ここは の商品レビュー
絵と言葉の相互作用がとても気持ちよく味わい深い一冊。たくさん仕掛けのある絵なので(ウォーリーをさがせ的な)、お話だけでなく絵を見ながら遊べそう。とても気に入っただけに、子どもに読み聞かせるのはもう少し先に取っておくことにした。
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ゆったりとした雰囲気の絵で、何となく自分の存在を、いろいろな視点から考えてみるきっかけになりそうなので、良いと思う。
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幼い頃、宇宙の映像を見て途方もなくなったこと、歴史上の人物が全員この世にはいないことがたまらなく恐ろしかった。
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母からプレゼントでもらった一冊です。 言葉のテンポ感と視点の切り替わりが興味深いのか、娘(1歳半)が何度も読んでと持ってきます。文が短いので暫くサクサク読み進めていましたが、よく見ると冒頭の青い風船がいろんな場面で違った視点で現れていたり、部屋にあったおもちゃが宇宙に散らばっていたり、公園にいた男の子が雨が降ってくる場面でまた出てきたりと、絵に描かれている小さな物や人物達にも焦点を当てると新しい発見があります。 「まんなか」を多面的にとらえつつ、絵をじっくり眺め「これ、さっきも出てきたね」「この人は何をしているんだろうね」と想像を巡らせた会話を挟みながら、楽しく読み聞かせられました。
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詩人の最果タヒ、イラストレーターの100%オレンジの及川賢治さんによる絵本。 『ズーム』のようにだんだん視野が広がるのかと思いきや、視点は変わり、どちらかと言うと『わたし』のような、、自分がどこにいるのか、どんな状況なのかを感じる絵本。
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2歳2ヶ月。 美術館で衝動買い。言葉も絵もすばらしい。絵は別のページとのつながりも細かく書き込まれていて、大きくなっても楽しめそう。言葉は詩人らしく少しだけ位相がずれている(でも絵本という用途にかなりチューニングしてあって、ほとんど気づかない程度)のが心地よく、これを小さい人の感...
2歳2ヶ月。 美術館で衝動買い。言葉も絵もすばらしい。絵は別のページとのつながりも細かく書き込まれていて、大きくなっても楽しめそう。言葉は詩人らしく少しだけ位相がずれている(でも絵本という用途にかなりチューニングしてあって、ほとんど気づかない程度)のが心地よく、これを小さい人の感性にインプットできることが小気味よく嬉しい。膝に乗せて読み聞かせることで自分の愛をまっすぐに子供に伝えられるような、そのこと自体が大人の癒しにもなる系の本。
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「これはのみのぴこ」 谷川 俊太郎作(1979)を思い出しました。 今、自分がいるところが、どんどんと世界とつながっていく、 ワープするような感覚がある絵本です。
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ここは、〇〇。 世界がひろがったり、移り変わったりしていくのかな?と思ったら、ひざのうえ…町の真ん中…いすのうえ…空の下…と、いったりきたり。 私は、「ここで」本をひろげているだけなんだけど、ジャイロスコープでぐりんぐりんと回ってるみたいでした。 タヒさんの絵本、楽しかった!
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・ ここはおかあさんのひざのうえです。 まちのまんなかなでもあります。 だいちのうえでもあります。 ・ そうやって、拡がりを見せる脈絡が最果タヒさんなのだろうなと思った。 ごめんなさい、語れるほど知りません。 でも、うなりました。 ・ どこか遠いむかしの記憶が、いたく共感していま...
・ ここはおかあさんのひざのうえです。 まちのまんなかなでもあります。 だいちのうえでもあります。 ・ そうやって、拡がりを見せる脈絡が最果タヒさんなのだろうなと思った。 ごめんなさい、語れるほど知りません。 でも、うなりました。 ・ どこか遠いむかしの記憶が、いたく共感していました。なんでだろう。
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子どもでなくなれば、あの頃の感覚は遠く離れ、どこにあるかもわかりづらい。世界はひとつで、近くにいる誰かと同じ世界にいた、あの頃。描かれているのは、きっとあの頃のことです。
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