだろう』と言われた瑠璃を憐れに思う。
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個性豊かな美少女たちの造形が、型どおりとは言え、どことなく淫靡で楽しい。 例によって犯人の奇行(鏡に依る殺人予告)を巡って、シズカが繰り広げる論理ゲームがミステリとしては焦点かな。これも例によって蓋然性の議論なのが食い足りないところ。それはともかく、二つある不可能事象の謎解きが.....。如何にオマケ的なものとは言え、さすがに評価に困る。
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使用人探偵シズカシリーズの4番目。 幻想的でゴシックな雰囲気が好きな人にオススメ。 謎解きの説明もしっかりあるのでわかりやすい。 文章全体も読みやすい。1日2日で読める。 ミステリと耽美的な雰囲気のハイブリッドという感じ。 ちなみにシズカさんのイメージは、私の中ではGFのミス・モノクロームちゃん。 別に批判のつもりはないが、ミステリーを読み慣れている人であればなんとなく先がわかりそうな展開。 犯人とか、隠し通路とか、双子の片割れは生きているとか、あーやっぱりと思った。 結合双生児って好きな人多いのかしら。 百合好きな男性が好みそうな姉妹愛。
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使用人探偵シズカシリーズ第4弾。 富豪の妾腹の娘たちが暮らす鏡館で起こった殺人。 ミステリとしては特に驚きはなかったが、少女たちが暮らす館の現実離れした雰囲気がよかった。
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フラグ的なものがありつつ、それはあえて触れられずに終盤で改めて明かされるのはこのシリーズのお約束なのか?姉妹の関係性とか前半は面白かったけど、シズカが回りくどくて混乱した。
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全く知らずに読み始めましたが、使用人探偵シズカのシリーズでした。正直、そんなに好きなシリーズではないので知ってたら読まなかったかもなあ。キャラクターものにしてはシズカという探偵役にあまり魅力を感じないし、本格ミステリとしてはちょっとこう小ぶりな感じ。そもそも序盤からあからさまな叙...
全く知らずに読み始めましたが、使用人探偵シズカのシリーズでした。正直、そんなに好きなシリーズではないので知ってたら読まなかったかもなあ。キャラクターものにしてはシズカという探偵役にあまり魅力を感じないし、本格ミステリとしてはちょっとこう小ぶりな感じ。そもそも序盤からあからさまな叙述ものっぽさが出すぎてるような。
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鏡ばかりの屋敷で起こる連続殺人事件。 妾の子供ばかり、しかも女の子ばかりの屋敷で何が起こっているのか。 トリックが割と早く読めてしまうのが、なんとも(^◇^;) それでも次回作はと期待してしまうのが(T . T)
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