ラブセメタリー の商品レビュー
BL系で不動の人気を誇る著者の作品です。 小児性愛にどっぷり嵌った対照的な二人の男性を描いた話。 妄想して耐える小児性愛者と一線を超えてしまった小児性愛者。前者エリートサラリーマン、後者ホームレス。どちらが幸せ?欲望のまま生きた後者? 同好のサイトでは非BLとして紹介されていまし...
BL系で不動の人気を誇る著者の作品です。 小児性愛にどっぷり嵌った対照的な二人の男性を描いた話。 妄想して耐える小児性愛者と一線を超えてしまった小児性愛者。前者エリートサラリーマン、後者ホームレス。どちらが幸せ?欲望のまま生きた後者? 同好のサイトでは非BLとして紹介されていました。著者の性別ってどっちなんでしょうか。
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ペドファイル。。。 初めて聞いた。。。 小児性愛者も自ら望んでそんな性癖になったのではない。お寿司やケーキが好きなのと同じで子供が好きなのかぁ。。。なるほど。 子供相手だと成長して大人になってしまえば対象ではなくなってしまうし、相手の同意という点でも難しいよね。 なんか考え...
ペドファイル。。。 初めて聞いた。。。 小児性愛者も自ら望んでそんな性癖になったのではない。お寿司やケーキが好きなのと同じで子供が好きなのかぁ。。。なるほど。 子供相手だと成長して大人になってしまえば対象ではなくなってしまうし、相手の同意という点でも難しいよね。 なんか考えさせられたなぁ。
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表紙にひかれて購入。非さん。 どこを見ているのかわからない瞳。 傷があるようには見えないのに、何枚も貼られた絆創膏。 ネックレス?と、思いきや鎖では…。 登場人物は、ずっと迷路の中。答えはない。 「人が堕ちることが自由になること」と感じる登場人物のある意味無敵な考え方が怖い。 怖くない、世の中の目を気にしないが、人を悪い意味で強くし、行動を起こさせる。
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四つの話は繋がっていてどれも読後感悪し ずーんと沈んだ気持ちになるので、気持ちが元気な時に読んで良かった 「エピローグ」の、すれ違いにも気づかないまますれ違うそれぞれに胸が痛んだ 久瀬は永遠に幸せになれないのかなあ 著者の作品は初めてだったが他のも読んでみたい
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以前に読んだ事のある作者の作品で興味があって読み始めた。第一章はこの作者らしい作品であった。 でも第二章はかなりやられた。ゾクッとする怖さがあった。 この二章は特別だが全体として作品のバランスが良く出来ている言う感がある。
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小児性愛をテーマにした連作短編集。 欲望に駆られた時、踏みとどまろうとする人、限界の先を超えてしまった人達を描いた作品です。 木原さんはBL小説を多く描かれていて、「美しいこと」は読んだことあるのですが、恋する気持ちの微妙な心理描写を丁寧に描いていて、良かった印象でした。 この...
小児性愛をテーマにした連作短編集。 欲望に駆られた時、踏みとどまろうとする人、限界の先を超えてしまった人達を描いた作品です。 木原さんはBL小説を多く描かれていて、「美しいこと」は読んだことあるのですが、恋する気持ちの微妙な心理描写を丁寧に描いていて、良かった印象でした。 この作品では、〇〇したいに駆られる心理描写を丁寧に描いていました。BLはどっちかというとファンタジーっぽい雰囲気を醸し出していますが、こちらはより現実的で、男臭ささが滲み出る文章でした。ディープな内容でしたが、欲望に悩む人達の微妙な心の動きが秀逸でした。 知っている人が〇〇だったと知った瞬間、果たして自分は正常な自分でいられるのか。難しい問題だなと思いました。 小児性愛ということで、なかなか共感しづらい部分があり、気分を害するところもあるかと思いますので、読むときはご注意を。 なかなか相手を理解することは難しいですが、先入観なしで、人と向き合いたいとは思っています。昔は〇〇だったから、今は〇〇かも・・・と決め付けるのではなく、今のままの状態と向き合い、「これから」を意識できるよう努めればなと思いました。
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ぺドフィリア、小児性愛者という言葉は知っていた。 知ってはいたが、本当の意味では理解できていなかった。 ぺドフィリア=犯罪者ではなく、ぺドフィリアの人たちは制御できている人が多いことを知った。 実際に幼い子供に卑劣な行為を行う輩はチャイルド・マレスターと呼ぶらしい。(wikipediaで読んだ) 混同することによって、苦しみながら何とか制御している人たちにとって差別的な目を向けてしまう。 そのことで追い詰めてしまう可能性があるかもしれないと思った。 伸さんも制御できていた しかし海外で買春をしたことによりその制御が緩んでしまったのではないかと思う。 久瀬氏は伸さんにそういった行為をされ、そういうことでしか性的興奮を得られなくなってしまったのかと思ったが違ったのかな? 制御できていることも年を重ねるにつれてタガが外れることもあるのかと思うと、冒頭に出てきた薬物治療が発展し、苦しむ人が減ればよいなと思った。 自分のなかの偏見に気付くことが出来た。 苦しい一冊だったが、色々考えることが出来たのはとてもよかった。 自分がいかに恵まれているかを再確認した。 好きになってはいけない、欲情してはいけないのは既婚者のみであることの幸せ。 生きていくのは難しい。
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