本能寺から始める信長との天下統一(3) の商品レビュー
これまでは織田信長の傍に仕える人間でありながらも、料理番をしているか、のんべんだらりとしているか、どちらかの印象の強かった真琴がここに来て未来から意味を見せつけるかのような活躍をしているね また、ようやく真琴の周りがハーレム状態へ突入。ヒロインそのものは第一巻の中盤には揃ってい...
これまでは織田信長の傍に仕える人間でありながらも、料理番をしているか、のんべんだらりとしているか、どちらかの印象の強かった真琴がここに来て未来から意味を見せつけるかのような活躍をしているね また、ようやく真琴の周りがハーレム状態へ突入。ヒロインそのものは第一巻の中盤には揃っていたことを考えると本当にようやくといった印象。 ただ、予想を超えていたのは茶々や桜子と一線を越えたと思ったら初姫だけでなく流れるように梅子や桃子とも祝言をあげていく展開には驚かされたけど これは登場当初は幼女枠だったお江についても、そう遠くない内にお手つきになってしまうのだろうなぁ 流れるようにハーレム展開に突入したのだけど、一応ハーレム状態になる真っ当な理由を用意している点は良かった 家族もなく一人戦国時代に紛れ込んでしまった真琴には当然彼が死んでしまった跡を継ぐ人間は居ない。だから大きな勢力となった黒坂家を守るためには多くの子を為す必要があり、その相手としてまずは親しい6人の少女たちが選ばれたわけで また、こうして元から親しい浅井三姉妹や桜子たち姉妹が家族となることで真琴の寂しさを紛らわせる役割を持つようになる展開も良いね そして真琴の活躍が描かれる3つのエピソードには思わず「こういう展開が見たかったんだ!」と言いたくなるような描写ばかり 天正地震では311を踏まえた経験からの民の救助を優先する迅速な対応、陰陽の力を活かしての化け狐退治、そして未来の知識を基にした南蛮型鉄甲船団。 どれも真琴でなければ実現できなかった事態ばかりであり、彼が居た事によりそれこそ歴史が変わったようなもの 織田信長を本能寺で救って以来、本作で描かれる日本の歴史は大きく変わり続けているのだけど、この巻はそれらの変化の集大成と言って良いような変化を見せているね これで日本国内の問題はほぼ片付いた感じになるのかな?だとしたら次は明国への出兵? でも、この作品のことだからしばらくは常陸での領地経営がメインになりそうな気が……
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