コロナショックと昭和おじさん社会 の商品レビュー
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昭和のエリートが陣頭指揮 平成にまでその形が引き継がれてしまった 否定しないこと≠肯定 ちゃんと現実を受け止めること 日本的経営 =人間中心、長期視野、専門スタッフが経営スタッフの下の関係 経団連 =同質集団 最低賃金で働く人が2007年からの10年で4倍に (実質最低賃...
昭和のエリートが陣頭指揮 平成にまでその形が引き継がれてしまった 否定しないこと≠肯定 ちゃんと現実を受け止めること 日本的経営 =人間中心、長期視野、専門スタッフが経営スタッフの下の関係 経団連 =同質集団 最低賃金で働く人が2007年からの10年で4倍に (実質最低賃金は20%アップ) 正社員前提の社会 平均所得金額以下の世帯 62% 「働く」ことは「生きている」という実感 「頼れる家族」がいない コミュニティ=会話 生産性? 人を豊かにするのは 無駄な会話、時間、空間 SOC=Sence Of Coherence 首尾一貫感覚 1.一貫性(自分が大切な人だと感じる) 2.負荷のバランス(必要なリソースにアクセス可能) 3.結果形成(周囲への影響) 他人力 HOPE・・・人を救うのは人 光を見出す存在になれる
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※このレビューにはネタバレを含みます
曰く「資本主義社会ではカネのある人ほど、様々なリソースの獲得が容易になり、”持てる者”は突発的な変化にも素早く対応できる」と。対応力は、”若さ”だけではない、と気づかされる。 「コロナ」によって、社会が一変した。①「リモートワーク」。通勤地獄という名の、ラッシュが緩和された。「働くこと、イコール、会社に出社すること」だったハズなのに。社員の評価は、業務成績・成果だけになってしまうのだろうか。そして、広い邸宅に住む人はいいが、日本の住宅環境からみれば、やはり社員に無理させているような気がする。 ②「働かないおじさん」。やっと、バレてしまったようです。IT化に遅れ、時代に遅れ、変化に遅れる中高年。未来の若者像。解決の道は遠い気がする。 ③「コスト削減」。ついに正社員そのものも”コスト”に陥ってしまった。そうですね。無人工場で、無人で生産・出荷・流通すれば、”お金”のなる木ですね、経営者にとって。その時、仕事の意味って?。先のない会社、日本に、そろそろ。 コロナ禍に、あらためて、”普通”だったものに”?”をつけてみるのは、よかったかも。
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『#コロナショックと昭和おじさん社会』 ほぼ日書評 Day498 この著者の本は初めて読んだが、典型的な「出羽の守(ではのかみ)」。タイトルからして、いわゆる「男性社会」を揶揄したつもりだろうが、今日においては逆差別・ハラスメントではなかろうか? 内容は、我が国の「問題」を...
『#コロナショックと昭和おじさん社会』 ほぼ日書評 Day498 この著者の本は初めて読んだが、典型的な「出羽の守(ではのかみ)」。タイトルからして、いわゆる「男性社会」を揶揄したつもりだろうが、今日においては逆差別・ハラスメントではなかろうか? 内容は、我が国の「問題」を語る際には、統計図表を交え理論的を装う一方で、こんな酷い例もあるという極端な話を検証不可能な形で例示、さらに某国ではこんな素晴らしい制度があるということを費用対効果分析を一切なしに記述して一件落着。 今回の総選挙の政見放送でも「ヨーロッパでは」皆定時に仕事を終えて長期休暇を取って等、移民問題をはじめとした社会の軋みを全無視した候補者がいたが…、この筋の手合いには騙されないようにしたいものだ。 上記ゆえ、リンクなし、友達限定で投稿。
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日本の格差問題の現状をデータと事例で語っていますが、読者受けする部分を切り取って報道するマスコミ記事のレベルで目新しいことが見受けられないところが残念でした。
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人や社会とのつながりや相互の思いやりが大事という最後の部分の主張はその通りと思うけれども、でも、それって当たり前のことではないの?と思う。 今の日本の社会課題、本書では、介護・雇用・貧困・格差等は、コロナの状況によって、より明快に炙り出されたけれども、コロナが原因ではなく、コロナ...
人や社会とのつながりや相互の思いやりが大事という最後の部分の主張はその通りと思うけれども、でも、それって当たり前のことではないの?と思う。 今の日本の社会課題、本書では、介護・雇用・貧困・格差等は、コロナの状況によって、より明快に炙り出されたけれども、コロナが原因ではなく、コロナ以前からの社会構造の問題であると言う主張も当たり前すぎる。 多くの人が当たり前と考えていること、どこかで既に聞いたことのあるようなことを繰り返しているに過ぎない気がする。薄っぺらさを感じた。
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戦後の日本が絶頂期を迎えたのは1980年代。株価も土地もうなぎのぼり、メイドインジャパンは優れた製品の代名詞となった。国民の給料は上がり続け、マイホームを持ち、世帯を持ち、老後も年金でエンジョイ。 今じゃ考えられない「昭和」という時代があった。その時代の日本を引っ張ったエリート...
戦後の日本が絶頂期を迎えたのは1980年代。株価も土地もうなぎのぼり、メイドインジャパンは優れた製品の代名詞となった。国民の給料は上がり続け、マイホームを持ち、世帯を持ち、老後も年金でエンジョイ。 今じゃ考えられない「昭和」という時代があった。その時代の日本を引っ張ったエリートは引き続き、平成の時代でも陣頭指揮を取り続けた。 しかし、昭和頭の彼らは変化する社会に適切な対応を取れていない。成長し続けることのない現代社会での様々な問題、非正規社員、ワーキングプア、介護、ハラスメントなどに真剣な目を向けることはない。 一例をあげれば、経団連は「終身雇用」が今の時代には合わないと否定した。が、「終身雇用」は定年まで雇用するから、その代わりに低い待遇で労働者に働いてほしいという企業側の都合によるものだ。多数が望んだのではなく、一部のエリートたちの理念である。それを臆面もなく否定する「昭和おじさん」たちを著者は批判する。 そして、令和にコロナショックが発生。この社会を揺るがす大問題にも、昭和おじさんたちの無責任さは発揮されるのか。それとも、社会経済の分岐点となるのか。
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昭和おじさん社会と言うのが何を指すのだろうか?よく分からない。本書に書かれている多くの問題点は事実なんだけど、その解決に向けて「人とのつながり、社会との関わり、生命の尊さ。それらの大切さに気づくことが、生きる力を高め幸福感をも高める。」というのは楽観的過ぎると思う。
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タイトルに惹かれて読んだけど、ちょっとイメージと違かったなぁ。 昭和時代を引きずったままだった日本経済の在り方の問題がコロナで浮き彫りになったという話。 緊急事態宣言が終わった途端オンラインや時差出勤をやめたり、印鑑社会から抜け出せなかったり、という昭和おじさんの話かと思ったら違...
タイトルに惹かれて読んだけど、ちょっとイメージと違かったなぁ。 昭和時代を引きずったままだった日本経済の在り方の問題がコロナで浮き彫りになったという話。 緊急事態宣言が終わった途端オンラインや時差出勤をやめたり、印鑑社会から抜け出せなかったり、という昭和おじさんの話かと思ったら違った。 引用が「○○」と専門用語や理論の羅列が多すぎて文章のつながりが悪く、サラッと読みにくい。
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