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海辺のカフェで謎解きを の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/06/27

イケメンで頭の回転が速い店主が、見た目もおしゃれな料理を提供する海辺のカフェ。これはもう行くしかない!行ってみたい! お客さんが持ち込む謎を解いていくのだが、お客さん同士がカフェの外でも繋がっているのが、こじんまりとした町の風景を想起させて、良い雰囲気。 マーフィーの法則を知らな...

イケメンで頭の回転が速い店主が、見た目もおしゃれな料理を提供する海辺のカフェ。これはもう行くしかない!行ってみたい! お客さんが持ち込む謎を解いていくのだが、お客さん同士がカフェの外でも繋がっているのが、こじんまりとした町の風景を想起させて、良い雰囲気。 マーフィーの法則を知らなかったが、皮肉が効いていて面白い。話の中に上手く取り入れられているので、勉強になった。

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2022/01/06

福岡の美しい海岸線と豊かな自然が広がる愛島。 市内から少しはずれた、なかなか辿り着けない隠れ家そのものの、カフェ「キッチン・マホロバ」。 訪れた人から語られる小さなミステリをサラリと謎解く兄弟。 公園で木から落とされそうになっていたバターを塗られた猫 プロレス同好会の主催者、綺...

福岡の美しい海岸線と豊かな自然が広がる愛島。 市内から少しはずれた、なかなか辿り着けない隠れ家そのものの、カフェ「キッチン・マホロバ」。 訪れた人から語られる小さなミステリをサラリと謎解く兄弟。 公園で木から落とされそうになっていたバターを塗られた猫 プロレス同好会の主催者、綺麗目女子の秘密 突然スキンヘッドになった中学生 公開プロポーズから逃げ出した彼女の理由 カフェに届いた16冊の本の謎 剣道で決着をつけた2人の告白の行方 気になるあの子に毎月届く男性宛の封書 愛島にやってきた彼女の理由 休む間もなくやってくる謎たち。 もう少し余韻に浸らせてくれーとも思いつつ。 ルックスも料理も頭の回転も良いところばかりの兄、海人。 10歳差で兄に振り回され気味の大学生の成留。 主役の2人をもう少し掘り下げてほしい気も。 地元ならではのミステリに、男女の拗れた仲、家族愛、アオハル、盛りだくさんだった。

Posted byブクログ

2021/06/27

悩みや謎を抱えている人が来ることが多いキッチン・マホロバ。そこで働く仲のいい兄弟のやり取りは見ていて楽しい。海人の思わせぶりな感じに文句を言いながらも、謎について考える成留が面白くて。料理も美味しそうで、行ってみたくなる。 集まってくる人の悩みを解決しようと頑張る成留は、不器用な...

悩みや謎を抱えている人が来ることが多いキッチン・マホロバ。そこで働く仲のいい兄弟のやり取りは見ていて楽しい。海人の思わせぶりな感じに文句を言いながらも、謎について考える成留が面白くて。料理も美味しそうで、行ってみたくなる。 集まってくる人の悩みを解決しようと頑張る成留は、不器用なところはあるけれど本当にいい人なんだな。と思った。一緒に働くタイプが違う兄弟が、お互いに補い合ってるのかも。とも思えた。

Posted byブクログ

2021/02/08

ぐるっと回って伏線が回収されていきます、5章に渡って。そして、最終章になって一気に急加速、ゆかりさんの秘密が解き明かされます。see you againてきると嬉しい。

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2020/09/15

福岡の海の近くのカフェ、マホロバで働く少し年の離れた兄弟が、来店する客のちょっとした問題や悩みを解決していく。 マーフィーの法則というとなんとなく懐かしい感じがするが、ちょいちょいと法則が出て来るが直接問題を解決する訳ではないのが笑える。 お店で出される料理は想像するだけでもよ...

福岡の海の近くのカフェ、マホロバで働く少し年の離れた兄弟が、来店する客のちょっとした問題や悩みを解決していく。 マーフィーの法則というとなんとなく懐かしい感じがするが、ちょいちょいと法則が出て来るが直接問題を解決する訳ではないのが笑える。 お店で出される料理は想像するだけでもよだれが出そうになるし、本に囲まれた空間と言うのもとてもいい感じ。 福岡県の糸島が舞台だと思われるが、ものすごく素敵な街なんだろうなぁと、頭の中に思い浮かぶ。 読むだけでその空間に身を置く事ができる不思議な感覚が持てた作品でした。

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2020/07/20

海の近くに店を構えるカフェ「キッチン・マホロバ」。そこでは、イケメン兄弟が店を経営しています。 ここでのカフェメニューがとにかく美味しそうに描かれています。何回もゴクンと飲み込むほど、美味しさが伝わり、読み手を誘惑させてくれました。文章が巧みに描かれていて、想像しやすく頭に浮かび...

海の近くに店を構えるカフェ「キッチン・マホロバ」。そこでは、イケメン兄弟が店を経営しています。 ここでのカフェメニューがとにかく美味しそうに描かれています。何回もゴクンと飲み込むほど、美味しさが伝わり、読み手を誘惑させてくれました。文章が巧みに描かれていて、想像しやすく頭に浮かびやすかったです。こういうお店が近くにあったら、毎日通いたいぐらい行ってみたいです。 また、食べ物だけでなく、ミステリーとしても楽しめます。ただ、本格ミステリーではなく、お客からの困り事を解決していくとして捉えた方がいいかと思います。キーワードは「マーフィーの法則」。なんとなく、テレビドラマの「遺留捜査」で糸川刑事が科捜研にいつも言う「…って誰かが言ってました」の雰囲気があり、多少適当感がありました。 上手い具合に絡めながら、多少無理やり感がありましたが、悩み事を解決していくという形では新しい切り口で面白かったです。 全5章の連作短編集で、解決した先には、良い結果もあれば、悪い結果も出てきます。でもそこをスタート地点として、みんな前へ向こうとしています。その人達を応援したくなる気持ちにさせてくれました。愛や個性あふれる登場人物ばかりでしたし、比較的軽めなミステリーとグルメの融合、さらに恋の始まり⁉︎と思わせる描写もあって、色々と楽しめました。ミステリーとしては物足りないですが、気軽に読める作品かと思いました。 焼きカレーOn the オムレツ、ぜひ食べてみたくなりました。

Posted byブクログ