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ヴァルキリー の商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2021/11/04

少し登場人物が入り組んでいて読み進めるのに根気がいります。まず、共感したのは向後の社会情勢の叙述です。近未来の日本はこれに近くなっていく嫌な予感がします。そして困窮者施策に携わる身としては考えたくない未来です。こんな世の中になれば福祉施策は無力です。 ましてや2021年10月31...

少し登場人物が入り組んでいて読み進めるのに根気がいります。まず、共感したのは向後の社会情勢の叙述です。近未来の日本はこれに近くなっていく嫌な予感がします。そして困窮者施策に携わる身としては考えたくない未来です。こんな世の中になれば福祉施策は無力です。 ましてや2021年10月31日の総選挙の結果、また、バラマキが公明、自民とも公約され、11月4日現在、実現に向けた勢いがあります。 人心は荒む一方で、政治や行政にうてる手もオカネもなくなりつつあることこそがこの小説の真の恐怖の源です。

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2021/02/09

23読み応えのある長編。ちょっと飛躍がありすぎやし人が簡単に死にすぎる。ただ5年後の続編が読んでみたい。

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2021/01/06

図書館で借りた本。 近未来の東京の話。こんな近未来が待っていたら子供の将来が気掛かりになってしまう。無差別テロとか洗脳とか。こんな未来がきませんように。

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2020/12/26

話としては面白いのだが、何か設定も人物も少しずつずれている感じで終始何か落ち着かない。何か評価が難しい作品。

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2020/12/05

安生さんの書く自衛隊モノや警察モノは、いつもハードボイルドで、将来こうなったらどうしようとビビらせてくれる。 そしていつも国を必死に守る人達がバタバタと死んでいくのが辛い。 欲を言えば、黒幕の正体がわかるのが終わりに近く、そこからはアッサリな印象だったのでもう少し粘ってほしかった...

安生さんの書く自衛隊モノや警察モノは、いつもハードボイルドで、将来こうなったらどうしようとビビらせてくれる。 そしていつも国を必死に守る人達がバタバタと死んでいくのが辛い。 欲を言えば、黒幕の正体がわかるのが終わりに近く、そこからはアッサリな印象だったのでもう少し粘ってほしかったかな。

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2020/11/10

何というか人間味を感じない。疑問に感じていた謎も終盤に明らかになるが薄っぺらい。そして物語自体のつながりが悪くのめり込めず気持ちが上がってこないのが作品として1番の問題かと。

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2020/09/17

9月-17。3.0点。 ソマリアで海賊掃討作戦に参加した、元自衛隊員が主人公。 モグラと呼ばれるテロ集団、移民が正体か。翻弄される自衛隊員と、公安のキャリア。 近未来の物語。うーん、ありそうな題材。読者の裏をかこうとしたのだろうが、凝りすぎて黒幕との絡みが中途半端になった感じ。...

9月-17。3.0点。 ソマリアで海賊掃討作戦に参加した、元自衛隊員が主人公。 モグラと呼ばれるテロ集団、移民が正体か。翻弄される自衛隊員と、公安のキャリア。 近未来の物語。うーん、ありそうな題材。読者の裏をかこうとしたのだろうが、凝りすぎて黒幕との絡みが中途半端になった感じ。 アクションシーンは、さすがの描写。

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2020/09/13

難民問題が深刻化、治安が悪化する近未来の日本が舞台。来日したドイツ首相をねらう洗脳された暗殺者を警視庁公安の東郷が追う。北欧神話の戦死者を天上の宮殿「ヴァルハラ」へ導くという半神ヴァルキリー、導かれたのは…。ただのテロ小説ではなく地緻な構成で人を描いたストーリーはさすが。

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2020/08/20

日本の近未来だなと、ドキドキ、ハラハラしながら楽しく読み進むも終盤、失速。疑問も多々残された。残念。続編ありそう。

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