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5G の商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2021/02/13

1Gから5Gまでの技術進歩の軌跡を学ぶことができる。もちろん4Gから5Gの変化を知ることができるため、通信技術や5Gをざっくり知りたい人にオススメ。

Posted byブクログ

2021/01/28

ケータイのつながる仕組みから1Gから5Gまでの技術の解説本。周波数の話で挫けそうになるもなんとか読了。章末のコラムが面白かった。

Posted byブクログ

2021/01/02

本書は、電波とは何か、携帯電話が伝わる仕組みから説き起こされ、5Gに至るまでの変化を追いかける。 技術的なことに全く疎い自分にも、きちんと理解できる。 「電波が強い」とはどういうことか(振幅が大きくなる、周波数が高くなる)から、丁寧に説明してくれるのだ。 まず、その説明にわかりや...

本書は、電波とは何か、携帯電話が伝わる仕組みから説き起こされ、5Gに至るまでの変化を追いかける。 技術的なことに全く疎い自分にも、きちんと理解できる。 「電波が強い」とはどういうことか(振幅が大きくなる、周波数が高くなる)から、丁寧に説明してくれるのだ。 まず、その説明にわかりやすさがありがたい。 5Gをテクノロジーの黒船のように扱う論調も見かける。 たしかに、これから進んでいくであろうIoTに不可欠な技術であることはよくわかる。 岡嶋さんのいうように、自動運転の車で1秒通信が遅滞したら、えらいことだ。 一方で、一エンドユーザーとしては、5Gになっても、実際問題生活が大きく変わらない気もする。 これは本書の説明が悪いからではない。 いまだにスマートスピーカーに背を向け、個人情報を取られるのを拒んでいる私には、生活に関わる実感としてイメージできないからだ。 6Gで目指されるという無線給電が実現する話に、わくわくする。 そういえば、天野浩博士も、この技術の開発について講演で取り上げていた記憶がある。 テスラの夢が、現実になる、と。 至るところにネットワークがあり、私たちが至る所でセンサーとして入力し続ける。 幸福な監視社会がやってくるのかなあ? これも何ともわからない。 もっとも、電力をこれからの時代、どう作るかが問題な気もする。

Posted byブクログ

2020/12/11

そもそも電波を使ってどうやって情報をやり取りしてるの?っていう基本からわかりやすく解説されていてめっさ勉強になる。 当たり前のように使っているローミング、ビット、バイト、ギガ、IPとかが何かって説明もあり。 5Gは第五世代移動通信システムのことを指す。普通はそう呼ばれない1Gはア...

そもそも電波を使ってどうやって情報をやり取りしてるの?っていう基本からわかりやすく解説されていてめっさ勉強になる。 当たり前のように使っているローミング、ビット、バイト、ギガ、IPとかが何かって説明もあり。 5Gは第五世代移動通信システムのことを指す。普通はそう呼ばれない1Gはアナログで、従来型の固定電話の仕組みを無線化し、外でも使えるようにしたもの。2Gはデジタル化され、データ通信が容易になった。3Gはケータイの通信プロトコルが世界標準化されたもの。4Gでは音声通話もパケット交換網に統合された。これらはITUという組織が定義づけたもの。 そして5Gでは、高速大容量、低遅延、多数同時接続が要件となっている。 4GまではB2Cがキーワードだったが、5G以降はB2B2Xがキーワードになる。一般消費者には訴求しない通信技術の進展を、例えばテーマパークが通信事業者に代わって夢として語る。そして身体感覚は地球全体へと拡張され、パノプティコンのような監視社会が実現し、移動が贅沢品になるという大胆な予測をしている。

Posted byブクログ

2020/11/23

専門用語が思ったより多く、読みにくかった。しかし、第6章の「その先にあるリスク」で、Amazonが、利用者の動向を見て、「これは購入に至りそうだ」と確信したら、実際に買う前に商品の配送を始めてしまうという特許を取得している、ということを知って驚いた。5G に限らず、便利なものは何...

専門用語が思ったより多く、読みにくかった。しかし、第6章の「その先にあるリスク」で、Amazonが、利用者の動向を見て、「これは購入に至りそうだ」と確信したら、実際に買う前に商品の配送を始めてしまうという特許を取得している、ということを知って驚いた。5G に限らず、便利なものは何かしらのリスクもあることを改めて認識した。

Posted byブクログ

2020/10/01

1G,2G・・・と何が変わってきたのかを解りやすく解説してくれていて、最近あんましお目にかからないFDMAだとか、あれはそういうことだったのかと納得。革新といえるような技術があったわけでもなかったのに、あれやこれやの工夫で対数軸での進化が続いて、それらの延長線上に5Gがあって、さ...

1G,2G・・・と何が変わってきたのかを解りやすく解説してくれていて、最近あんましお目にかからないFDMAだとか、あれはそういうことだったのかと納得。革新といえるような技術があったわけでもなかったのに、あれやこれやの工夫で対数軸での進化が続いて、それらの延長線上に5Gがあって、さらにその先へと続く。この先どうなんだ?が色んな意味で心配もあるんだなぁと考えさせられた。

Posted byブクログ

2020/08/05

5Gについて、いまいち何が凄いのかが腹に落ちないため電子書籍で購入。 あとがきにもありますが、5Gの話になるまで、前半というか75%くらいは、5Gになるまでの技術の話。まあ、分かりやすかったけど、★はあんまりつけられないかな、と思っていたら、最後の哲学的な章が印象的でした。前半乗...

5Gについて、いまいち何が凄いのかが腹に落ちないため電子書籍で購入。 あとがきにもありますが、5Gの話になるまで、前半というか75%くらいは、5Gになるまでの技術の話。まあ、分かりやすかったけど、★はあんまりつけられないかな、と思っていたら、最後の哲学的な章が印象的でした。前半乗り切れば良書です。

Posted byブクログ

2020/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

無線による通信の仕組みや携帯電話のネットワークについて、概要がよく分かる 電波は波長が短い(周波数が高い)ほど情報量は多く、直進性が強く(色々なものに邪魔されやすい)減衰しやすい(遠くまで届きにくい)。潜水艦などは波長が数十キロにもなる超長波通信を使っている。波長より小さい障害物を乗り越えたり、回折性も強くなる。 携帯はなるべく遠く、障害物に邪魔されずに通信したい(周波数が低い方が良い)ということと、高速通信(周波数が高い)という矛盾した要求のちょうどバランスをとった所(センチ波)を使ってきたが、これからはミリ波などの周波数帯を活用しようとしているところ。 3GHzで波長10cm。ミリ波→サブミリ波→光(赤外線〜紫外線)→放射線(X線〜ガンマ線) 光ファイバは近赤外線を使っており、数百テラヘルツの領域。 あまり利用者が多くなると割り当てられた周波数帯を使い果たして通話できなくなってしまので、人の多いところではキャリアが無料WiFiを設置していることも多い。 センサなどで通信できるよう、LowPowerWideArea通信の規格が5Gでは策定されている。帯域が狭く、速度も遅いが、センサは電池容量も小さいのでこれでよい。週に一度、1キロバイト程度のデータを送信するだけなら単3乾電池2本で10年稼働できる スペックとしては6Gでこれ以上のものを実装する必要はあまりない。が、技術の進歩はLAN、マウス、プリンタなどの線を廃してきたという歴史があり、6Gでは無線給電によって電力線をなくす方向にいくのではないか

Posted byブクログ