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生きのびるためのデザイン の商品レビュー

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2024/04/05

すでにかなり古い本ではあるが、内容が今に通じる。 デザインはどこで学ぶのか。一つには美大をはじめとした学校類。ただありがちな事として、学校では何も教えてくれない。自ら学びに行かないと、何も知る事無く終わる可能性だってある。 デザインは、その傾向がより強い。 この本は、そんなデザイ...

すでにかなり古い本ではあるが、内容が今に通じる。 デザインはどこで学ぶのか。一つには美大をはじめとした学校類。ただありがちな事として、学校では何も教えてくれない。自ら学びに行かないと、何も知る事無く終わる可能性だってある。 デザインは、その傾向がより強い。 この本は、そんなデザインを学ぶのに、最高の一冊となる。ただ、あまりにあっさりとその答えが書いてあることに加え、翻訳本にありがちな、読みにくさがある。どうやらこれは原本にも言えるらしい。本人も、分かりながら書いている様だ。なので、初見だと、中々とっつきにくい内容なのだが、デザインというものを知るにあたり、この数十年間を振り返り学ぶには、実はよくまとまっている。名著言われる所以だと思う。そして最近になり、コミュニティデザイナーの山崎亮さんの解説が付いた。旧版を持っていても、この解説のためだけに書い直しても良い内容である。 上記の読みにくさ、、を見事に解説、解決し、どう読み進めるのが正解かを、指し示してくれる。昨今は流行りのタイパ的には、解説から読むのも全くありだと思う。読みにくくて挫折するなら、ざっと全体を理解して、読み始めてもよい。それをしてでも読むべき本の一つである。

Posted byブクログ