カイニスの金の鳥(3) の商品レビュー
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19世紀イギリス、小説家になるため家を出て男性としてロンドンで暮らすリア/アラン。 友人の結婚式のため故郷に帰っているところから三巻はスタート。友人はお互いを思いやる幸せな結婚をしようとしていて、それを喜ぶリア。 ロンドンに戻ってからの、ある本の著者が実は女性で出産で亡くなったという知らせ。 ひとつひとつのエピソードに辛くなるほど。 話の舞台は19世紀だけど、現代を生きる女性や、女性に限らず生きづらさを抱える人の心に刺さるんじゃないだろうか。 とはいえ、読後感はポジティブなので、続きが楽しみ。
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