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これはミステリではない の商品レビュー

2.9

11件のお客様レビュー

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2023/07/25

竹本健治 これはミステリーではない 確かに本格推理小説ではない ミステリーの作中作 ミステリーマニア群 趣向の犯人 まだ続きそうです。 ここまでが、序章とした感じ、もっと長編にした改訂版、新しい小説にも期待します。お願い致します。

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2023/05/30

湖畔に浮かぶ保養所で起きた殺人事件、という物語を語った大学生がその後、同じような状況下で殺害される。 一応ミステリーの体をなしているけど、夢の中の描写が結局物語の大筋にどう絡んでいたのか分からなかった。確かに歪。

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2022/05/13

クローズド・サークルは大好きだし メタ・ミステリもけっして嫌いではないけど 残念ながら、この作品は キャラもストーリーも 私の好みではなかったなぁ。 実は、読み終わってから シリーズ2作目って知りました。 そうか! 先に前作読んでキャラ慣れしてたら もう少し違ったかしら?

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2021/05/24

これはなんだったんだろう… 確かにミステリではなかったのかもしれない。 でも… "ミステリではない"と謳えば何やってもいいのか。 でもこれをやりたかったから、"ミステリではない"と言っているわけで、文句言われる筋合いはない、と作者は思ってい...

これはなんだったんだろう… 確かにミステリではなかったのかもしれない。 でも… "ミステリではない"と謳えば何やってもいいのか。 でもこれをやりたかったから、"ミステリではない"と言っているわけで、文句言われる筋合いはない、と作者は思っているのか。 残るのは不条理。回答が得られたような得られなかったような…。 とりあえず人物相関図は欲しい。

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2020/11/29

確かにミステリーではなかった。 大学と高校のミステリー研究会(名前は違う)が、問題編を聞き答えを考えるというゲームを行う。 だが…。 密室殺人かと思いきや。 作中作、夢、現実が錯綜する。 なんとも言えない読後感。

Posted byブクログ

2020/10/31

ミステリではないと銘打ちながら、ミステリであり、最後に有り体な収拾がつけられない。ホワイダニットにこの答えはアリなのか。いや、これも答えだ。推理小説として求められる謎と解答を提示するものではなくて、読み手のエゴを満たすミステリでは無いと言う事か。誰が為の挑戦状かと言う一文にそれを...

ミステリではないと銘打ちながら、ミステリであり、最後に有り体な収拾がつけられない。ホワイダニットにこの答えはアリなのか。いや、これも答えだ。推理小説として求められる謎と解答を提示するものではなくて、読み手のエゴを満たすミステリでは無いと言う事か。誰が為の挑戦状かと言う一文にそれを感じる。読み取りたいと言う願望を完無視して嘲笑いながら、登場人物を読み手のエゴから解放している。読み手の為の登場人物では無く、彼らが彼ら自身の為に蠢き夢想する様に読み手側が巻き込み事故され、ミステリな人間のありようを見せつけられる、そう言う意味でのミステリなのかと思った。

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2023/09/30

いやあ、これは参った! ラストの「マサムネ」の台詞に大爆笑。 どうしよう。笑いが止まらん。お腹痛い(笑)。 そもそも、爆笑の理由は、もう不条理の極みですよ。ネタバレは、全てが台無しになりそうなのでしませんが、これもアンチミステリか、メタミステリになるのだろうか? タイトルがタイ...

いやあ、これは参った! ラストの「マサムネ」の台詞に大爆笑。 どうしよう。笑いが止まらん。お腹痛い(笑)。 そもそも、爆笑の理由は、もう不条理の極みですよ。ネタバレは、全てが台無しになりそうなのでしませんが、これもアンチミステリか、メタミステリになるのだろうか? タイトルがタイトルだけに。 いや、でも、最初の「犯人当て」は一応、折り合いを付けているし、登場人物、皆の推理のやり取りもあるし、よくぞ気付いたというような、本当に細かい点まで蒸し返してる、これぞ本格推理だと思えるが、しかし。 こういう作品を読むと、私はまだまだミステリのこと、全然知らないなあと真に実感します。勢いで「☆5」にしたくなる気持ちもあり(冷静に考えて自重しました)、それは推理ものとしての素晴らしさというよりは、ラストですね。むしろ、途中の展開は迷走気味で読み辛さもあったのだが、ラストは凄かった。脱力し、恐怖し、空虚さを覚えていたら、笑わされた感じだろうか。最後のウィットに富んだ台詞が、最も推理ものに出て来る探偵らしいというのが、この作品の一番の皮肉なのかもしれない。

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2020/10/10

図書館で借りた本。 登場人物が多すぎて、誰が誰で本当にいるのが誰で、今は現実なのか、お話の中なのか、夢の中なのか。自分がどこにいるのかわからなかった。理解力が乏しい人(私)にもそれなりに楽しめたが、中断したら最後、なんの話だっけ?って少し後退してから再度読み始めるを繰り返してやっ...

図書館で借りた本。 登場人物が多すぎて、誰が誰で本当にいるのが誰で、今は現実なのか、お話の中なのか、夢の中なのか。自分がどこにいるのかわからなかった。理解力が乏しい人(私)にもそれなりに楽しめたが、中断したら最後、なんの話だっけ?って少し後退してから再度読み始めるを繰り返してやっと読み終えた。

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2020/09/16

「汎虚学研究会」続編。しかしこのタイトルは……ミステリではないの? いきなり冒頭からミステリっぽい絵図が出てきたりするのですが? と思いつつ読みましたが。 ミステリではあります、たぶん。でも有り体なミステリではないかも。二重構造になった犯人当ては、「誰が犯人か」だけを考えるなら実...

「汎虚学研究会」続編。しかしこのタイトルは……ミステリではないの? いきなり冒頭からミステリっぽい絵図が出てきたりするのですが? と思いつつ読みましたが。 ミステリではあります、たぶん。でも有り体なミステリではないかも。二重構造になった犯人当ては、「誰が犯人か」だけを考えるなら実にシンプルと言えるかもしれません(でも解らなかったけれど)。ただし、普通に問題が提出されて解答が提示されて、というようなものではないので。この真相はきちんと明かされるのか? とやきもきしちゃいます。解かれないままということもありえそうだものね……。 たしかに「歪」ではあるかも。だけどまごうことなきミステリだよなあ。謎はいっぱいいっぱい、というよりこの物語そのものが巨大な謎なのかもしれません。

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2020/08/29

しばらくの間思考が止まった状態になった。確かにゴールテープは切ったはずなのに辿り着いた感覚になっていない。加えて心がざわざわしている。とにかく凄いとしか言えない。

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