プロジェクト・インソムニア の商品レビュー
別のインソムニアも読みましたが、 内容が似ていて、途中でやめてしまった。 真相をお話しします。 から結城さんの作品を読み始め、他も読みたいと思い、 色々本をかいましたが、 真相をお話しします。意外はなんだか私は読みずらい文章でした。 個人の感想です。
Posted by
どんな話やねん。 と、思うくらい題名以外にあらすじも知らないまま読んだので、読み始めに。かなり彷徨いました。 どうなるの?この展開!?夢か現実か?本物なのか?偽物なのか?幻なのか?なんなのか? 夢と現実の区別が蝶っていう。 つい、自分の身の回りにも胡蝶がいないがふと見回して...
どんな話やねん。 と、思うくらい題名以外にあらすじも知らないまま読んだので、読み始めに。かなり彷徨いました。 どうなるの?この展開!?夢か現実か?本物なのか?偽物なのか?幻なのか?なんなのか? 夢と現実の区別が蝶っていう。 つい、自分の身の回りにも胡蝶がいないがふと見回してみたりして。笑 すっかり取り込まれたのか、なんなのか。 どうなってしまうんだ?一体?の、気持ちで止まらないし、止まったら殺されるかもしんないな。と、思うほどになんとなく追い込まれました。笑 すごく怖いとか、臨場感云々とかはあんまりないんだけど、何でかわからんけど、やたら焦る。笑!!!! 夢?現実?いや、なに?一体わたしはなんなの? 焦る。ただ、ただ、焦る。 そんな一冊でした。なんか、すごい世界観なのにあり得るかもって思っちゃいそうなそんなストーリーでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
共有できる明晰夢の中で起きる殺人ミステリーという設定が面白かった。 植物人間、過去の事件、主人公の彼女の姉と掛け合わせも面白く、終盤はリアルと素早く交互に描くことで読者自信もどちらの世界にいるか分からなくなるような感覚だった。 ラストもリドルエンドになっていて、『インセプション』のような話になっていて面白かった。 ※少し犯人や設定が気付きやすいかも……
Posted by
結城真一郎初読。 本屋で見かけた『#真相をお話しします』を読んでみたくて、図書館で同時に予約したらこちらが先に手元に。 「新感覚ミステリ」と詠われるだけあって、設定は突飛で目新しい気がするけど、《ユメトピア》での自由度が高すぎて何でもありな謎解きになってるような。 犯人にまつわる...
結城真一郎初読。 本屋で見かけた『#真相をお話しします』を読んでみたくて、図書館で同時に予約したらこちらが先に手元に。 「新感覚ミステリ」と詠われるだけあって、設定は突飛で目新しい気がするけど、《ユメトピア》での自由度が高すぎて何でもありな謎解きになってるような。 犯人にまつわるエピソードが、最後数ページであっさり片付けられてしまうのが勿体ない。 そこにこそ、現実と夢の境や、人間の狂気なんかを考えるのに重要なエッセンスがあるんじゃないだろうか。
Posted by
表紙がフリーメイソンっぽいけど、あらすじにひかれて読んでみた 「夢の中の殺人」ということで、どうしても何でもありだからなあという感じで推理する気も起きなかった なにしろこの仮想世界のルールでは、「クリエイト」という特殊能力によって、自由自在に物を作ったり、人物を作ったりもできるの...
表紙がフリーメイソンっぽいけど、あらすじにひかれて読んでみた 「夢の中の殺人」ということで、どうしても何でもありだからなあという感じで推理する気も起きなかった なにしろこの仮想世界のルールでは、「クリエイト」という特殊能力によって、自由自在に物を作ったり、人物を作ったりもできるのだから。 つまり登場人物さえ、誰か別の人物によってクリエイトされた人物かもしれない この時点で、いろいろ疑問がわいてくる、「え、じゃあそのクリエイトされた人物の言動は、操り人形を操るようにクリエイトした人物が操作しているの? そもそもこの夢の内容は、どの程度まで、管理組織によって把握されているの?」とか いろいろ制約条件は説明されているが、それにしてもできることが多すぎる 特殊設定ミステリの難点は、読者になんでもありと思われたら、その時点でミステリとしての興味が失われてしまうところだろう SFやホラーなら何でもありでもいいんだろうけど、ね 省略の多い文体もミステリには合わない気がする 突飛な設定であるだけに、もう少し描写的な説明が欲しい 読後感も、夢を見ていたようなあいまいな印象しか残らなかった 自分は特殊設定ミステリには偏見のないほうだと思うが、特殊設定ものの限界を感じさせられた作品だった
Posted by
05月-07。2.5点。 脳にチップを埋め、夢の中で生活する実験をする7人。夢の中での殺人が、実際の人物も死亡して。。。 夢と現実の行き来もの。後半になって登場人物×2(夢・現実)と目まぐるしく、混乱してしまった。
Posted by
面白かった。映画『インセプション』を彷彿させる夢と現実が入り組んだ新感覚ミステリー。文章も読みやすく最後まで飽きさせない、一気読みの作品。
Posted by
何層にも謎を包んだミステリ。読んで行くうちにリアルと夢の端境があやふやになり、何が現実で何処からが虚構なのかがわからなくなって行く酩酊具合。まやかしに包まれるのをお望みならおすすめしたい。
Posted by
映画『パプリカ』『インセプション』を彷彿とさせる夢の中が舞台のミステリー。この手の話にありがちなルール説明フェーズは個人的にはこれから何が始まるのかワクワクできるので好み。ただ、謎解きの鍵となる「胡蝶」はちょっとトリックありきの設定な気がしてしまったかなー。でも全体的にフェアな...
映画『パプリカ』『インセプション』を彷彿とさせる夢の中が舞台のミステリー。この手の話にありがちなルール説明フェーズは個人的にはこれから何が始まるのかワクワクできるので好み。ただ、謎解きの鍵となる「胡蝶」はちょっとトリックありきの設定な気がしてしまったかなー。でも全体的にフェアな作りだと思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
極秘人体実験に選ばれた主人公・蝶野。その内容は、年齢・性別など異なる7人が、90日間夢の中で毎晩生活を共に送るということ。初めは平穏だった日々だったが、次第に疑惑が渦巻いていき、悪夢へと変貌していきます。 さらに現実の世界で発生した事件も絡み合いながら、蝶野達は悪夢から抜け出せるのか。 夢と現実のそれぞれで起こる殺人事件⁉︎も発生したりとスリリングな展開に「これからどうなっていくの?」「犯人は誰?」と思うばかりで、夢中になってしまいました。一言だけでは片付けられないことだらけで、話がてんこ盛りでした。 夢の世界では、一見SFのような世界観を想像していたのですが、それとは違い、現実に近いパラレルワールドながらも不気味さを演出していて、読み進めるごとに恐さが引き立っていました。 集まった7人の共通点、次々と明かされる正体など多くの謎を提示しながら、続々と解決されていくので満足感がありました。何気ない言葉・文章が後になって、伏線だったことが驚きだったりするので、油断していました。次から次へと色んな発見があって、読み終わった後には全てが集結しているので、ちょっとした読んだという充実感がありました。 人の悩みや‘欲望が濃厚に渦巻き、どんな事件が起き、それをどう解決していくのか、新感覚のミステリーで面白かったです。
Posted by
- 1