シリコンバレーの金儲け の商品レビュー
2024/03/29 海部美知☆「シリコンバレーの金儲け」 一橋大学(社)―スタンフォード大学MBA シリコンバレー在 シリコンバレーのビジネス論をIT技術発展と説明 日本企業との対比 専門性高いが説明は平易 「視野の広さ」で傑出している人材 ITとファイナンス強いというのも凄い...
2024/03/29 海部美知☆「シリコンバレーの金儲け」 一橋大学(社)―スタンフォード大学MBA シリコンバレー在 シリコンバレーのビジネス論をIT技術発展と説明 日本企業との対比 専門性高いが説明は平易 「視野の広さ」で傑出している人材 ITとファイナンス強いというのも凄い→ぜひ日本のリーダーに! 1. ベンチャーキャピタルという仕組み 1492コロンブス大航海時代 通常の金利ではFinanceをカバーできない「ハイリスク」 成功するとハイリターン→エクイティファイナンス 2.1848ゴールドラッシュ ビジネスモデルは「リーバイ・ストラウス」モデル コバンザメ商法 Amazon AWS Web Service 技術バブル 1861南北戦争後→爆発的技術革新「石油」「鉄道」 リスクマネー「株式」の投入 日本は二番手 明治維新後「国家主導」ローリスク→体質化? 4.「アルゴリズム」が付加価値の源泉=製造業の「金型」 複雑さ✕利用頻度→高いほど価値をもたらす 独占化 ネットビジネスはアルゴリズムの反復活用 限界コストゼロ ① 物販 ②広告 ③サブスクリプション(サービス) 6. 技術イベント 半導体 ムーアの法則 7. 日本の追随可能性 大企業が日本国内でベンチャーをM&A IPOと同じEXIT →創業が増える!
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米国の開拓史から現在のシリコンバレーに至るまでの経緯を振り返り、英国のジェントルマンと開拓者の関係が栄枯盛衰を繰り返すことで進化して現在のベンチャーキャピタルとベンチャー企業の関係性を形作ったと解き明かすところがとても面白く、その連綿と続くお金儲けの気質には納得感満載です。対して...
米国の開拓史から現在のシリコンバレーに至るまでの経緯を振り返り、英国のジェントルマンと開拓者の関係が栄枯盛衰を繰り返すことで進化して現在のベンチャーキャピタルとベンチャー企業の関係性を形作ったと解き明かすところがとても面白く、その連綿と続くお金儲けの気質には納得感満載です。対して日本の歴史は長く続いた農業の時代の次はすでに米国などで成功したことしっかり踏襲して進めることが成功体験となって新しいことをやって失敗することを恐れる気質になった説明します。シリコンバレーから見た日本としては優良顧客が多く市場規模が大きいとの評価があるようです。日本でITビジネスを成功させるのは海外企業の代理店ビジネスが最も有効であることを再確認しました。そのためにも新しいテクノロジーが登場したら「先ずは人材育成」と呪文を唱える前に自分で手を動かしてみることが大切ですね。
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