マインドトーク の商品レビュー
筆者のSNSをフォローしていて素敵な方なので、本はどんな感じなのかと思い読了しました。 結論から言いますと、買って常に家に置いておきたい本はないかなと思いました。自伝的な要素が強く、なぜ筆者が臨床心理士になったか、パートナーとの関係性、恋愛遍歴、などについて書かれています。自殺に...
筆者のSNSをフォローしていて素敵な方なので、本はどんな感じなのかと思い読了しました。 結論から言いますと、買って常に家に置いておきたい本はないかなと思いました。自伝的な要素が強く、なぜ筆者が臨床心理士になったか、パートナーとの関係性、恋愛遍歴、などについて書かれています。自殺についての見解も書かれていて、たまに希死念慮を感じる自分としては泣きながら読んでしまいましたが、何度も読みたい本、にまでは至れなかったと思います。
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タイトルのせいで一見小説かと思われた。自分自身のことを多く語っている。少女時代の心理、同性婚から様々なことを自分の体験から語っているので、中学生から大人まで女性が読んでみる本(もちろん男性が読んでもいいが)であろう。 児童虐待についての話はないので、それについては他の本の方がい...
タイトルのせいで一見小説かと思われた。自分自身のことを多く語っている。少女時代の心理、同性婚から様々なことを自分の体験から語っているので、中学生から大人まで女性が読んでみる本(もちろん男性が読んでもいいが)であろう。 児童虐待についての話はないので、それについては他の本の方がいいかもしれない。 精神科への診療が少しでも気安くできたらいいと思われるが、精神分析医ではなくカウンセリングとしての経験がある医者がいいであろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
弱さを語れる強さを感じた。 「性別なんて『魂を入れる箱』にすぎないのに、私が一番とらわれてるじゃん」ということに気がついてしまったのだ。 だ。「加奈ちゃんは、自分に刃を向けているように見せて、人に刃を向けているんだよ」と。 私はこの言葉に大きな衝撃を受けた。なぜなら「自分の体なんだから、好きなように扱っていい」と思って刃を当てていたのに、予想もしない反応をされたからだ。もうすでに、彼女にとって「私の体」は、自分のものであるかのように大切で、そこに刃を当てることは「彼女に刃を向けているのと同じ」なのだと。そして「相手に刃を向けているのと同じくらい」に、相手を“苦しめてしまう”ことだったのだと、その時に初めて悟ったのだ。
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①横書き ②色フォントがある ③各見出しがシンプルで内容が多すぎない ④各章に分かりやすくまとめられている 上記の理由で少しずつ自分の考えと照らし合わせながら、順調に読み進めることができた。 ジャンルは自己啓発とエッセイ半々の印象。 強そうに見える著者も、自分を傷つけたり 何...
①横書き ②色フォントがある ③各見出しがシンプルで内容が多すぎない ④各章に分かりやすくまとめられている 上記の理由で少しずつ自分の考えと照らし合わせながら、順調に読み進めることができた。 ジャンルは自己啓発とエッセイ半々の印象。 強そうに見える著者も、自分を傷つけたり 何日も大泣きすることがあると書いてあったように 人間らしいなと感じた。 表に見える情報だけでなく、その人を形成したこれまでの環境や裏の一面など すべてを理解するのは無理だ。 大切にしたい相手の今と向き合って、これからも幸せに生きたいと実感した本だった。
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「誰がいつどうなるなんてわからない。私だって明日、統合失調症になるかもしれない」 「誰もが「差別」する心を持っている。」 ■自殺をしない方がいい理由…思っているより苦しみというものには持続性はなくて、ある程度の時間が経てば自分次第で苦しみを続けるかピリオドを打つか選択できるよう...
「誰がいつどうなるなんてわからない。私だって明日、統合失調症になるかもしれない」 「誰もが「差別」する心を持っている。」 ■自殺をしない方がいい理由…思っているより苦しみというものには持続性はなくて、ある程度の時間が経てば自分次第で苦しみを続けるかピリオドを打つか選択できるようになる。人はいつだって「希望のある選択肢」を選べる可能性を持っていて、死を選んでしまうのはもったいない。 □自分は精神の病にはならないとか、犯罪を起こさないと考えるのは想像力が欠けてる視点だと感じました。いつどうなるなんて、わからない。 □穏やかな文章に熱い想いが伝わりました。 著者の今までの人生を通して、思考し得てきた言葉たちに、共感したり知らない世界を垣間見る本。
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