封印の昭和史 の商品レビュー
『#封印の昭和史 戦後日本に仕組まれた「歴史の罠」の終焉』 ほぼ日書評 Day785 保守の論客、渡部昇一と小室直樹両氏の対談という体裁だが、そこで語られる内容は実に現代日本史を網羅した内容となっている。 焦眉は、第4章。大東亜戦争前後の出来事を、教科書や年表でも「無視」さ...
『#封印の昭和史 戦後日本に仕組まれた「歴史の罠」の終焉』 ほぼ日書評 Day785 保守の論客、渡部昇一と小室直樹両氏の対談という体裁だが、そこで語られる内容は実に現代日本史を網羅した内容となっている。 焦眉は、第4章。大東亜戦争前後の出来事を、教科書や年表でも「無視」された事実に触れつつ、「失敗の本質」に迫る。名著の誉高い同書について評者は、戦術レベルの話が多いため余り評価していないのだが、特に小室氏の数々の指摘は、1レベル高いところからのものが多く、学びが多い。 特に、国際法に関する知見の重要さは、何度繰り返しても、過ぎることはないだろう。 あとがきでも触れられる通り、対談の最大の収穫は"いわゆる、南京大虐殺についての事実上の問題のみでなく、国際法上の問題をも小室さんに話してもらったことだと思う。また、満洲事変を「侵略戦争」と非難した国が当時一つもなかったこと、また「侵略」の定義についての問題も、是非多くの読者に知っていただきたい"には大きく首肯するものである。 https://amzn.to/4aHqRIG
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2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。 2021年12月29日作成
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